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赤嫌われ 完結済み

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赤嫌われ 完結済み

6 - 第6話 俺は、何がしたいんだろう

♥

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2022年10月19日

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赤side



俺が、、悪いんだ、、。






桃「赤のせいで黄が!」









青「赤、料理不味すぎww」









紫「人としてどうかと思う、、w」










橙「ふざけんな!」









黄「…(無視)」











俺が、もっと黄くんのことを見ていれば


もっと料理の腕を磨けば、、


人間としての常識を、もっと、もーっと学べば、、よかったのかなぁ。。


そうすれば、愛されていたのかな?


俺が、そんなことにも気が付かなかったから


愛されなかったんだよね?


俺が、、


悪いんだよね?





あれ、急に視界がぼやけて、、っ


記憶が脳内によみがえる



ー赤が5歳の時ー


赤「今日は、誕生日だぁぁ」


黄「そうですね!」


赤「うれしーね」


黄「はい。」


当時の俺は、初めての誕生日パーティーに、


胸を高鳴らせていた。




でも、、



俺に、神様は微笑んでくれなかった、。


現実は、、甘くなかったんだ、


桃「黄が好きなチーズケーキ買っといたぞ」


青「黄くん。誕生日おめでとう、はい、ぬいぐるみ」


黄「(人´∀`)アリガトー♪」


赤「…」


俺に、プレゼントはないんだ、、


俺、チーズ、苦手なのに、、


覚えてもいてくれないんだ、、。


もう何も考えられなくなって


自分の部屋、、たった一つの味方に駆け込んだ。




誕生日おめでとう。





なんて言葉は一度も言われることはなく、


俺の、5歳の誕生日は


幕を閉じた。



赤side


赤「ん、、、」


気が付くと、屋上に座り込んでいた。


赤「寝てたんだ、、」


赤「久々に寝れたと思ったらこんな夢かよw」


何とも言えないこの感情から抜け出すために


薄く笑いを張り付けた


今何時だろう、、?


7:30、、、か、


心配、、してくれるかな?


意味もない期待を抱きながらゆっくりと立ち上がった。




プルルル プルル プルルル




着信音、、


桃から、、なんだろう?


赤「もしもし」


怯えながら声を出す俺に対し、


桃「おい!今どこだよ‼」


もしもしも言わず怒鳴ってくる兄。


うるさいなぁ、、


どこでもいいじゃん、


桃「黄がいなくなったんだっ。」



は?俺に関係ないじゃん、



そんなことを思う俺に少々の軽蔑。




期待したって、変えようとしたって、未来は残酷で、



俺って、何がしたいんだろう?



小首をかしげる俺の視界に、



黄色い頭が映った。

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好きです!続き楽しみに待ってまーす♡

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