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mkの思っている事?が分かる
2話目を書きました!
⚠️「ごめんなさい。」をみたら
胸糞じゃなくなってしまう可能性があります
またまた記憶系ですすみません
「ごめんなさい。」
mk angle
俺は
心配性で愛が重くて。
“自己中” ”自意識過剰”
そう言われながら育ってきた。
俺とこさめちゃんは恋人だけど
俺が嫌だ.心配.
ってだけで家から出ないように
するのはやっぱり自己中だから。
こさめちゃんはそれでも良いって
言ってくれたけど
本当はもっと自由に居たいよね。
こさめちゃんは優しいから
結構前…5年前くらい前
まだこさめちゃんと会ってない時
最近起きた事.数分前に言われた事が
思い出せないんだ
忘れん坊は幼い頃からだったし
悪化したのかな。なんて思ってた
でも日が経つにつれ悪化した
さすがの俺でもおかしい
と思い病院に行った
診断結果は
“若年性健忘症”
一般的には20〜40代に発症するらしい
でも俺は18歳で発症した。
こさめちゃんはグループに入った時に
一目惚れした
どうせ忘れるんだったら後悔しても
変わらない
そう思ってこさめちゃんに気持ちを伝えた
こさめちゃんと付き合った後も
当然誰にも言えるはずがなく言わなかった
若年性健忘症は5~15年が寿命らしい
俺の場合。
長くて5年と4ヶ月
今は症状が悪化して昔より集中力などが
低下し.性格が少し荒くなった気がする
5年くらい経った今。
こさめちゃんや皆から早く離れないと
もし”要らない”なんて言われたら。
言われるより先に離れよう
そう強く思うようになった
こさめちゃんのこと縛っておいて
離れたいなんてほんと自己中で
こさめちゃんと.みんなと 一緒に居ていい
資格なんてきっと 無いんだよ。
ちっぽけな理由で別れようとしたら
お互いに未練が残る気がして。
だったら徹底的に嫌われて.
別れたのは俺が悪いってお互いに思えば.
こさめちゃんもそれだったら俺の事なんか
すぐ忘れちゃうよね …?
それから俺は頻繁に夜をあける事にした。
って言っても最初は初めての景色が怖くて
ぴかぴかな街の裏道にある
友達のカフェに寄ってた
でも。
それは浮気やらの証拠を作るには難しくて
こさめちゃんにわざと外に出ないでと
きつく言って出掛けることを伝えた
外に出ろと振っているってわかる分には
今日だけは行かなくてはならない
行って.嫌われるんだ
そうは思っていたものの俺には
そういうのがよく分からなくて。
内緒だけど友達のお財布からお店と
店員さんっぽい人の名刺を
取ってきた
あとでちゃんと謝るつもり。
…着いた。
入るの.抵抗あるな
やっぱりお店に入ったら店員さんに
謝って協力してもらおう。
お店で案内された席に着いて
名刺の人を指名して説明して。
今頼むものの他に何も頼まないからと
無理を言って先払いにして貰った。
暫くしてこさめちゃんがきた。
一緒に席にいる人にも改めて説明して
あの人がこっちに来たら
なんか凄い常連さんみたいに
接してくれませんか?とも頼んだ
こさめちゃんが席に来た時に
想像以上の反応をしていた。
怒りってよりも悲しいって顔
心配って顔。
ごめんなさい
そんな顔させて。
付き合った時点でそんな顔は
させないなんて事当たり前なのにね。
ずっと暗い顔をしたこさめちゃんと
1度家に戻った。
家に帰ったら当たり前に質問攻めだった
でも俺にとってそれは好都合で
“こさめなんて所詮身体目的”
なんてそんなはずも無い事を言われて
肯定してしまった。
それでも大嫌いなんて聞ける程
整っているわけでもなくて
咄嗟にこさめちゃんの口を塞いでしまった
でももう嫌われなくちゃいけない。
やってしまった事はもう
無かった事には出来ないのだから。
咄嗟に思い付いた最低な言葉を
ずらずら並べた
大事にできなくてごめんなさい。
不器用でごめん。
今のこさめちゃんは可愛いって言ったけど。
ずっと。
出会った時からずっと一目惚れで
声も仕草も可愛いって思ってる。
でも今の俺に汚されてるこさめちゃんは
残酷で。
俺がやってる筈なのに胸がきゅうきゅう
痛む。
こさめちゃんの方が痛いよね。
ごめんね。
嘘ついてごめんなさい。
朝。
昨日した酷い事を忘れてこさめちゃんに
いつもの態度を取ってしまった
酷い事をして挙句の果て忘れるとか
自分でも有り得んなって思う
ごめんなさい。
こさめちゃんに声を掛けられて
何時もよりもびっくりするくらい
早く思い出せた。
こさめちゃんはこの家を出てく事を
伝えに来たみたい。
よく泊まりに来るから荷物があるけど
ゆうて多くない。
もしこんな形じゃなかったら
そう思うと何故か後悔をして
俺が決めた事なのに情けないな。
気がついたらこさめちゃんを引き留めていた
引き留めてしまう程後悔してるのなら。
そう思ってしまって
こさめちゃんに今まで言えなかったことを
伝えてしまった。
嫌われたいのになにをしているのだろうか
そんな事だけを頭の隅に置きながら
黈「こさめちゃん。好きやよ」
黈「昔も今もこの先も」
言ってしまった。
でもこれで最後
やってしまった事とこさめちゃんの
気持ちは変わらないだろう
瑞「身体だけじゃ無かったん?」
そう言われて
当たり前すぎて自分に呆れる。
後悔しないようにとこの選択を
選んだのに結局後悔して。
本当に何がしたいんだろうっ
“本当…記憶ごと消えて くれればいいのに。”
こさめちゃんは最後にそう言って
家を出た。
黈「ごめんなさいっ。」
黈「ごめんなさいごめんなさいッ(ポロ」
俺以外誰も居ない玄関で何回謝っただろうか
涙も出なくなった頃
黈「こさめちゃんの記憶には残ってしまう
けどあと少しで消えるからっ 」
最後にらんらんが家に居るかを確認した
活動について話そうと思ったんだ。
確認がとれた為家に向かう。
チャイムを鳴らすと
いつも通り¿接してくれるらんらん
桃「…落ち着いたらでいいし
話さなくても居るだけでいいならそれで
いいからね?」
俺に気を使ってくれているらんらん
最低な俺が気を遣わせて貰って
良いのだろうか
らんらんの家に来て暫く。
ぁれ…?
何をしに来たんだっけ
呼ばれたんだっけ
桃「…みこと.ᐣ」
俺の前から声が掛けられた。
…だ.れ
ここ.どこ .ᐣ
黈「…だ.れッですか.ᐣ」
桃「…は.ᐣ」
黈「知ってる人っ…じゃないッですよね.ᐣ」
黈「ぉれっかえりますッ」
パニックになりながらも立ち上がった
けれど。
上手く歩く事が出来なかった。
するとさっきまで座ってた人が
立ち上がり焦って俺の所へ来た。
桃「っみことッ」
黈「っぁれ.ᐣおかしいなッ(苦笑」
桃「っ1回座ろ?」
そう促されるまま座った
あれからだれかいっぱいいえにきた
だれだろう
さんにん.ᐣよにん
桃「っそうみことがッ」
茈「ッそれ大丈夫…じゃないよなっ」
翠「…びょういん.(呟」
翠「っ病院に連絡した.ᐣ.ᐟ」
桃「したっ」
赫「…みことッ聞こえる….ᐣ
だれか.分かる.ᐣ」
みんなが喋っている声は届かなかった
だんだんねむくなってくる
ごめんなさい…
だれにむけて.ᐣ
わすれたの..ᐣ
黈「…ご.ぇ…なさ.ぃ」
その言葉を最後にみことは命を落とした
こさめは後から来た。
あんな別れ方をした後に
桃¦みこ、みんな緊急俺の家
なんて来てもすぐ行く気になれなかった
後から送られた住所に行くと病院だった
皆から話を聞いて驚いた
みことの最後の言葉は「ごめんなさい。」
だったって
こさめは後悔した
してもしきれなかった
気づかなくてごめんね。
いやごめんなさい。
結局俺も君も後悔して。
ごめんね
𝑻𝑯𝑬 𝑬𝑵𝑫____
ほんとのおわり!