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わた ビトスタオタク‼️
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「バックですか?」
「うん。そのまま壁に手ついててね」
「はい」
そのまま待っていると、俺の窄みに陽雅さんのものが入る。
なんだかいつもと違う気がする。
「動くよ」
耳元でそう囁かれた後、奥を突かれる。
「あぁっ」
(深い…!)
「あっ…んっ…」
「いつもとっ…違うでしょ?」
「あっ、違っ…んっ、違いますっ…」
「いつもより、気持ちい?」
「あっ、きもちいっ…ですっ…」
なんだか、不思議な感覚だ。
いつもは陽雅さんの顔が見えるのに、今日は見えない。
でも、後ろから陽雅さんの声がして、後ろから突かれて。
「ああっ、んっ、あっ…」
「恭也っ、声っ、響いてるねっ」
「あっ、んっ…恥ずっ、かしっ…」
「エッチだねっ、恭也」
耳が幸せだ。
でも、声が響くとか、エッチだとか、恥ずかしい事を言ってくる。
「ほらっ、恭也っ、自分の声、聞いてごらん?」
(そんなの無理だ…)
「いやっ…ですっ、恥ずっ、かしっ…」
《恭也、自分の声、聞いてみて?》
耳元でそう囁かれると、俺の声が鮮明に耳に入ってくる。
「あっ、やっ、やらっ…」
「ね? エッチでしょ? 恭也」
「やっ、はずっ、かしいっ…からっ、やめっ…」
「やめないよ? 恭也がイったら、やめてあげるっ」
「あっ、んっ、やっ…」
声を出す度に自分の声が響いて、恥ずかしくて仕方がない。
陽雅さんは時々フフッと笑いながら、奥を突き続ける。
(また余裕そうに…)
俺はこんなに感じてるのに。
でも、たまに陽雅さんの色っぽい声も聞こえてきて、なんだか嬉しい。
「恭也っ、またっ、一緒にっ、イこっか」
「んっ、一緒にっ…?」
俺はあの日の事を思い出す。
イキたいのにイけなかった、あの感覚。
「そうっ、一緒にっ…」
「やっ、あれっ、やですっ…」
「恭也っ、一緒にっ、イってっ、くれないのっ?」
少し甘えた声でそう言う陽雅さんに俺の心が揺れ動く。
「いやっ、そう言うっ、訳じゃっ…」
「じゃあ、一緒にっ、イってくれる?」
なんでそんな甘えた声出すんだ。
そんなの、反則だ。
だってこんなの、許しちゃうから。
「一緒にっ、イキっ、ますっ…」
俺の言葉を聞いて、陽雅さんがフフッと笑う。
「いい子だねっ、恭也」
「あっ、んっ…」
《俺がいいよって言うまで、イっちゃダメだよ?》
陽雅さんの声が、耳元で響く。
「ああっ、んっ、あっ…」
しばらく突かれていると、イキそうな感覚が出てくる。
「んっ…陽雅っ、さんっ、もうっ、イキそうっ…」
「俺もっ…もう少しっ、だからっ、待ってねっ…」
「んっ…あっ…」
やっぱり、この感覚は嫌だ。
イキたいのに、イけない。
「陽雅っ、さんっ、はやっ…くっ…」
「んっ…もう少しっ、我慢っ…してねっ…」
突かれる度に、陽雅さんの色っぽい声が増えていく。
「んっ…恭也っ、イって…いいよっ…」
「あぁっ…───っ!」
「んっ…───っ!」
陽雅さんのものが、俺の窄みから抜かれる。
「恭也、こっち向いて?」
その言葉で、俺は振り向く。
目が会った瞬間、俺の唇に陽雅さんの唇が触れる。
唇が離れると、俺の顔を見て、陽雅さんが呟く。
「好き」
心臓がドクンと跳ねる。
「えっ?」
俺が驚いていると、陽雅さんはハッとしたように俺から離れる。
「…なんでもない」
「でも…」
「ごめん恭也。俺、眠くなっちゃうから先にシャワー浴びるね」
陽雅さんはそう言ってシャワーを持ち、体を流し始める。
「陽雅さん、さっきなんて言いました?」
「別に何も言ってないよ」
陽雅さんは自分のものを泡で洗い、すすぐ。
「じゃあ、先あがるね」
陽雅さんはそう言い残して、お風呂場の扉を開ける。
「待って…」
引き止める間もなく、陽雅さんは脱衣場に出て、お風呂の扉を閉めた。
扉越しに影は見えるけど、わざわざ開ける勇気も出ない。
でも俺は確かに聞いた。
“好き”
ずっと耳に残るような声で、そう言った。
俺はその声が耳に残ったまま、体を洗い流した。
お風呂からあがり髪を乾かす。
リビングに出ると、ソファーで横に眠る陽雅さんが目に入る。
俺は陽雅さんの傍に行き、しゃがんで顔を見つめる。
ふと見えた髪は、まだ湿っていた。
(髪も乾かさないで…)
俺は脱衣場からタオルを持ってくると、陽雅さんの髪をそっとタオルで拭う。
しばらく続け、ある程度乾くと拭くのを辞める。
(これくらいが限界かな…)
俺は一緒に持って来ていたバスタオルを陽雅さんの体にかけると、陽雅さんの頭を撫でる。
「なんで好きなんて言ったんですか」
そう呟くけれど、陽雅さんから答えは返ってこない。
眠っているから、仕方ないのだけれど、起きている時に聞いてもきっと誤魔化されるだけだ。
「…俺、帰りますね」
そう言い残した後、俺は立ち上がり、家を出た。
_________
玄関の扉が閉まる音で目を開ける。
恭也が髪を拭いてくれている時から、本当は目が覚めていた。
“なんで好きなんて言ったんですか”
(なんでって…)
俺は本当に恭也の事が好きだからだよ。
なんて、言えないよ。
俺は起き上がり、ぼーっとする。
(髪、乾かさなきゃ)
恭也がかけてくれたバスタオルを持ったまま、俺は脱衣場へ向かった。
_________
月曜日、大学に登校すると、講義室に向かう。
講義室に入ると、恭也の隣に座る。
恭也からは、好意のオーラとその上に浮かぶ、疑問のオーラが出ていた。
「恭也、おはよ」
俺の呼びかけで恭也はこっちを見る。
「快。おはよう」
「何が疑問なの?」
「えっ。疑問ってなんの話?」
「陽雅さん。何か気になる事でもあったの?」
俺の質問に恭也は不思議そうに答える。
「陽雅さんに好きって言われた気がするの」
「え? マジ?」
「うん。気がするって言うか、絶対言った」
「やったじゃん。でもそれ、告白じゃなかったの?」
「うん。好きって言った後、すぐなんでもないって言われちゃって」
恭也のその言葉に、俺はイラッとする。
「なにそれ。無責任過ぎでしょ。好きって言っといてなんでもないとか」
「陽雅さんも色々あるから。しょうがないよ」
「色々ってこの前言ってた後悔とか何とかのやつ?」
「うん。もしだけどさ、陽雅さんが俺の事好きになってくれたなら、俺は陽雅さんと恋人になりたい」
「でもあの人、恋人作らないんでしょ?」
俺の言葉に恭也は苦い顔をする。
「まぁね。でも俺は、陽雅さんの事救ってあげたい。恋人を作ってもいいんだよって言ってあげたい」
「言えばいいじゃん。あの人の過去は知らないけど、恭也ならきっと救ってあげられると思うよ」
俺に声をかけてくれたあの日みたいに。
恭也なら大丈夫だって本気で思うんだ。
「ありがとう」
嬉しそうに微笑む恭也に俺も微笑み返した。
「うん」
全ての講義が終わると、写研の部屋へ向かう。
(俺も零斗さんとの事、何とかしないとな…)
コメント
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第26話読みました!お風呂のシーン、恭也くんの恥ずかしそうな反応と陽雅さんの余裕な雰囲気の対比がすごく良かったです。特に「好き」って言った後の慌てた様子とか、寝たふりしてるところにグッときました。恭也くんが「救ってあげたい」って言う気持ち、すごく分かります。2人の距離がどう変わっていくのか、続きが気になります!