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短い
ふわっちが匂いフェチの話
Rなし
『明那〜』
抱きつくと鼻にフワッと明那の匂いが覆いかぶさる
「んー俺今から収録だしもう行くんだけどー」
『いってらっしゃーい』
少し名残惜しいけど見送る
「行ってきまーす!」
扉を閉めてしばらく待つ
行ったのを確認してから明那のクローゼットから服を取り出す
『スゥーーーーー』
服の山に顔を埋めて明那の匂いを堪能する
明那独特の匂いが好きだから香水は付けない約束してるし、帰ってきたら必ず部屋着に着替えて外の匂いを部屋に入れないようにする
俺めっちゃキモイかもやけどこれが俺なりの愛
「ただいまぁー」
疲れきった顔で帰ってくる明那の頭を撫でる
その時気づいた
鼻にかかる濃い香水の匂い
これ嗅いだことない匂い
『明那〜今日の収録って誰がおった?』
「えー?生徒会のみんなでしょー?葛葉君にもあったしー愛園さんとも話したなーあとは委員長とか」
愛園さんとは香水の話で盛り上がったけどこの系統の香水は付けない
委員長はそもそも香水は誰かにかかるほど付けない
ンゴちゃんはそもそも香水を付けない
これはなんの匂いだ?
『明那風呂入ろ』
「え?いいけど?」
そう言って服を全部脱がせて風呂に浸かる
「ふぃー」
『背中流しますよー?』
「ありがとぉー」
眠そうな明那の頭にシャンプーを泡立てて髪の毛の匂いを落とす。コンディショナーでいつもの明那の匂いに戻す。体をボディソープで纏い、水で流す。
絶対にこの匂いの主探し出す
その思いを込めて明那を洗う
ふわっち嫉妬してくれたかな?
わざと香水振りまいてみたけど成功かな?
ほらふわっちの目見てよ、笑ってるけど目の奥がメラメラ嫉妬で燃えてる
やっとこっち見てくれた♥
最近構ってくれないし、全然2人でゆっくりする時間もなかったもんね
でもこれで、これで、俺に意識が向いた
今ふわっちの目には俺しか写ってない
俺の服嗅いでるのも知ってるよ、でもそれだけ愛してくれて嬉しい
俺はその倍ぐらい愛してるけどね
どうせ
「絶対にこの匂いの主見つけ出す」
とか思ってるんだろーなー♥
これからも俺の事だけ見ててね♥♥♥
なーんて考えてるんやろうけど、
バレバレやで
最近構わんでよかったー、こんなに可愛いご褒美があるんやったら我慢して正解やなー
俺の手のひらの上で転がされてる明那可愛いなー
俺の事だけ考えといてな♥
end