赤side
俺が、、悪いんだ、、。
桃「赤のせいで黄が!」
青「赤、料理不味すぎww」
紫「人としてどうかと思う、、w」
橙「ふざけんな!」
黄「…(無視)」
俺が、もっと黄くんのことを見ていれば
もっと料理の腕を磨けば、、
人間としての常識を、もっと、もーっと学べば、、よかったのかなぁ。。
そうすれば、愛されていたのかな?
俺が、そんなことにも気が付かなかったから
愛されなかったんだよね?
俺が、、
悪いんだよね?
あれ、急に視界がぼやけて、、っ
記憶が脳内によみがえる
ー赤が5歳の時ー
赤「今日は、誕生日だぁぁ」
黄「そうですね!」
赤「うれしーね」
黄「はい。」
当時の俺は、初めての誕生日パーティーに、
胸を高鳴らせていた。
でも、、
俺に、神様は微笑んでくれなかった、。
現実は、、甘くなかったんだ、
桃「黄が好きなチーズケーキ買っといたぞ」
青「黄くん。誕生日おめでとう、はい、ぬいぐるみ」
黄「(人´∀`)アリガトー♪」
赤「…」
俺に、プレゼントはないんだ、、
俺、チーズ、苦手なのに、、
覚えてもいてくれないんだ、、。
もう何も考えられなくなって
自分の部屋、、たった一つの味方に駆け込んだ。
誕生日おめでとう。
なんて言葉は一度も言われることはなく、
俺の、5歳の誕生日は
幕を閉じた。
赤side
赤「ん、、、」
気が付くと、屋上に座り込んでいた。
赤「寝てたんだ、、」
赤「久々に寝れたと思ったらこんな夢かよw」
何とも言えないこの感情から抜け出すために
薄く笑いを張り付けた
今何時だろう、、?
7:30、、、か、
心配、、してくれるかな?
意味もない期待を抱きながらゆっくりと立ち上がった。
プルルル プルル プルルル
着信音、、
桃から、、なんだろう?
赤「もしもし」
怯えながら声を出す俺に対し、
桃「おい!今どこだよ‼」
もしもしも言わず怒鳴ってくる兄。
うるさいなぁ、、
どこでもいいじゃん、
桃「黄がいなくなったんだっ。」
は?俺に関係ないじゃん、
そんなことを思う俺に少々の軽蔑。
期待したって、変えようとしたって、未来は残酷で、
俺って、何がしたいんだろう?
小首をかしげる俺の視界に、
黄色い頭が映った。
コメント
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好きです!続き楽しみに待ってまーす♡