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早く慣れられたらいいな..
そんなことを考えていると、
ドタバタッドカッ
k「?!」
お風呂場から、すごい音がした。
ガチャ
そこに居たのは、タオル一枚を抱きしめて、
涙目になっているrtさんだった。
もちろん全裸で、少し恥ずかしくなってしまう。
r「kyくん..?」
k「すごい音が聞こえたんですけど..
大丈夫ですか?」
r「えへへ、転んだだけ!」ニコッ
k「どこ打ちました?」
r「頭..」
頭か..変なとこに当たってないといいけど
k「どの辺ですか?」
r「ここ!」
rtさんが指さす。
ナデナデ(撫でている訳では無いがこれしか効果音がなかった)
r「!?」
k「たんこぶは..できてないですね。」
r「あ、そっか!ありがと!」
k「はい。じゃあ着替えててくださいね」
r「え..?はッ!!」
これまで自分が裸だったことに気づいていなかったのか、顔を真っ赤にして、
r「ご、ごめんごめん!!もう大丈夫ッ!!///」
と、部屋を追い出された
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ガチャ
r「ふぅ..」
k「落ち着きました?」
r「うん..疲れた..」
k「お茶入れましたよ」
r「ありがとッ!!気が利くね!」
k「そんなことでもないんですけど..」
ゴクゴク
r/k「ふぅ〜..」
r「ky君、あの..さ」
k「なんですか?」
r「やっぱり、緊張してる..?」
k「..まぁ..」
r「そっか..」
その時、rtさんの声が、少しだけ声が震えていた気がする。
r「ちょっとだけ、自分語りしてもいいかな。」
k「はい。」
r「俺ね、子供育てたことが無いんだ。」
r「歳も重ねてるのに、まだ彼女さえもできたことなくて..」
k「..」
r「だからね、kyくんが生まれて、初めてお世話を任された時、すっごい楽しかったんだ。」
rtさんは、コップを握りしめて、続きを話す。
r「だから、自分にも子供が欲しいって思ったの。」
r「でも、モテることもなくて、女性と関わることもないからさ。それに..性行為だって、ちょっと怖いし。」
r「でもね、こうやってkyくんが大きくなって、大人になっていく姿を、ちょっとの間でも近くでみれて..」
r「だからね、俺ってすっごく..幸せものなんだなぁって..」
rtさんの目から、ポロポロと涙が溢れ出す。
k「叔父さん..」
r「だから、父親になれない俺に、ちょっとの間だけ、父親っていう役割を与えてくれないかな。」
k「うん、わかった」
r「!!」
k「俺..正直、ここに来るのも嫌だったし、めんどくさかった。けど、そんなに思ってくれてるならさ、敬語とか、叔父さんって呼ぶこととか、申し訳なくなってくるじゃん..!」
俺も、自然と涙が溢れ出した。
r「kyくん..」
k「じゃあ今日から..『お父さん』だね」
r「ッ..!抱きしめていい?」
k「うん、いいよ」
ギュッ
そのまま、3時まで2人で泣いていた。
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どーもー
3話更新です!
いいねくれた人ありがとう!!
もっと伸びろぉぉぉ!!