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【登場人物紹介】
叶雪梅
本書の主人公。
親にいじめられていたため厄介祓いで人攫いへ売られ、そのままわけも分からず後宮へ来たところを中級妃となり、「儚妃」として後宮での生活を楽しみながら上へと上がってゆく。少し病弱。十八歳。
〇【皇族】
〇皇帝_煌苑册
この国の皇帝であり、紫の瞳に黒く長い髪など、美しく魅惑的な人物。外交や政治力など全てにおいてこの時代の頂点に立っていた。二十八歳。
〇皇太后_煌珠花
先帝の皇后(正妻)であり、皇帝の母。偉大なる権力を持っており、【女帝】とも呼ばれた。五十四歳。
〇【妃たち】
〇四夫人_正一品の妃で、皇帝の妃の中でも特に愛され、特に位が高い妃たち
貴妃_朧紅耀
妃の名の通り気品がある人物。
赤い瞳に三つ編みを編み込んでいる茶髪は、目を惹かれるものが多かった。
薇香宮に住んでおり、象徴色は赤と黄色。十八歳。
淑妃_泉蝶蘭
その名の通り丁寧で所作が美しい皇帝とよく似た紫色の瞳を持つ人物。皇帝とは歳が少し離れた従兄弟。皇帝の通いが一番多く、『本当の貴妃』と称された。
枯蝶宮に住んでおり、象徴色は黒と紫。三十歳。
徳妃_寿桜鈴
優しくどこまでも純粋な妃。
幼い年齢ではあるが、大人びた骨格と顔立ちをしており薄桃色の瞳に特殊な目化粧に目を惹かれた。植物や動物が大好きであり、宮にはよく花が植えられてあったと言う。
甘桜宮に住んでいる。象徴色は桃色と白。十五歳。
賢妃_杏静霞
賢くどこまでも冷静で大人びた妃。
学ぶのが大好きで、妃としての仕事も彼女は大変楽しそうに学んでいた。よく街に会った大図書館に通っていたと言われる。帝にも政治的決定の場に連れていかれるなど、頭脳と教養は確か。
遠霞宮に住んでおり、象徴色は青と緑。二十二歳。
〇【中級妃】
麗妃_ 美しい妃、という意味の通り黄色の細められた瞳に黒く艶やかな髪、香がたいてある衣など容姿は完璧だが、傲慢で嫉妬深く、恐れられている妃のひとり。二十歳。
〇【下級妃】
蓮美人_ 信心深い妃。
高美人_嫉妬深い妃。麗妃のとりまき。
奏美人_楽器演奏が得意な妃。
徠才人_傲慢な妃。麗妃のとりまき。
藤才人_薬の調合ができる妃。
星才人_占星術と舞踏が得意な妃。
〇【宦官】
罪を犯したり、または冤罪などによって大切なものを失った元男性。
文官長_慈雲
暖かくほのぼのとした宦官。
武官長_霊甲
活力があり、剣術に秀でた宦官。
医官長_伯林
真面目だがとても誠実な宦官。