Episode7 黄蘭と彩映
コツ、コツ、コツ…
賑やかな団地を通り過ぎ、
辺りは静かになるにつれ、足音も響くようになった。
(私、何やってんだろ。)
(…バレてない、よね。)
泣きたい、なんて気持ちアイツにバレたらー…
ポツ、
「…あれ、」
「雨、?」
(傘、持ってきてたっけ。)
「…あ、ないや、」
どうしよう…、
家までは遠い、
どっか雨宿り出来る場所____ッ
「…あれ、姉ちゃん傘持ってねーの?」
背中から知らない声。
…落ち着いていて、どこか光を感じるような、優しい声。
周りとは、なにかが違う…、そう感じるような。
「…黒瀬紫苑、?」
隣は______?
「俺は黒瀬黄蘭、
まあ、紫苑の兄よ」
「…きら、?」
「そ、黄蘭」
「んで、姉ちゃん傘ないんでしょ?」
「え、あ、まぁ……」
『俺、予備で傘1本あるから兄貴の持ってけ』
「…迷惑かかるから、大丈夫。」
「なに、姉ちゃん」
「そんなこと気にしないで持ってけって」
「……」
「…それじゃ、お言葉に甘えて
傘、借りてくから。」
「…その、」
「……あり、がと」
(…本当に、良かったのかな、)
(あれ、この傘に付いてるのって…)
黄蘭の傘に付いてるキーホルダー、
それは、どこかで見た事があるキーホルダーだった、
いつも見てくださる方、今回初めて見る方、
こんにちは、SnowDropです。
テラーリレーで、3ヶ月毎日投稿当たったので、
今日から3ヶ月間毎日投稿をしていきます。
正直続く気がしません…、
でもやらないと罰ゲームが待っているので
頑張ります。
そして、ですね。
私、7月の3,4日に期末テストがあるので
その辺りまでは、1つのお話が短くなるか
雑談になると思います……、
まあ、これが言いたかっただけです(
えー、今回閲覧ありがとうございました。
皆様のいいね、コメント、観覧数など、
いつも励みになっております!
では、またお会いしましょう、
SnowDropでした!
コメント
13件
期末テスト頑張ってね! 少なくとも60か70取れば良いから…