義勇 「ん、」
??? 「あ、冨岡さん!」
??? 「よかった、やっと起きた、」
義勇 「胡蝶?時透?!」
しのぶ 「はい、そうですよ 」
無一郎 「全然起きなくて心配したんだからね」
義勇 「あぁ、それはすまないな 」
しのぶ 「それで、冨岡さん、貴方に一つ 質問いいですか?」
義勇 「あ、あぁ 」
しのぶ 「では、貴方は、ここを血鬼術だと思いませんか?」
義勇 「え?ここ天国じゃないのか?」 しのぶ 「よく見てください。ここは、何処ですか?」
義勇 「う、産屋敷の庭?!」
無一郎 「それだけじゃないよ、ほら、あそこ」
義勇 「…俺たち、過去に来たのか?」
しのぶ 「私たちも最初は、そう思いました、」
無一郎 「でもね、僕たちが居ないんだよ 」
しのぶ 「後、知らない人が4人ほど、まぁ1人は私の姉カナエ姉さんなんですけどね」
義勇 「あれ、時透に似た人がいないか?」
無一郎 「あぁ、あの人はきっと僕の双子の兄、有一郎だね」
義勇 「そうなのか」
しのぶ 「それで、あの2人は、冨岡さんのお知り合いですか?」
義勇 「どれ?」
無一郎 「ほら、あそこに狐のお面被っている人いるじゃん」
義勇 「あ、ホントだ」
しのぶ 「それで、冨岡さんのお知り合いですか?」
義勇 「あぁ」
無一郎 「誰?」
義勇 「男の方は錆兎だ、女の方は、真菰だ」
しのぶ 「それで、2人とはどんな関係ですか?」
義勇 「2人は、俺の、兄弟子と姉弟子だ 」
無一郎 「あ、なるほどね」
義勇 「だか、最終選別の時に亡くなったはずだか、確か胡蝶の姉も上弦の弍との戦いで亡くなったんじゃないか?」
しのぶ 「はい、その通りです」
無一郎 「僕の兄は、僕が鬼殺隊に入る前に僕をかばって鬼に殺されたんだ」
義勇 「じゃあ、あの4人は、俺たちの世界で亡くなってる人って事か」
しのぶ 「そうですね」
義勇 「でも、血鬼術だと俺は思わない」
無一郎 「え?なんで?」
義勇 「2人は、もう亡くなっているだろう?」
無一郎 しのぶ 「「確かに」」
義勇 「ついでに俺たちが無惨を倒したからな」
無一郎 しのぶ 「「え?!倒したの?!(倒したんですか?!)」」
義勇 「え?あ、あぁ」
無一郎 「良かった、」
しのぶ 「でも私と時透くんは、亡くなってますよね?だったら、冨岡さん貴方は、」
義勇 「死んだ」
無一郎 しのぶ 「「え?!」」
無一郎 「な、なんで死んじゃったの?!」
義勇 「無惨を倒した後、最後の攻撃があってな、皆安心して気づいてなくてな、俺が皆をかばって、死んだんだ 」
しのぶ 「貴方は、最後にいい事をしたんですね、珍しい」
義勇 「心外」
無一郎 「なんで、」
しのぶ 「時透くん?」
無一郎 「なんで冨岡さん、死んじゃったんだよ!」
義勇 「え、」
無一郎 「炭治郎ね!いつもいつも義勇さん義勇さんって言ってたんだ!僕、それを聞いてるだけで、冨岡さん、愛されてんだなってずっとずっと思ってたんだ!後、炭治郎は、僕の命をすくってくれたひと、恩人なんだ!そして、炭治郎の恩人でもある冨岡さんは!僕の恩人でもあるんだよ!炭治郎も僕も、ずっとずっと貴方に死んで欲しくなって思ってたんだ、ずっと!だから、死んで欲しくなかった、今すぐにでも、あっちの世界に戻って炭治郎と、ずっと幸せに暮らして行って欲しかった、 」
義勇 「時透、すまなかった、だか、俺は死んだ事に悔いは無い」
無一郎 「な、んで」
義勇 「最後に、皆と話せたから、勿論炭治郎とも、」
無一郎 「なんて、はなし、たの?」
義勇 「泣くな、絶望するな、頑張って生きろ、と」
しのぶ 「もう少し詳しく」
義勇 「あ、あぁ、───」
無惨決戦後
炭治郎 「やっと、倒したんだ、無惨を!」
実弥 「ふぅ、」
小芭内 「甘露寺、大丈夫か?」
甘露寺 「はい!私は、大丈夫です!」
義勇 「皆、帰ろう御館様の所へ」
皆 「あぁ(はい!)」
義勇 (なんか、嫌な予感が、 っ!)
義勇 「皆!危ない!…」
バッ!
義勇 「ウッ!…」
バタ!
炭治郎 禰豆子「義勇さん!」
実弥 小芭内 村田「冨岡!」
甘露寺 善逸 カナヲ「冨岡さん!」
伊之助 「半々羽織!」
タッタッタッタ
炭治郎 「そんな、義勇さん、」
甘露寺 「冨岡さん!ダメです、」
村田 「冨岡!冨岡、そんな、」
実弥 「くそ!出血量が多い、クソがァ」
禰豆子 「義勇さん!私、私!人間に戻ったんですよ!もっと、お話したいんです、」
義勇 「ね、ずこ、よか、た、 」
カナヲ 「冨岡さん!ダメです!喋ったら」
義勇 「つ、ゆり、いい、んだ、もう、お、れは、たす、から、な、い、か、ら」
小芭内 「甘露寺を泣かせたからには、貴様は、生きるんだ!」
炭治郎 「義勇さん、俺、貴方が居ないと、生きて行けませんよ、」
義勇 「ダメ、だ、た、んじ、ろ、な、くな、ぜつ、ぼ、う、するな、がん、ばって、い、き、ろ、ずっと、み、ま、もって、い、るか、ら、」
炭治郎 「はい、分かりました、」
村田 「冨岡、錆兎と真菰に、よろしくな」
義勇 「あぁ」
カナヲ 「冨岡さん、師範に、しのぶ姉さんに、私、頑張ったよ、姉さんの分もね、と伝えてください、」
義勇 「わ、かっ、た、……….」
実弥 「行っちまったかァ、冨岡ァよく頑張ったなァ」
善逸 (冨岡さんから嬉しい音がする、)
伊之助 (また、会えるかな半々羽織と、 )
現在
義勇 「と、言うわけだ」
しのぶ 「ありがとうございます、カナヲからの伝言も聞けたし、すごい嬉しいです、」
義勇 「あぁ」
義勇 「……時透、」
無一郎 「ごめんなさい、あんなに怒鳴って」
義勇 「いや、本当の事を言われただけだ、怒ってない」
無一郎 「やっぱり優しいね冨岡さん、」
義勇 …..ニコ
無一郎 しのぶ 「「!?!?!?!?」」
義勇 「どうしたんだ?」
しのぶ 「ふふっ、ほら、冨岡さん、笑えるようになりましたね、」
無一郎 「皆にもこの笑顔見せたかったな」
義勇 「少し恥ずかし」カァァァ
無一郎 しのぶ (可愛い)
不死川 「おい、テメェラ!さっきからなにコソコソしたんだァ!」
伊黒 「そもそも、なぜ、柱合会議に、貴様達が居るんだ?」
甘露寺 「あの〜カナエちゃん?真菰ちゃん?錆兎さん?有一郎くん?どうしたんですか?」
カナエ 「なんで、しのぶが、」
宇髄 「あ!確かに!胡蝶の妹って死んだんじゃあ」
有一郎 「…..無一郎?」
無一郎 「兄さん」
しのぶ 「…姉さん」
錆兎 真菰 「「義勇?」」
義勇 「…錆兎、真菰」
有一郎 「そんなはずがない、胡蝶さんの妹は、死んでいるし、無一郎も….錆兎さんと、真菰さんの、弟弟子も、死んだって言ってた、」
カナエ 「そうね、」
錆兎 「お前たちは、誰だ?」
真菰 「捕まえる?」
柱 「どうしようか」ガヤガヤガヤガヤ
しのぶ 無一郎 義勇 「「「やっぱここ血鬼術だ」」」
続く
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