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ある朝、貴方はいつもより広めの布団で目が覚めました。

お昼から隈取と出かける予定があるので、昨日のうちに考えておいた服装に着替えようと布団から降りようとしました。

しかし、いつもなら床に届く筈の足が、白い毛に覆われた小さな獣のような足に変わっていたのです。

意を決して飛び降り、自身の姿を確かめようと姿見を確認すると、そこには信じられない光景が写りました。

なんとそこには、白いふわふわの毛をした、赤い瞳の小さなうさぎが…


隈取side


十数分くらい待っただろうか、〇〇が待ち合わせ場所に来ないもんだから、家まで押しかけることにした。

スマホからの連絡も無し、電話も出ないから、寝坊でもしてるんだろうという考えだった。

家に着きインターフォンを鳴らしても、一向に〇〇は玄関のドアを開けなかったから、貰ってた合鍵で家に入ると、そこには白いうさぎが居た。


隈取「おう、〇〇ん家の子かぁ?俺はお前の主人の連れだぁ」


話がわかるか知らねぇが、そいつは駆け寄って俺の脚にしがみついてきた。


隈取「おいおい、別にお前や〇〇のこと食べようってんじゃねぇんだ。ただお前の主人に用があってだなぁ…」


噛みついたり引っ掻いたりするわけでもなく、よじ登ってくるもんだ、からとりあえずそいつを抱っこして家ん中を探すことにした。

玄関には丁寧に〇〇の靴が揃ってるもんだから、どうせ隠れて俺の反応を楽しんでんだろう。

そう思ってたが、家中探しても〇〇が出てくることはなかった。


隈取「…おい、〇〇?マジで冗談はよせって…」


靴は玄関にそのまま、〇〇のスマホも寝室に置きっぱ、なんで家ん中に居ないんだ?

これは、マジでやばいやつなんじゃねぇか?!


隈取「…おい!おい、狐か?!〇〇が…」


焦った俺はメンバーの奴らに〇〇の事を聞いてみたが、全員知らねぇみたいだ。

とりあえず見つけたら教えてくれとだけ言って電話を切り、俺もうさぎを抱いたまま、家から飛び出して〇〇を探し周った。


隈取「〇〇ー!おい、〇〇ーー!!」


…日が暮れるまで辺りを走り回っても、〇〇が見つかることはなかった。

腕に抱えてたうさぎがバテたもんだから、俺は近くのベンチに座り、休ませることにした。


隈取「すまねぇ、喉乾いただろ?」


自販機で買った水をペットボトルのキャップに注いでうさぎの前に置く。


隈取「ったく、ほんとお前の主人はどこ行ったんだ?…お前に聞いてもわかんねぇか…はぁ…」


いけねぇ、嫌な事考え始めたら涙が出てきやがった。

やめろ隈取、こんなとこで泣くな…漢が泣くんじゃねぇ…!


隈取「っくそ…!〇〇……!」


一粒の涙が、いつの間にか膝に居たうさぎの頭に落ちた。

すると、突然うさぎがデカくなった。

白い毛は消えて、代わりに〇〇が膝に乗っていた。

「あ、あ…隈取…さ…」震える声を聞いて、俺は〇〇を安心させようと強く抱きしめた。

別にビビったとか、泣いていた事を隠したかったわけじゃねぇからな!

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