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『グル島で…』
ぷー太郎「さて、どのように
変化させようかな。」・プラマを見て
言った
「ポワン。ドサッ。」・レイアが
宙に現れ、そのまま落下した
レイア「いてて…。」・両ヒザをついて
、両手をブラブラさせた
ぷー太郎「レイアさん(驚)!?」・
振り向いて、少し離れたところに
居るレイアを見た
レイア「えへへ。来ちゃった(照)。
」・ぷー太郎を見て言った
ぷー太郎「もう。ここは、激戦地に
なるからって…。」・レイアに近寄った
レイア「ううん。あたしの判断。
あたしは、ぷー太郎くんと一緒に
居たい。」・自身の想いを伝えた
ぷー太郎「わかった。レイアさんは、
端の方で見てて。」・結界の方へ
歩き出した
レイア「うん。」・大きく、うなずいた
「ポワン。」・黒コゲのバイスが、
宙に現れた
「ドサッ。」・レイアは、バイスを
受けとめた
ぷー太郎「プラマ。ヨロイとカブトに
変形。」・歩きながら言った
プラマ「はい。」
「カシャン!カタカタ…、カチーン!」
語り手「ぷー太郎は、ぷー吉の耳を
したカブトと、胸に宝石(青色)が
埋め込まれたヨロイを装着した。」
これ↓
「タッタッタ…。」・レイアは、
黒コゲのバイスを抱いて、島の端へ
向かった
ぷー太郎「マイコさん。いつでも
イケるよ。」・結界の前で言った
マイコの声「では、ダリムを
解放します。」
「ジジ…。」・結界は消えた
「ドン…。」・巨大な足が1歩を
踏み出した
ダリム「グフゥ〜…。」・息を吐いた
ぷー太郎「・・・・・。」・ダリムを
見上げている
語り手「体長30メートルほどの
灰色の毛をした魔獣が現れた。」
こんな感じ↓
ぷー太郎の声「これがダリム…。」
ダリム「・・・・・。」・レイアの方を
見た
ぷー太郎「?」
ダリム「バイス…。お前では、兵器を
壊せなかったようだな…。」
ぷー太郎「!」・レイアの抱くバイスを
見た
バイス「・・・・・。」・黒コゲのまま
動かない
ダリム「まぁ、いい。そのチカラは
返してもらおう。」
「フオーン。」・バイスがレイアから
離れ、ダリムの方へ少し移動する
レイア「あっ…。」・思わず声を発した
「ヒュルン。」・バイスから、
黒く、よどんだ光が抜け出た
「ヒューン。ズズ…。」・光はダリムに
取り込まれた
「カサ…。」・黒コゲのバイスは、
チリとなって空へ消えた
レイア「バイちゃん…。」・悲しげな
表情で空を見ている
ダリム「さて…。」
「バコッ!」・ダリムは、ぷー太郎を
右前足で叩きつぶした
レイア「ぷー太郎くん!?」
語り手「レイアは、
島の土台である岩盤から、
一段さがったところに居るのだ。」
ぷー太郎「あぶなかった…。」・遠くの
方で、ダリムを見ている
「ポン。」
ぷー吉「ふあ。」・ぷー太郎の近くに
現れた
ぷー太郎「ぷー吉の幻術がなかったら、
つぶれてたな。」
レイア「ほっ…。」・ぷー太郎の姿を
見て安堵した
ダリム「こざかしい真似を…。」・眼を
真紅に染め、踏ん張る体勢をとった
バチバチ…。ゴ〜!!」・ダリムは
自らを炎に包んだ
ぷー太郎「!」
「ブオー…!!」・炎は渦を巻くように
拡散し、ぷー太郎たちをおそった
ぷー太郎「うっ…。」・エネルギーの
盾で、炎を防いだ
レイア「・・・・・。」・頭を
引っ込めた
ダリム「フゥ〜…。」・息を吐いた
ぷー太郎「今度は、こっちの番だ!」
「タン!」・ぷー太郎は、ぷー吉と
共に飛び上がった
ダリム「・・・・・。」・上空を見た
「キュウン。ピュピュピュ…!!」
語り手「ぷー太郎は、胸の辺りから
複数の光線を出し、ダリムを
攻撃した。」
ダリム「ガッ…!」・降りそそぐ光線に
当たった
ぷー太郎「よし。思い通りに動かせる。
」・宙に浮きながら言った
「ピキピキ…。」・ダリムの体が
凍り始めた
ぷー太郎「ん?」・ダリムを見た
「カチーン。」・ダリムの体が、氷で
おおわれた
ぷー太郎「とりあえず撃ってみよう。
」・光線を撃った
「ピュン!」・光線は、氷に弾かれた
ぷー太郎「ダメか…。」
「ニョキニョキ。」・ダリムの氷面から
ツララが生えた
マイコの声「攻撃が来ます!盾の
準備を!」
「サッ…。」・ぷー太郎は、
エネルギーの盾を出して、かまえた
「ズバババッ!!」・ツララが
全方位に向けて飛び出した
「ガッ!ガッ!」・ぷー太郎は、盾で
ツララを防いだ
マイコの声「再び来ます!」
「ニョキニョキ。ズババッ!!」
ぷー太郎「くっ…!これじゃ、こっちの
攻撃が…。」・ツララに耐えている
ぷー吉「ぼくが防ぐから、その、
あいだに叩き込む。」・ぷー太郎の前に
来て言った
ぷー太郎「わかった。」
「シュポン。シュポン。」・ぷー吉は、
ツララを吸い込み始めた
ぷー太郎「やあ!」・光の玉をダリムの
頭上に飛ばした
「ポン。ガツン!」・光の玉は、巨大な
ハンマーとなり、ダリムを攻撃した
ダリム「ガッ…!」・氷は砕け、体が
露(あらわ)になる
ぷー太郎「今だ!」・ダリムの足元に
光の玉を飛ばした
「バシュッ!」・光るイバラがダリムを
突き刺した
ダリム「ッ…!」
「ピュピュピュ…!!」・ダリムに、
光線が降りそそぐ
ぷー太郎「このままイケるか。」・
両前足をダリムに向けている
「パラパラ…。」・雨が降ってきた
ぷー太郎「ん?雨?」・空を見た
マイコの声「ヤツ(ダリム)の周りで
上昇気流が発生しています。」
ぷー太郎「何をする気だ…。」・攻撃を
やめた
「ゴロゴロ…。」・雷鳴の中、島の
あちこちに水玉が、でき始めた
マイコの声「気をつけてください。」
ぷー太郎「あぁ。」・盾をかまえた
「ボォン!」・ぷー太郎の近くの水玉が
爆発した
ぷー太郎「まさか!」・周りの
水玉たちを見た
語り手「水玉は、水蒸気爆発を
起こした。」
「ボボン!!」・水玉たちが、次々と
爆発を始めた
レイア「きゃっ!?」・耳をおさえて、
体を丸めた
ぷー太郎「こんなの、防ぎようが…!
」・爆発の中で眼をつむっている
「ポムッ。」・ぷー吉は、ぷー太郎を
自身のクチに入れた
「ボボボボン!!!」・島全体の
水玉たちが連鎖爆発する
ダリム「ハァ…、ハァ…。」
「ポン。」・ぷー吉は、ぷー太郎を
外に出した
ぷー太郎「ふう…。ぷー吉が
居なかったら、やられてた。」
ダリム「・・・・・。」・クチを開けた
「ミチミチ…。」・ダリムのキズが
ふさがり始めた
マイコ「まずい!ヤツ(ダリム)が
回復体勢をとっています!」・大画面を
見ながら言った
ぷー太郎の声「止める方法は?」
マイコ「クチの中を攻撃してください!
胸の辺りに、再生を速める特殊な細胞が
あるはずです!」
ぷー太郎「クチの中か…。」・ダリムを
見た
マイコの声「それと、まわり…の…
えね…を…。」
ぷー太郎「マイコさん?」・イヤホンの
ある辺りを触った
「ガクッ。」・ぷー太郎の
装着したプラマが少し高度を下げた
ぷー太郎「わっ!?」
プラマ「警告!出力の低下を確認。
早急に叩くことをオススメします。」
ぷー吉「ダリムは、周りのエネルギーを
使って回復する。」・ぷー太郎に言った
『いっぽう、エル島の酒場では…』
酒場の女将「あれ?火が点かない…。
」・ガスコンロのツマミを回した
男の声「ねぇ、ちょっと!」
酒場の女将「はーい!」・店の奥に
向かって返事をした
男「ワープ装置が動かないんだけど。
」・ひと組の男女が、プリンの形を
したワープ装置の前に居る
酒場の女将「そっちも?おかしいわね。
さっきまで使えたのに…。」・ナベを
見ながら、首をかしげた