こんにちはこんばんは!ゆかげです( . .)”
リクエスト募集の方で書こうと思ったらチャット形式なの忘れてました( ‘ᢦ’ )(ノベルで書きたい人)
さてさて記念すべき(?)彰冬リクエスト集最初の小説はアキさんリクエストのヤンデレ彰冬です!✨️💕
まさか尊敬してる方からリクエスト来るとは思わなかったのでビビり散らかしました。
前置きが長くなりましたすみません。それではヤンデレ彰冬スタートです👋
(彰人side)
___昼休み
「それで凛先輩が…」
「……へ〜…」
最近の冬弥はずっと、図書委員の先輩の話ばかりしている。
名前は横山凛。3年生の先輩だ。最近図書委員の当番のメンバーが変わり、話しかけられたので少し話をしてみたら、見事に意気投合したらしい。
「……彰人?」
「あ…わり、ちょっと考え事してたわ。」
「そうか…ならいいんだが。」
「あ!いたいたー!青柳く〜ん!ちょっと今いい?」
「…!!先輩!」
噂をすれば、その先輩がオレたちの元へやって来た。先輩に呼ばれた冬弥はまるで吸い込まれるかのように先輩の元へかけて行く。オレの方なんか見向きもせずに。
「…チッ」
冬弥が先輩に呼ばれて数分、昼休みも残りわずかとなってきた。そろそろ戻って授業の準備をしなければいけない。
「おい冬弥、戻んぞ。」
「っあぁ、すまない。もうそんな時間か。…では先輩、ありがとうございました。」
「こっちこそ急にごめんね〜!また後でね!」
オレは先輩がいなくなったことを確認し、冬弥に質問した。
「なぁ、先輩となんの話してたんだ?」
「あぁ…実は、今度の休み、先輩と2人で出かけることになったんだ。」
「……は、」
「くじの景品で映画の試写会のチケットが当たったらしくてな。その映画は好きな小説の実写化作品で、前から気になっていたからちょうどいいと思ってな。」
「は、?あいつと、2人で出かける…?」
「ああ、そうだが…?あと、凛先輩だ。あいつではない。」
「………ふざけんな。」
「え、?」
「…オレとお前、恋人だよな?なのになんで、あいつとお前2人で出かけんだ?おかしいだろ、普通。」
「っ、それは、先輩に誘われたから…」
「うるせぇ、言い訳すんじゃねえよ。あいつのこと好きなんだろ?オレより、オレなんかよりも、あいつのことが好きなんだろ?なぁ?!!」
「っ〜!ち、がっ…!」
「うるせぇ、もういい。お前のことなんて気にしねぇよ。勝手に行けよ、」
「っ……ぅ、あ…」
そしてオレは、冬弥を置いて教室へと戻った。
(冬弥side)
彰人を、怒らせてしまった。
最近あまり機嫌が良くないことは気づいていたが…それは俺が先輩とばかり話しているせいだったのか…
どうしよう、このままだと彰人に嫌われてしまう。嫌だ、嫌われるのは嫌だ…
「あ、青柳くん?」
「っ、!」
「さっきから顔色悪いけど…大丈夫…?次、移動教室だけど…」
「あ…すまない、すぐに行く。」
「うん…体調悪いなら、無理しない方がいいと思うけど…」
「ああ、大丈夫だ。」
…草薙に心配されてしまった。それぐらい俺の顔色が悪くなっていたんだな…
「っ…彰人……」
___放課後
「あ…」
教室から出ると、タイミング良く、というわけではないが、彰人が誰かと話しているところだった。相手は…クラスの女子だろうか。俺は咄嗟にドアの裏に隠れる。…盗み聞きは良くないが…仕方ないな。
「それでね…」
「へー、そうなんだ………あは、それ面白いね。」
「っ、…」
彰人は人気者だから、誰かと話していることなんてしょっちゅうあった。でも、何故だろうか、すごく、胸が苦しい。……嫉妬、か…
「…あっ、もうこんな時間…!私、友達と約束があるんだった…!じゃあ、また明日も話そうねっ!彰人くん!」
「っ〜〜…!」
「うん、またね。」
「…………っ、」
胸が苦しい。嫌だ。取られる。あの人に、彰人を、取られる…嫌だ、嫌、嫌…
「冬弥、いんだろ。」
「っ、!?」
「チラチラ鞄が見えてんだよ。オレが気づいてないとでも?」
「ぁ…す、すまないっ…」
「あ、おい…逃げんなよ。」
「っ、……」
彰人は、逃げようとした俺の腕をがっしりと掴んでいる。
「ぅ、あ…ごめ、ごめんなさい、彰人。」
「ぁ?なんで謝んの?」
「…苦しかった。…彰人が、さっき女子と話してて、胸が、苦しくて…っでも、それは俺も、同じだって思って…だから、ごめんなさい…」
「…冬弥、大丈夫だ。オレも言いすぎてごめんな?」
彰人は優しくオレに言って、わしゃわしゃと頭を撫でてくれた。
「お前は悪くねぇよ。」
「ぅ…彰人…」
___数日後 昼休み
「おーい!青柳くん!」
「あ……せん、ぱい…」
「今日の放課後って空いてる?ほら、この前行けなくなった映画の試写会、良かったら感想伝えたいなって!」
「あ……その、…すみません、放課後は予定があるので…」
「あーそっか〜!ごめんね〜急に押しかけて!じゃ、また委員会の時に!」
「は、はい…」
「冬弥。」
「彰人…どうかしたか?」
「さっき、先輩と何話してたんだ?」
「っ、えっと、この前断った映画の試写会の感想を伝えたいと言われて…それを断ったんだ。」
「ふーん、そっか。」
___さらに数日後
登校すると、やけに教室が騒がしかった。
ホームルームが始まり、担任の先生の発言で何故騒がしかったのかがわかった。
3年生の生徒…凛先輩が行方不明になったらしい。現在警察が捜索中だそうだ。
「そんな…凛先輩が……」
___昼休み
「なぁ、今日うち来れるか?」
「彰人のお宅か?また随分と急な話だな。」
「あー、小テストの点が…な?」
「あぁ…そういうことか。それにしても珍しいな。彰人から勉強の誘いとは。」
「まあ…補習とかで練習の時間潰したくないしな。」
「そういうことか…確かに大事な事だ。」
「だろ?んじゃ放課後にな。」
「ああ、放課後に。」
はい、すみません書くの楽しくなっちゃってとんでもなく長くなりそうなので一旦切りますね
続きはたぶん数日後には出せると思います、お楽しみに!
コメント
14件
遅れました! ヤンデレ彰冬最高です!!💞
めっちゃ最高でした👍