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#異世界転移
花月夜れん
2,559
設楽理沙
880
耀聖(ようせい)
269
耀聖(ようせい)
855
睦月くんの唇が鎖骨をなぞるようにゆっくりと滑っていく。
そこから滴るような熱がじわじわと身体の奥に染み渡る。
「あ、だめっ……は……あぁんッ」
厭らしい嬌声が鼻に抜けていく。身体の中はやたらと熱いのにまったく力が入らない。睦月君のされるがままだ。上半身を執拗に攻められた。絶え間なく悲鳴を上げた気がするけれど、熱に浮かされている感覚でよくわからない。やっぱり私は、美月のように攻められ、快楽の海に溺れる教師のようになってしまうんだ――
「先生……かわいい声、もっと聞かせてよ」
囁きながら睦月くんの指先が腰へと伸びた。そっと下着の端に指をかけられた瞬間、全身がびくりと震えた。
「恥ずかしいよ……」
消え入りそうな声でそう呟くと、睦月くんは優しく私の頬を撫で、まるで世界でいちばん大切なものを見るような慈しみを込めた瞳を見せ、微笑んだ。
「大丈夫。僕も一緒だから。恥ずかしいのは先生だけじゃないよ」
自分の手を取って彼の胸板の上においてくれた。ドクドクドクドクと激しく波打っている心音が聞こえる。睦月君も私と同じで、緊張して、ドキドキしてくれているのが伝わってくる。
「あ、あとっ……その、『先生』って……なんとかならないかな? わ、私……睦月君にちゃんと、名前で呼ばれたい」
先生じゃなく、一人の女性として佑里香って呼んでほしい。
私をあなたの手で”オンナ”にしてほしい。
弟と姉(せんせい)の垣根を、壊して。
「わかったよ、佑里香さん。その代わり、僕のことも睦月って呼び捨てにして。もうあなたの弟はこれきりで卒業したいんだ」
睦月君も同じように悩んでいたのね。
だったら私も勇気を持たなきゃ。
睦月、なんて呼び捨てにするのは恥ずかしいけれど…。
「睦月……」
彼の名前を呼んでみると睦月は嬉しそうに目を細め、私をまっすぐ見つめてくれた。
「佑里香さん……」
吸い込まれるようにキスを交わした。はじめは優しく、だんだん深く――
互いの下着に手をかけ、脱がせ合った。初めて睦月の雄槍に触れ、はちきれそうになっている膨らみに手を添えた。
睦月も私の茂みの奥を狙っている。口づけを交わしながら互いに刺激を与えあった。
「んんっ……はぁっ……」
気持ちを伝えあうよりも、本能をむき出しにした刺激を与えるためのキスはひどく官能的で、しかし唇から発するのは下品な音だった。じゅる、じゅる、べちょ、といった耳をふさぎたくなるようなひどい音だ。
先ほど散々弄られた胸先がきゅんとなって立ち上がる。反り立った先を睦月につままれると、舌を絡めているのに卑猥でくぐもった声が零れる。
「ふあっ……うんっ……あ、ぁ……ん――っ!」
ぐりぐりと茂みの奥を刺激され、濡れた花弁の先からとろとろと蜜が溢れてくる。
「すごい……いっぱい出てきたね」
時々唇を外し、厭らしい男の声で私の羞恥心を煽るように睦月が囁いてくる。それだけで背筋がぞくりとする。
コメント
1件
いやあ、もうドキドキが止まらんかったわ……!「先生」じゃなくて「佑里香さん」って呼び名変えるシーン、めちゃくちゃ良かった。お互いの関係を変えたいって気持ちがひしひし伝わってきて、こっちまで照れるわ。呼び捨てにしてほしいとか、一人の女として見てほしいとか、そういう感情の揺れ動きをちゃんと書いてるところが刺さる。続き、どうなるんだろうなあ…🔥