科学王国での生活にも少しずつ慣れてきた玲央。しかし、ある日、とんでもない勝負を持ちかけられることに。
龍水:「フフン、俺のリズム感に勝てると思うか?」
玲央:「は? 何言ってんだ、オレの得意分野だろ。」
ゲン:「おぉ~、リズム感対決!? 面白そうじゃない?」
千空:「……いや、何の意味があるんだよ。」
きっかけは、船の上でリズムに乗りながら作業する龍水の癖だった。
玲央も負けじとステップを踏み、即興のリズムバトルが始まる。
🎶 タップ! ステップ! スクラッチ!
🎶 バン! バン! スウィング!
銀狼:「な、なんだこのノリ!? おれにはついていけねぇ!」
金狼:「くだらん……が、意外と白熱しているな。」
スイカ:「スイカもやってみたい~!」
結局、どっちが勝ったのか分からないまま、その場は笑いで包まれた。
でも、玲央はふと思った。
ーーリズムを活かして、科学に貢献できることはないか?
科学王国の拠点のそば、広い川のほとり。
ここで玲央は水上戦の特訓をすることに。
クロム:「お前、戦闘もリズムに乗るんだよな? 水の上でもできんのか?」
玲央:「面白ぇな、試してみるか。」
相手をするのはゲン。
彼は玲央の動きを読み、フェイントを多用して翻弄しようとする。
ゲン:「心理戦なら負けないよぉ?」
玲央:「言ってろよ、”ノってきたねぇ!”」
玲央は、足場の悪い水の上でもリズムを取ることでバランスを崩さない。
さらに、ゲンのフェイントに合わせてリズムを変化させ、逆に翻弄する。
ゲン:「ちょ、待って!? 玲央ちゃん、揺さぶりが上手すぎるぅ!」
龍水:「フフン、これは面白いな!」
千空:「ほう、水の動きを利用することで、体術に変化を加えるか。」
最終的に玲央がゲンを追い詰め、勝利!
だが、その後、二人とも川に落ちてびしょ濡れになったのだった……。
玲央:「ハハッ、これも”ノリ”ってやつだな!」
ゲン:「うぅ~、玲央ちゃん強すぎるぅ……!」
クロム:「お前、もうすっかりここの一員だな!」
スイカ:「玲央ちゃんのリズムで、みんな楽しくなるのです!」
千空:「科学王国に、新しい”音”が加わったってわけだ。」
玲央は仲間たちの笑顔を見て、心の中で思う。
ーーこのリズムで、もっと仲間を助けていきたい。
ーーそして、”音”で未来を創るんだ。
玲央:「よし、次はどんな”ノリ”でいくか……楽しみだな!」
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