安心したように微笑むクレイ牧師の両手には手錠がされていて、私達に会いに来たはずなのにまるで罪人のような扱いに青ざめる。
「ダージ、この人の手錠を外してくれ」
馬から降りたアッシュが言うと、ダージが部下に合図を出した。
手錠が外され、ほっとした表情を浮かべたクレイ牧師は一呼吸してから口を開いた。
「いやぁ助かりました。この大きな身体の男性に首根っこを掴まれて押さえつけられた時はどうなることかと」
聞くだけで乱暴だと分かる話に思わずダージを見ると、わざとらしく口笛を吹き、目を逸らされてしまった。
「どう見ても怪しいだろこんな奴。俺は城を守るっていう仕事をしたまでだ」
訪問者に対してこのように威圧的では問題だと思いつつ、ここまで彼を連れて来て、私達に“会っておい**************
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