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そうだよと答えると、ベリアンは焦って
失礼なことをお聞きしてすみません…っ!
とこちらに謝ってきた、でも執事に間違われる
僕の方にも責任はあるのかな…、、
〚 クライアン、僕の格好はそんなに分かりにくいかな… 〛
あははと苦笑いをすると、そんな事はありません!と
ベリアンは少ししどろもどろになりながら
理由を教えてくれた
『 …主様は所謂中性的な顔立ちの方で、
髪も短く、声もほんの少し…低かったので 』
執事たるものが間違えるだなんて…と
ベリアンは自分なりに反省をしているようだった
…これに関しては殆ど自分のせいだなと
確信し、ベリアンに別に反省しなくていいと
慰めて自分も少しは女の子らしく努力するかと
決めた、でもその後ベリアンは何か考えたあと
ハッと気付いたようにこちらを見た
『 …主様は…女性なんですよね? 』
先程の質問を繰り返すように聞いてくるベリアン
なんだ?もう忘れてしまったのか?
吃驚しすぎるのもほどほどにして欲しいけど…
〚 そうだよクライアン 〛
そう言うとベリアンはホッと安心した顔をして
『 じゃあもう私達は…、、
我慢しなくて良いってことですね? 』