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深澤 サイド .




阿「ふっかーーっ!」




可愛い笑顔で走ってくるのは、

俺が大好きな阿部ちゃん。




深「ん!阿部ちゃーん!」




俺はずっと、阿部ちゃんのことが好きだ。

けど、それはまだ言えずにいる。

言ったら、この関係が崩れそうで怖い。




阿「ふっか、どうしたの?笑」

「俺の顔に、何か付いてる?」


深「ん〜〜?」

「大丈夫、付いてないよ?わら」


阿「それなら良かった、」




ずっと言えなかったけど、

ずっと阿部ちゃんが好きで、

実は佐久間とか目黒に嫉妬してる。




深「..阿部ちゃんって、

ホント佐久間とかと仲良いよねーー。」


阿「ん、そう?笑」

「みんなと仲良くしてるつもりだよ?」


深「へぇ、そうなんだ?わら」



こう言うけど、

阿部ちゃんが佐久間の事を

好きなのは、すぐ分かる。


明らかに佐久間に対しては、

甘いし、優しいし、より可愛い。



阿「佐久間ーっ、!」


佐「んにゃっ?阿部ちゃーんっ!」


阿「えへへ、」


佐「にゃ、阿部ちゃん服可愛い!」


阿「っ、ほんとっ、?」


佐「うんっ!すっごい似合ってるよ!」


阿「嬉しい、なっ、」




恋に恋する乙女みたいになる阿部ちゃん。

そんな阿部ちゃん、俺には見せてくれない。

佐久間にだけ、いつも佐久間だけ。




深「..なんで、俺には、」

「…俺には見せてくれないの、?」






ただのメンバーだから、ただの同期だから、

それだったらまだ分かるのに。

俺達はただの友達な関係じゃない。






阿「ぁ”♡たつやぁ”♡」


深「かわいーね、亮平♡」







そう、セフレだ。


ただのメンバーだったら、

まだ俺の気持ちも抑えれたのに、





2人で俺の家で飲んだ日、

俺は阿部ちゃんと体を重ねた。


俺の名前を呼ぶ阿部ちゃんが、

俺の瞳に映る阿部ちゃんは、

俺だけを目に映してる。




なのに、ベットから離れたら、

全部が佐久間になる。





深「阿部ちゃんってさ、」

「なんでそんな佐久間好きなの?わら」


阿「えっ、、」

「…なんで、だろ、」





顔を真っ赤にして俯く。

自分で聞いたくせに、聞いた事を後悔する。



俺だって、阿部ちゃんの事を好きな理由なんて、

言いきれない。だって、理由なんてない。

好きなんだから。


分かってるはずなのに。

分かってたはずなのに。






深「…最後にチャンス、ちょうだい、」





俺はこれで諦める。

最後だから許して欲しい。


俺は少し震える手で、

阿部ちゃんに電話をした。




深「…あべちゃん、」


阿「…んー?ふっか、どうしたのっ?」




甘くて優しい声。

俺の物にはならないのは、わかってる。




深「…今から、会えない、?」


阿「…ん、会える。」

「…家で、いいの、?」


深「うん、家来てほしい、」


阿「分かった、すぐ行くね…?」




電話を切って、服を着替える。

俺の最後のチャンス。

これ以上、阿部ちゃんを傷付けない為に。




ピンポーン 。




深「…はーいっ、!」


阿「…ふっか、来たよっ、」


深「いらっしゃい、入って?」


阿「うん、お邪魔します。」


深「…阿部ちゃん、映画観る?」


阿「映画?うん、観る!」


「何がいいかなー、

ふっかの家って色々あるよねっ!」



深「んは、あるよー?わら」

「懐かしいやつも、あるし…わら」


阿「時間あるし、

SnowManの歴史振り返っちゃいますか!笑」


深「あは、だね?わら」




阿部ちゃんは、

見たいのを選んで、ディスクを入れる。


阿部ちゃんが選んだのは、

2012年の"滝沢歌舞伎"




深「んは、めっちゃ懐くない?わら」


阿「やっぱ、振り返るなら最初からでしょ!笑」


深「あは、まぁね?わら」

「阿部ちゃん、ポップコーンいる?」


阿「いるーっ!」


深「今日は飲んじゃうか!」


阿「だねっ!」




しばらくした後、

阿部ちゃんは酔っ払って、寝ちゃった。



深「…んふ、かわい、」


優しく頬を撫でる。


深「…好きだよ、阿部ちゃん、」



可愛い阿部ちゃんを見ながら、俺は涙を流した。



阿「…んん、」


深「…阿部ちゃん、」


阿「…おはよ、ふっか、」


深「…おはよ、阿部ちゃん、」


阿「んん、俺どれくらい寝ちゃった、?」


深「あのさ、阿部ちゃん..」




俺は深く息を吸って、阿部ちゃんに伝えた。





深「もうやめよっか、セフレ。」


阿「…え、」

「…あぁ、うん、」


深「…俺、阿部ちゃんの事、」

「好きだったんだよね、」


阿「…え、?」


深「…過去形だよ?わら」

「今はもう、何にも、」




言葉を出そうにも上手く出せない。

涙で滲んで、阿部ちゃんの顔がぼやけて見える。




深「っ、ごめ、ごめんね…、」


阿「…ふっか、」


深「大丈夫、すぐ泣き止むから..、」

「ごめんね?俺らしくないよね、わら」


阿「…泣きたい時はいっぱい泣きな、?」




阿部ちゃんは、優しく俺の頭を撫でてくれる。

暖かい手が、より涙を出させる。




深「っ、あべ..ちゃん、」


阿「..ありがとう、嬉しいよ、」

「好きでいてくれたんだよね、すごい嬉しい、」


深「っ、」


阿「…けど、俺じゃ、

ふっかの事、幸せにできないよ、」


深「…、、」


阿「…ふっかには、もっといい人いるから、」


「..ね?ふっか、これ以上、

俺の事で苦しまなくていいんだよ..?」




その一言が、どれだけ俺の事を考えてくれてるのか、すぐ分かったから、俺はまた泣いた。

阿部ちゃんは、俺の事もこんなに考えてくれてる。だから阿部ちゃんは、すごく優しいし傷付きやすいんだ。




深「ありがとう、あべちゃん、」

「…これで忘れるから、最後に..」




俺は優しく口付けした。


これで俺の長年の片思いは幕を閉じた。

けれど、後悔なんてしてない。

阿部ちゃんとは、これからも仲良くできる。

これからも、阿部ちゃんのそばには居れる。




阿「…ふっか、」


深「阿部ちゃん、ありがとね?」

「…それと、頑張って!」


阿「っ、うんっ、!」






俺たちは、イケナイ関係から


大親友になった。





頑張ってね、阿部ちゃん。


俺は、阿部ちゃんと佐久間の恋を

ずっと応援してるよ。

阿部ちゃんと佐久間の大親友だから。






_____________________ .




画像



ふ っ か さ ん は 、好 き な 人 の 恋 を 応 援 す る と 思 う ん で す よ ね 、 優 男 ふ っ か だ か ら 、 書 き な が ら 、 「 ふ っ か さ ん 、 イ ケ メ ン か よ 、 」っ て な っ て ま し た 。 笑

や っ ぱ 、 あ べ ふ か さ ん す き だ わ 、




… 。

す の ま と め 。

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