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7.旅行

僕はどこにでもいるぼっち高校生。

今日は彼女(君)に旅行に誘おうと思っている。

君は忘れてしまうけど覚えている間でいいから一緒に綺麗な景色を見たり美味しいご飯を食べたい…そう思った。

学校につき話しかける。

「おはよう。」

すると

「おはよう!ちょっと話があるんだけどいいかな…?」

そう言われたので

「屋上に行って話そう。僕も話がある。」

チャイムが鳴るまで時間があるので屋上に行っても大丈夫だろう。

屋上についたがしばらく沈黙が続く。

……………

「あ、あの。」

先に口を開いたのは君だった。

「私の秘密を教えたのってあなたですよね?」

彼女(君)に聞かれたので

「はい。そうです。」

と答えた。

「嫌いにならないでくれてありがとう…そう言えば話って…?」

と聞かれたので

「あ、あの…旅行に行きませんか??」

流石に断られると思ったが

「私なんかでいいの…?明日になったら忘れちゃうんだよ?」

と言われたので

「確かに君は忘れてしまう…だけど君が覚えている間でいいから楽しい思い出を作りたいと思ったんだ。」

と僕は言った。

彼女は悩んでいる。俺は嬉しかった、俺と旅行に行くのを悩んでくれている…それだけで十分だと心の中で断られる準備をした。

「いいよ。」

僕はびっくりして

「え…!いいの??」

と大きな声で喜んだ。

「うん。明日でもいいかな…」

(もちろん)

「いいよ!今日は昼までだし、帰ってすぐに準備する!LIN〇交換しよう!」

そう言ってLIN〇を交換してから教室に戻った。


昼になり僕は急いで家に帰った。

「ただいま!明日あの子(君)と旅行に行く!」

そう言って部屋に入って旅行の準備を始めた。

「なんでそんな急にー?どこに行くの?」

とお母さんに言われたので

「今日決める!」

と声高々に言った。

僕は明日が楽しみで仕方なかった。女の子と初めて旅行に行く。

一応ゴムを買ってくるか…?

いや、やめておこう…

旅行の準備ができ、彼女(君)に電話をかける。

プルプルプル…プルプルプル。

「あ、もしもし?〇〇(僕)だよ!明日の準備できたよー!」

と言うと

「私も今できたところ!あと、泊まる所17:00に予約しといたよ!勝手にごめんね?」

(いやマジで優しい子だな)

「大丈夫!ありがとうね。予約の時間まで美味しいご飯食べたり綺麗な景色みたい!」

僕がこう言うと彼女

「分かった、じゃあ何食べるとか今決めよっか!」…


気がつくと夜の9時を過ぎていた。

「もうこんな時間!今日は早く寝ないとね!」

ふと僕は思った。

(明日になったら話したこと忘れるんだよね?)

「あ、あのさ、明日になったら今日の事忘れちゃうんだよね…?大丈夫?」

と聞くと

「大丈夫!ちゃんとメモしてあるから!」

と彼女(君)は答えた。

なら大丈夫か、と思い

「じゃ!また明日!駅の前で会おうね。」

と言って電話を切った。

今日は早めに寝ようと思いいつもより1時間も早く布団に入った。

明日が楽しみだ…



君と僕だけの世界で

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