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wrwrdにわかぁ
鬱先生.エーミールさん.コネシマさんの解釈不一致あるかもです
基地・昼/共用スペース
いつもと同じ時間
いつもと同じ光景
……の、はずだった
コネシマ)「…..なぁ」
㌧㌧と机を指で叩きながらコネシマが眉を寄せる
コネシマ)「最近さ…ゾム…」
鬱先生)「ん?」
コネシマ)「ちょっと変わってへん?」
鬱先生)「……あー……」
その視線の先
壁際やや距離を取った位置に――ゾム
……ただし
いつもと違う点がいくつもあった
«1人じゃない»
ゾムはロボロ.ショッピ.チーノの近くにいる
ぴったりではない
でも明らかに“同じ輪”にいる距離
ショッピ)「いやそれは流石に無理っすわ」
チーノ)「え、でも理論上はいけるっすよ?」
ロボロ)「どっちも間違ってるやろ」
ゾム)「……」
三人が話しているのをゾムは黙って聞いている
それだけ
――それだけなのに
エーミール)「…..今…ゾムさん…」
鬱先生)「会話に“残ってる”な」
コネシマ)「せやろ」
今までのゾムは
会話の外. 壁. 端. 影
“完全な別枠”だった
聞いていてもそこに「いる」感じがなかった
でも今は違う
ショッピ)「それはちゃうやろ〜」
チーノ)「いや合ってますって」
ロボロ)「ゾムはどう思う?」
ゾム)「……え……」
一瞬だけ間が空く
ゾム)「……俺は……」
全員の動きが止まる。
鬱先生)(聞くんか……)
ゾム)「……ショッピの方が……まだ……現実的……やけど…」
ショッピ)「え、マジっすか」
チーノ)「うわ」
ロボロ)「ほー」
ゾム「……でも……チーノの考えも……嫌いちゃう……」
ゾムはそれだけ言って黙る
――それだけ。
なのに
エーミール)「……喋った」
コネシマ)「しかも否定せえかったな」
鬱先生)「意見を言ってるな」
ゾムが 自分から“評価”を口にする。
それ自体が異常だった
㌧㌧とロボロが机を叩く
ロボロ)「まぁ、ええわ続きは後で」
ショッピ)「っすね」
チーノ)「ゾムさんこのお菓子食べますか〜?」
ゾム)「…ぇ、…..おん、頂くわ…」
チーノが渡す
「…ありがとう」ニコ
受け取る
一瞬だけ フードの影がずれて――
鬱先生)「……」
鬱先生は見た
ほんの一瞬の表情
警戒じゃない
苛立ちでもない
拒絶でもない
――ただ綺麗で安心してる顔
鬱先生「……」
(……ああ)
(これ本人は気づいてへんな)🚬
(…..ぇ、てかまってあの顔まーじ…?あの顔は…ぇ、まじかぁ…え?…愛人って言われても違和感ないで…ぇ?…)💦💦
最初はかっこつけたが内心少し焦った
コネシマ)「なぁ……」
エーミール)「うん……」
コネシマ)「ロボロとショッピとチーノと……」
エーミール)「明らかに会話してはりますね」
鬱先生)「“喋ってる”というより……」
「“一緒におる”やな」
コネシマ)「それや!」
今までのゾムは 命令. 報告. 必要最低限
それ以上はなかった
でも今は 雑談. 間. 沈黙を共有 している
ゾム)「……」
(……なんか……)
(……最近……)
ゾムはぼんやり考える
(……話しかけられること……増えたな……)
(…会話って…こんな楽しかったんやなぁ)
(ハハ笑、最近…なんやろなぁ…)
(…昔に戻ったみたいや…まだ楽しかった頃…みんなが生きてた頃…)
その時
ショッピ)「ゾムさん」
ゾム)「……?」
ショッピ)「後で、また飯行きません?」
ゾム)「……」
一瞬戸惑って
ゾム)「……予定……空いてたら……」
ショッピ)「ほぼOKっすねそれ」
チーノ)「じゃ決まりで」
ロボロ)「逃げ道塞いだな笑笑」
ゾム)「……ちょ……」
小さく抗議
――でも
拒否はしない
コネシマ)「……」
「なあ鬱」
鬱先生)「ん」
コネシマ)「ゾム……」
「戦場に立たへんとか“戦えへん”とか」
「そういう話ちゃう気してきたわ」
鬱先生)「……せやな」
「多分あいつ」
「今まで“ひとり”だっただけや」
ある日の基地・廊下
会議が終わり各自が散っていく
ゾムはいつも通り 少し遅れて
人の流れから半歩ずれた位置を歩いていた
コネシマ)「…今やな」
エーミール)「うん……今しかないと思います」
鬱先生)「……行くなら、俺からやな」
三人は目線を合わせる
目的は一つ
ゾムに直接話しかけること
鬱先生が一歩前に出る
鬱先生)「ゾム」
ゾム)「……っ」
ゾムはびくりと肩を跳ねさせて立ち止まる
ゾム)「……な、なに……?」
フードの影から覗く目は警戒と困惑。
鬱先生)「最近さ」
「ロボロらと、よう喋っとるやろ」
ゾム)「……」
ゾムの頭の中が一気に騒がしくなる
(……なんで……)
(……それ……)
(……見られてた……?)
ゾム)「……それが……何……?」
声が少し低くなる
エーミール)(あ、これ……)
コネシマ)(入り方ミスったな……)
鬱先生)「あッ、ぃ、いや、別に責めとるわけちゃうでっ」
「なんて言うか……」
言葉を選ぶ
鬱先生)「今まで、 無理してひとりおったんちゃうか思て」
ゾム)「……」
空気が固まる
ゾムの視線がゆっくりと下がる
ゾム)「……無理……?」
コネシマ)「せや」
「ほら、ゾムって」
「昔から、ひとりでおること多かったやろ」
エーミール)「だからさ」
「今、無理せず人とおれるようになったなら……」
「それはええことやと思うんよ」
――善意
――気遣い
――“理解したつもり”
でも
ゾム)「……」
ゾムは少しだけ黙った後
ゾム)「……俺……」
ゆっくり言葉を出す
ゾム)「……独りだったこと……あるけど……」
ゾム)「……1人だったこと…ない…で…」
三人が息を止める
ゾム「……」
「……無理してたわけでも……ない……」
「……ただ……」
言葉が詰まる
ゾム)「……距離の取り方が……分からんかっただけや……」
コネシマ)「……」
エーミール)「……」
鬱先生)「……」
(……あ)
(……俺ら前提からズレとった)
コネシマ)「でもな」
「正直言うと」
「俺らから見たら……」
「ゾムは“孤立してる”ように見えてた」
ゾム)「……」
ゾムの指がぎゅっと握られる
ゾムね「……それは……」
ゾムね「……見てる側の話やろ……」
声は小さいがはっきりしている
ゾム)「……俺は……」
「……選んで……そうしてただけ……」
エーミール(やばい…かもですね…)
鬱先生(踏み込みすぎたな……)
鬱先生)「……悪かった」
「俺らが勝手に物語作ってもうた」
ゾム)「……」
ゾムは首を横に振る
ゾム)「……ええ……」
「……でも……」
一歩後ろに下がる
ゾムね「……そういう話……」
「……あんまり……得意ちゃう……」
それだけ言って踵を返す
足早に廊下の奥へ
エーミール)「……失敗ですね」
コネシマ)「大失敗や」
鬱先生)「“助けてあげる側”の顔で行ったのがあかんかったな」
コネシマ)「せやな……」
「ゾムは」
「“救われる役”やない」
エーミール)「むしろ……」
「ずっと、自分の場所は自分で決めてた人ですね」
鬱先生)「……」
ゾム)「……」
廊下の角で立ち止まる
(……孤立……)
ハァハァ
(……独り……)
ゾム)「……」
小さく息を吐く
(……違う……)
ハァハァ
(……俺は……)
ハァハァ
(……ちゃんと……いた……)
ハァハァ
あいつの隣に 影の中に 言葉の外に…
ただ――
分かりやすくなかっただけ
最後までお読み下さりありがとうございます
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎…1000 🫰 お願いします🙏
4話までありませんでしたがやってみたいっ!と思ってしまい👉🏻👈🏻,,,少し欲を出してみました…..まじで1000以上いかなくても!!だしますので…もし、お時間あったらtapしてくれたら嬉しいです 🥰
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