主 「じゃあ本編にいきますよ。」
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今頃敦達は…‥…
敦 「君…もしかして…!」
僕はあの子供‥少年に言った。
?? 「おや…もしかして‥童(わらわ)にぶつかった‥男性…‥」
少年は僕の事を思い出して言った。
鏡花 「…‥敦,あの子知ってるの。」
鏡花ちゃんは僕に聞いた。
敦 「うん。太宰さんを探している途中にぶつかった少年だよ。」
僕が説明をすると
鏡花 「敦。怪我してない。」
鏡花ちゃんが少し殺気を感じた。
敦 「大丈夫だよ。」
鏡花ちゃんは安心した表情をした。
鏡花 「そう。」
すると
?? 「お主ら,名前は…」
少年は僕らに問いかけた。
敦 「あぁ。知らなかったよね。僕の名前は中島敦って云うんだ。宜しく。」
鏡花 「私の名は鏡花。」
賢治 「僕の名前は宮沢賢治です。宜しくお願いします。」
谷崎 「僕の名前は谷崎潤一郎です。宜しくネ。」
乱歩 「僕の名前は江戸川乱歩。名探偵さ!」
皆,自己紹介をした。
?? 「そう…」
賢治 「貴方のお名前は何ですか?」
賢治君が少年に聞いた。
?? 「童の名前…」
悠 「童の名前は,桜田悠という。宜しく…‥」
少年…悠君が名前を言った。
乱歩 「ねぇ~君。何で此処に居るの。」
乱歩さんが悠君に聞いた。
悠 「童は…‥」
乱歩 「ん~言いずらいのか。じゃあ,君何年前から此処に居るの。」
乱歩さんがそう言うと
悠 「…7年前」
悠君が答える。
谷崎 「7年前って…どうやって生活してるの?」
谷崎さんが悠君に聞いた。
悠 「普通に木の実を食べたり,川の水を飲んで生活してる。」
谷崎 「へ…へー。」
谷崎さんは少し驚いた表情をした。すると
賢治 「あの~此処には,バケモノが居るらしいので出た方が良いですよ。」
賢治君が言うと
悠 「そのバケモノは実は,童じゃ。」
乱歩さん以外 「えっ…!」
乱歩さんは推理で驚かなかったけど,僕らは驚いた。
敦 「それは…どういう…‥事?」
僕が聞くと悠君は
悠 「簡単な事じゃ。童が異能力者という事だ。」
鏡花 「貴方…異能力者なの?」
鏡花ちゃんは驚いたけど悠君に聞いた。
悠 「そう。異能力者だ。そして,異能は「獣事変」だ。生物や獣に変身する事ができる。」
悠君は自分の異能を教えてくれた。
悠 「お主らの異能は何だ。」
悠君は僕らに聞いた。
敦 「あぁそうだね。僕の異能は『月下獣』 虎に変身する事が出来る。でも,完全に虎化はできない。制御不能だから。」
鏡花 「私の異能は『夜叉白雪』 携帯電話で夜叉を操る。」
賢治 「僕の異能は『雨ニモ負ケズ』です。 すごい怪力が出せます。ただし,空腹の時にしか出せません。」
谷崎 「僕の異能は『細雪』 背景を上書きし,スクリーン場にする事が出来る。」
乱歩 「僕の異能は『超推理』 瞬時で謎を解決する事が出来る。」
僕らは全員異能を言うと悠君は
悠 「お主らは一体何者だ。」
悠君は僕らに問いかけた。
敦 「あぁ僕らは…
全員 「武装探偵社です/だ。」
悠君は少し動揺した。そして,少し時間が経って冷静になった。
悠 「その探偵社は,童をどうする。軍警にでも連行するのか。」
乱歩 「まぁそういう事だね。」
悠君は問いかけて,乱歩さんが答えた。
悠 「そう…」
悠君は少し暗い表情になった。
悠 「あぁそうだ。軍警に連行される前にお主らに話がある。」
敦 (悠君は僕らに何の話があるんだろう)
僕は思った。
敦 「話って何?」
僕が聞くと悠君は
悠 「確かに童はバケモノの正体だ。でも,人など殺してはいない。」
全員 「えっ…」
悠君の以外な言葉に僕らは驚いた。
谷崎 「ら‥乱歩さん。悠君が言っている事って…本当何ですか。」
乱歩 「あぁ本当だよ。さすがに僕も少しは驚いたよ。」
谷崎さんが乱歩さんに聞いて乱歩さんは答えた。
敦 (あの乱歩さんさえ驚くとは…悠君は一体何者だ?)
僕がそう思うと,後ろから
謎の男 「あぁ居た居た。こんな所に居たのか。餓鬼。」
悠 「お主居たのか。何時から此処に。」
謎の男 「何時からって,ずっと居たがな。お前を探す為にな。」
男と悠君は知り合い?みたいに何か話している。そうすると賢治君が
賢治 「あの~ちょっと良いですか。」
と,男に話し掛けた。
謎の男 「あぁ何だよ。」
賢治 「何のお話をしているんですか。」
賢治君は男に質問をした。
謎の男 「お前には関係ないんだよ。」
賢治 「へぇ~そう何ですか。でも,僕も悠さんとお話をしたいんです。良いですか。」
賢治君は男に対して呑気に話した。その言葉に男は少し怖い表情をした。
謎の男 「餓鬼は黙ってろ!おい,糸縄(イトナ)!この餓鬼を黙らせろ!」
男が言うと,男の後ろから女性が居た。女性の見た目はクールで大人しそうに見えたが
糸縄 「何だ。忍,妾にあの餓鬼を”黙らせろ”だと。あんなに弱そうな餓鬼を!」
忍 「あぁそうだ。はやくしろ。」
糸縄 「はいはい。はやくしますよ。」
女性…糸縄と男…忍が話していた。
賢治 「一体僕を何する気なんですか。」
賢治君が言うと糸縄は
糸縄 「あんたを黙らせる。」
そう言うと糸縄から謎の糸が出た。
糸縄 「異能力 『蜘蛛の糸』 操り人形(ドール) 」
敦 「あの人!異能力者か!」
賢治 「あれ?体が動かない。」
賢治君の周りに糸が出て,賢治君の動きを止めた。
糸縄 「妾の異能は『蜘蛛の糸』 糸を操る異能。」
乱歩 (あいつは異能力者か。糞,寄りによって糸を操る異能か…どうすれば良いんだ)
乱歩 「敦!腕を虎化して賢治に纏わりついている糸を切るんだ!」
僕は乱歩さんの言うとおりにして,賢治君に纏わりついている糸を虎化して切った。
糸縄 「何っ!異能力者だと!」
賢治 「ありがとうございます。敦さん。」
敦 「大丈夫だった。」
賢治 「はい!」
僕は少しほっとした。
乱歩 「皆,攻撃態勢に入れ!」
皆 「はいっ!」
僕らは攻撃態勢に入った。
太宰達は今…‥
太宰 「そういえば,アルソーちゃん。君の異能は一体何なんだい?」
私はアルソーちゃんに問いかけた。
アルソー 「私の異能?私の異能は,『金の斧 銀の斧』 発動条件は,泉,湖,川,海で相手に落とされたり,自分自身で身を投げたりしたら発動する。意識は,失くなるけどランダムに人を問いかける。その問いに答えて正直に言えば願いが1つだけ叶う事が出来る。そして,嘘をついた人には,罰を与える。しかし,殺す可能性がある。」
アルソーちゃんは,自分の異能力を説明した。
太宰 「つまり,制御が出来ないって事かな。」
アルソー 「うん…‥でも,水を操る事は出来る。」
太宰 「そうなんだ。」
私が答えると,アルソーちゃんは
アルソー 「太宰達の異能は…」
アルソーちゃんが私達の異能は何と聞いた。
太宰 「言ってなかったね。私の異能は『人間失格』 異能を無効化する事が出来る。」
国木田 「俺の異能は『独歩吟客』だ。手帳の頁(ページ)を消費し,具現化する事が出来る。ただし,手帳より大きなものは,具現化は無理だ。」
与謝野 「妾の異能は『君死給勿』 治癒異能だ。ただし,瀕死の時の重傷しか治せない。」
ナオミ 「私は異能は,持ってないですわ。」
私達は異能力を教えた。
アルソー 「そう…」
国木田 「まだなのか,小娘。」
国木田君が言うとアルソーちゃんは
アルソー 「あと少しで着く。」
太宰 (あと少しかぁ~…敦君達,大丈夫かな)
私達はまた,アルソーちゃんの後に行った。
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主 「此処まで。じゃあまた会おう🎵」
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