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(………誰かきた、けど別にいいか…私は、もう死ぬんだから………… )
「どうしたの?そんなところで泣いて、何かつらいことでもあった?」
「…………」
私が黙っていると、話しかけてきた少女は何も言わずそっと抱きしめてくれた。
なぜか涙が溢れてくる。
温かくて、優しくて心にしみていく。
「ここは…」
「あ!起きたんだね、きみ、泣きつかれて寝ちゃったんだよ」
「すみません…すぐに出ていきますから。」
私がそう言うと少女は温かい目で言った。
「私は、きみの味方だから安心してほしいな。もしも帰る場所がないのなら、私と一緒に暮らさない?」
「ありがとうございます。でもそれはできないんです。私には、魂に呪いが刻まれていて、その呪いのせいで迷惑をかけてしまうから。」
私は、涙をこらえながら言った。
なのに少女は、私の話を聞いても驚くことはなかった。
「そうだったんだね…なら私がその呪いをといてあげる。約束する。だから安心して迷惑じゃないから。」
「………あ、ありがとうございます、これからよろしくお願いいたします。」
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どうでしたか?初心者なので変なところがあるかもしれませんが、許してください!
ここまで読んでくれたみなさんありがとうございました!
次回、第2話!いつ投稿するかわかりませんが読んでくれると嬉しいです。
では、バイバーい!