僕は今日からすとぷり学園へ通う
かなり偏差値が高くて入るのですら困難な高校だ
そんな高校に僕は入学することができた
自分で自分を誇りに思う
母も先生も僕が受験受かったことに大喜びしてくれた
受験に受かった日久しぶりに嬉しいっていう感情が湧いた
でも、先生からも母からも運動は禁止されてしまった
今は薬のおかげで安定しているけどいつ発作が起きると分からないからって…
これまでも発作は数え切れないくらいした
もう毎日が嫌になった…
生きることも、運動できないのも、友達と遊べないことも…
自分でも思うけど前に比べればだいぶ性格がグレたと思う…
高校では友達を作る気でいた
前見たいに友達とお話したり、遊んだり
でも、ふとした瞬間気づいた…
もし僕に友達ができて僕が死んだら友達を泣かせてしまうのではないか?
僕のせいで泣かせてしまうのではないか?大切な友達を?
そう考えたら怖くて友達を作る気も失せた…
もう一人で過ごそうと決めた
誰とも深く関わらず静かに消えようと…
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すとぷり学園の大きな門を潜ると視界にすごい存在感のある
桜の木が目に入った
満開に咲いた桜の花弁が風に乗って飛んでいく
今日から、僕は高校生….ここの高校には中学生時代の友達はいない…
少しキャラ変でもしてみようかな?
高校デビューってやつ?
嫌な性格の奴なら誰もしゃべることも無いだろうし…
グッと体に力を込めて一歩前に進む
女子軍団「きゃぁぁあぁ💕」
ころん『ビクッ…..?』
な、なんの悲鳴?いや、悲鳴って言うか….
ななもり「皆おはよう!新学期からも宜しくね!」ニコッ
女の子1「お、おはようございます!ななもりくん💕」
女の子2「ちょっと!抜け駆けしないでよ!」
女の子3「おはようございます!ななもりく~ん💕」
一人の男の周りに女の子たちがワイワイ集まっている
ころん(何あれ….人気者なのかな…?)
パチッ
ころん『..!』
ななもり「!」
やばッ、目ぇ合っちゃった💧
ななもり「新入生だよね?俺は今年からこのすとぷり学園の生徒会長になった”ななもり”だよ♪」
ななもり「宜しくね!」
ころん『…..』
ここで挨拶したら好感度良いんだろうけど…
嫌われるには無視してスルーだよね…
ころん(申し訳無いけど…)
ころん『フイッ….スタスタ』
ななもり「!?」
女子軍団「えちょっ!?」
ななもり「ちょっと待ってよ君!」ガッ
強く肩を抑えられる
ころん『ッてぇな…んだよ』ギロッ
自分でも驚くくらい低い声が出た
こんな声出たんだ…
ななもり「ビクッ」
案の定ななもり…?だっけ?
僕の予想外の声と性格にビクついている
ななもり「ッ…挨拶されたら返すのが常識でしょ?」
ころん『……で?』
ななもり「俺さっきおはよう!って言ったよね?
いくらなんでも無視は酷くない?」
ころん『…..わりぃけど、”俺”には常識なんて無いから..』
クルッ…スタスタ
沈黙が続くなか僕は一人校舎内に入って行った
ここまで!誤字あったらすみません(; ・`ω・´)
コメント
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フォロー失礼しますm(*_ _)m続き待ってます!頑張ってください(๑و•̀Δ•́)و