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『ねぇ，私，辛いんだ。』

ずっ〜と仲が良かった子に，少しばかり期待して言ってみる

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「でも，お前より辛い人なんていっぱいいるし，そもそも，虐められても，虐待されてもいないんでしょ？」

「”ヤミアピ”じゃん(笑)」

『__________そうだよねぇ……ﾊﾊﾊ…ﾊ……』

そうだ，親に愛されてもらっているし，友達も，多い訳じゃないが，

居ないことは無い。

でも，

“？？”と思う事は，

駄目なのだろうか？__________

 

幸せ者だって，

私だって

辛いんだよｯ!!!!

毎日毎日毎日同じ様な日々，

虐めもされてないけど，クラスの中で孤独を感じて，

御親も，虐待はされてないけど，

自分だけ何故か怒られて，暴力も，何回か，理不尽に振られた事もある。

だから！

クラスの比較的仲の良い所謂”友達”にも，本当に信頼する事も，出来なくて……

親も，幸せ者だと感じてるけど……

何時も何処かで不安を感じてる。

“もしかしたら，又殴られたり蹴られたりするかも知れない……”

そう考えるだけで，

息を吸う事が，難しくなる。

神様，何で私を，創ったの？

こんな誰も本音を言えないなら，

こんな惨めな思いをするなら！

“死んだ方が良かったｯ!!!!”

あぁ，死にたいな。

でも，怖いや，死にたいのに死ぬのが怖い

あーあ，

結局，死ねない

私，

死にたいって心の中で，

ずっっっっっっっっっっっっと

思ってるのに，

お風呂の時も，

授業中も，

友達と遊んでる時も，

ましてや，

夢の中でさえ，死ねる夢を見る。

『あーあ，死にたいなぁ』

そう呟いた彼女の想いは，

誰の耳にも止まる事は無かった。

end__________『私だって……』