コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『あ、えと、、』
可愛いから笑ってしまったなんて言える訳もなく、もごもごしてしまう。
「…まあいいけど。」
そう言って蛍くんは次の授業の荷物を持って席を立つ。
「今日、部活あるの忘れてないよね。」
『あっ』(°Д°)
「はぁ」
…行ってしまった。
(そうじゃん。今日初の部活じゃん!助かったー、)
心の中で蛍くんに感謝しながら私も席を立ち教室へ移動した。
<キーンコーンカーンコーン>
<〜〜。それでは皆さんさようなら。>
やっと放課後だ。私は初部活にワクワクしながらリュックを背負う。
(あー…いない。)
蛍くんに一緒に行こうと誘おうとしたけど、もう行ってしまったようだ。
(ん?!んー?!?!)
ここどこだぁー!!!
体育館に向かいたかったのに、どこかの階段に私はいる。
(いや…いくら方向音痴でもこんなことあるか!!)
『ウ…』( ・ὢ・ )
なんか暗いし、だんだん怖くなってきて、半泣きになる。
「え!だいじょぶ!?」
『あ、、日向だぁ!』
「なんで泣いてんの!?」
『いや、泣いてないけどさ。ちょっと迷っちゃって、』
「なんだ!俺も迷ってるとこだ!」
えぇ…あんたもかい!まったく日向は…
『とりあえず急ごう。』
私と日向はちょっと迷いながらもなんとか体育館に着くことに成功した。
(あれ…誰かいる?一応早めに着いたはずなんだけど、)
体育館には黒髪で背の高い人がいた。
『ん?どしたの日向』
日向がやけにうろたえている。
「〜〜〜」
「〜〜〜!」
(なんか日向と誰かが言い合い始めたんだけど…。なんか黒髪の人、こっち見てきて気まずいし、一旦外に出ておこう。)
外に立っていると、通りかかった先生に声をかけられる。
(なんか急いでる?)
「君、1年生だよね?今急ぎで手伝って欲しいことがあるんだけどー、、」
(お手伝いはしたいけど、今は部活があるし、断ろう。)
『いy「ありがとう!!」
なんかほぼ無理やりお手伝いに参加することになってしまった…。
(とりあえず、一瞬で終わらせよう。)
(ひぃー!意外と時間がかかってしまった。)
私はダッシュで体育館に向かう。
ん?なんか知らない人が増えてる!
<続く>