テラーノベル
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーiemmさん視点〜
!?
1人の人間が、
2つの宝石を宿すなんてありえない…。
〈mtw〉
「mtwの能力は規模がでかいんだ。」
〈mtw〉
「ダイヤモンドを宿すことでやっと使えるみたいなんだよね〜。」
その理論で行くなら
ダイヤモンドを宿すことで、
〈iemm〉
「魔力量が大幅に増えるみたいな…。」
〈mtw〉
「残念、少し違う。」
〈mtw〉
「自身の魔力の最大を出せるんだ。」
〈mtw〉
「人って魔力にストッパーをかけているみたいなんだよね。」
〈mtw〉
「そのストッパーをなくすのがダイヤモンドを宿す効果。」
だから俺も、mmさんも、ltさんも、
魔力がなくなって、すぐ寝たんだ。
額から血を流したのは…
ダイヤモンドが宿っていたから、??
〈mtw〉
「さて、テースさんよ、」
〈mtw〉
「mtwの能力とってみなよ。」
〈テース〉
「…。」
〈mtw〉
「あ、やっぱの取れない?」
〈mtw〉
「まぁそりゃそうだよねw」
〈mtw〉
「自然に連なる能力を取るなんて、
できるわけがないよね。」
〈テース〉
「ちょっと、引かせてもらおうかなぁ?」
そういってテースは後ろへ後ろへと下がっていく。
〈mtw〉
「できるもんならやってみな。」
mtwさんがそういうと、
テースはテレポートしようとする。
???
なぜかテレポートしようとするだけで、
テレポートしない。
いや、テレポートしてるんだ。
しているんだが
mtwさんにより、
ここから出られない。
mtwさんの能力って、
昼から夜になったから、もう確定か。
それにテースがテレポートしようとしても
発動されないことから、
時を司る、操る能力。
〈mtw〉
「ほら出られないよ。」
〈テース〉
「はは、まいったなぁ…」
テースはため息をつくように言う。
〈???〉
「今ここで、まいられると困るんだけど。」
突然誰かがテースの横にいた。
深くフードをかぶっていて、顔が見えない。
声を聞く限り女性か???
さっきまで気配なんてなかった。
なのに…
〈???〉
「テース貴方は、
王に気に入られているのよ。」
〈テース〉
「はいはい…。」
〈???〉
「さて、」
そういい、俺たちの方を向く。
〈???〉
「わたくしは_」
〈スグリ〉
「スグリ。よろしくお願いするわ。」
〈スグリ〉
「ちょっと、引かせてもらうわね。」
〈スグリ〉
「そこの金髪さんも、そろそろ限界じゃないかしら?」
そういい、スグリはmtwさんの方を向く。
〈mtw〉
「さーね。」
mtwさんは警戒心MAXだ。
〈スグリ〉
「わたくしはここから出たいの。お願いよ。」
そういった。
そういっただけなのに。
〈mtw〉
「もちろんです。スグリ様のためなら。」
そういってmtwさんは
〈iemm〉
「mtwさん…?」
〈mtw〉
「能力解除。」
という。
〈スグリ〉
「ありがとうね。それじゃあさようなら。」
スグリとテースはここから去ろうとする。
〈upprn〉
「おいまてッッ!!!」
〈lt〉
「mtwさんに何をしたッ!?」
ltさんがそういったタイミングで、
mtwさんは空から降りてきた。
ふわりふわりと、
ふらりふらりと、
〈mzr〉
「mtwさん…?」
〈srimr〉
「大丈夫…じゃあないですよね…?」
俺達はとっさにmtwさんに駆け寄る。
mtwさんは誰の問いかけにも答えないまま、
横に倒れようとする。
〈rk〉
「!?mtwさんッ!!!」
rkさんがmtwさんが倒れるギリギリで
能力を使い、mtwさんを引き寄せる。
〈rk〉
「…。大丈夫、眠っているだけだ。」
〈rir-〉
「よ、よかったぁ…。」
〈upprn〉〈lt〉
「さて、」
〈upprn〉〈lt〉
「早く問いに答えてくれない??」
そう2人は言い放ち、
スグリへと目を向ける。
〈スグリ〉
「だーかーら。
わたくしはここから出たいの。」
〈スグリ〉
「いいでしょう?」
〈lt〉〈upprn〉
「もちろんです。スグリ様のためなら。」
〈hn〉
「ltさんにupさんまで…!」
〈スグリ〉
「またすぐに会うと思うけど、
それじゃあね。 」
そういいながらスグリとテースは、
天界から去った。
すると、
〈upprn〉
「あれ、俺、何して…」
〈lt〉
「!?あの不審者二人組は!?」
そういい、2人は顔をキョロキョロさせる。
〈mmntmr〉
「…。お二人共、自分たちがなんて言ったか覚えてないんですか、?」
〈upprn〉
「はい?」
〈lt〉
「何のことだか、さっぱり…。」
〈iemm〉
「…とりあえず、ひと休みしませんか?」
〈mmntmr〉
「…そうですね。
水の国の城にでも行きますか。」
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俺達は水の国の城に行き、
ベッドにmtwさんを乗せた。
ぐっすり眠っている。
〈mmntmr〉
「一難去ったらまた一難、きりがありませんね、ほんと…。」
〈rir-〉
「私たちも休みましょうか…。」
そういい俺達は
それぞれのベッドに寝転がる。
みんなが疲れて寝て静まった頃。
1人の少女は夜の世界へと歩き出していた。
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???視点〜
なんで、もっと早く気づかなかったんだろ。
mtwさんのこと、
あんなに近くで喋ってたのに…。
よくよく考えれば
私は、私のことしか考えてなかったんだ。
mtwさんのことなんて、
なにも質問できていなかった。
〈hn〉
「ごめんなさいッ…」
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hnちゃん︙回想・始
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私はいつも比べられてた。
〈rk〉
「みてよ!かーさん!
テスト百点とれたんだ!」
〈母〉
「あら!すごいわね!
今度お祝いしなくっちゃ!」
お母さんはrk兄を撫でる。
〈hn〉
「みてみて!私、95点だったんだ!
クラスで2位だよ!!!」
〈母〉
「2位で喜んじゃだめよ。1位取らないと意味はないわ。」
そう言い放ち、去っていく。
え、私は褒めてくれないの?
私も頑張ったんだよ?
rk兄だけ…。
でも、rk兄は嫌いじゃない。
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〈rk〉
「hn!これやるよ!」
これは…
〈hn〉
「くまのぬいぐるみ?」
〈rk〉
「あぁ!お小遣い貯めて買ったんだ!」
〈hn〉
「ありがと!!だいじにするね!」
私のことを大切に思ってくれていると感じるから。
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〈父〉
「なんでhnはできないんだ?」
〈父〉
「お兄ちゃんを見習え!」
…。
rk兄と同じことなんてできないよ…。
私は私だよ…。
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〈hn〉
「うぅ…泣」
私はいつも部屋の隅で泣いていた。
最近お母さんとお父さんは喧嘩する。
一度止めようとしたことがあるけど、、
その時は殴られた。
だんだん青くなっていく傷が私のトラウマ。
怖い。
怖いから隠れるしかない。
泣くしかない。
そんな日々を送っていた時、
そう、突然のことだった。
〈rk〉
「…hn声を出すなよ。」
〈hn〉
「…わ、分かった…。」
私は口をつぐむ。
〈母〉
「もういいわッッ!!!」
〈父〉
「もううんざりだッッ!!!!」
!?
私の目に映ったのはナイフを持った母に、
椅子を持ち上げている父。
喧嘩の域を超えている…。
〈rk〉
「…!hnッ!ここからでるぞ!」
〈hn〉
「…え、どうやって、?」
〈rk〉
「…俺が能力を使ってhnを外に出すから、走って逃げろ!!!」
〈hn〉
「…rk兄は!?」
〈rk〉
「…大丈夫。すぐに追いつくよ。」
そういいrk兄は能力を使い
窓を開け、
私を外に飛ばした。
〈rk〉
「hn走れッッ!!!!!」
そう言われ走る。
走って、走って、
逃げ続ける。
rk兄がくれたぬいぐるみを持って、
rk兄が来てくれると信じて。
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それから、何日経ったのかな。
私は街の路地に隠れるようにいた。
お腹が空いたら漁って、
寒さをしのぐために段ボールを使いながら。
〈???〉
「あれ?君、ここで何してるの?」
〈???〉
「大丈夫?」
そう声をかけられた。
〈hn〉
「だ、誰…?」
〈???〉
「もう、大丈夫よ!」
〈???〉
「_____!」
そこからはあまり覚えていないが、
その人について行ったことは覚えている。
それから
その人に感謝を伝え、
…rk兄はどこにいるのか
会いたい。
その一心で私は旅に出た。
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hnちゃん︙回想・終
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あぁ、もう 、
思い出したくなんてなかったのにな。
そんな事を考えていると、
〈???〉
「ふふ、こんな夜に何をしているの?」
目の前に人がいる。
〈hn〉
「…。」
私は一瞬で理解した。
この人は敵で強い。
私は、この人にかなわないことが。
さて、
〈hn〉
「どうしようかな…!」
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次の話は『騎士』
コメント
3件
やべえ、かっけえよ、なんか最近の話かっこよすぎん???ってかすご!mtwさんの能力、偶然私が書いてる話と同じ能力だ!!どんな使い方するのか楽しみ...✨️