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トラウマがあった。臆病になって根暗になってネガティブになった。頑張っていた部活もやめた。たくさんの人に残念がられた。だったら助けてくれと思った。でもまぁ無理があるよな。誰も信用していない。友達は一応いる。何故か慕われる性格なのだ。でもみんな嫌いだ。なんにも分からないくせに、。
私は病んでいるのかもしれない。腕や足を切ったことこそないが、憂鬱で朝は頭痛がして夜は泣きたくなってちょっとしたことでグラグラする。でももっと苦しんでいる人もいるのだと思うと、軽々しく、病んでいるなんて、助けてなんて、言ってはいけないような気がしているのだ。優等生だった。以前まで。今は劣等生だ。心臓に重い鎖が絡まっているような感じ。なにもたのしくない
高校2年生になった。1年生の間は塞ぎ込んでいて、24時間をこなすので精一杯だった。部活をを辞めたのも1年生のときだ。
同じクラスに可愛い人を見つけた。男の子だけど私より少し背が低い気がする。部活のリュックを背負っている。男バスのだ。部活、続けていれば同じ体育館で同じスポーツをできたんだと思うと、ちょっと後悔した。
目で追うようになった。校外学習があって偶然班が同じになって少しだけ話した。誰にでもいつでも優しい優等生ってわけじゃない。仲良くなれば笑ってくれて、優しくしてくれる。恩着せがましくなくて、飾らない、質素だけど芯を持っている感じだ。
この人になら、わたしのこころぜんぶ、打ち明けられる……気がした。