ども、主です。それでは本編どうぞ!
ー🧡side
子供?💜さんに?頭の理解が追いつかなかった。だって、あの人男やで?男が妊娠するなんて、聞いたことはあるけれど、他人事のように思っていた。でも、それは身近にあったことだった。俺は思考が停止したまま、皆の居るところへ戻った。
💗「🧡、なんて言われたんだ?」
💛「顔真っ青ですよ?」
🧡「、、、なぁ、1つ教えてほしいことがあるん。」
何かを感づいたかのように、メンバーはビクッと体を震わせていた。このことを言ったら、どんな罵倒が浴びせられるのだろう。そんなこと、今はどうでも良いような気がして、俺は言葉を紡いだ。
🧡「な、💜さんって、、、妊娠しとるん、、、?」
メンバーの顔が青くなっていく。やっぱり。じゃ、あの母子手帳も、吐いていたのも、、、全部。俺はもっと探りたいような気がしたけど、頬に激痛が襲っていた。目の前に💗ちゃんがいて、ものすごい目で俺を睨んでいた。
💗「、、、お前はそれでも!💜くんの恋人か!!あんだけ辛い思いを!💜くんたった1人で背負わせようと言うのか!バカ!アホ!お前を見損なったわ!お前は💜くんを支える気にはならないのか!!💜くんを死なせる気か!!俺たちの!俺たちの大切なメンバーを!リーダーを!死なせるのか!!」
💛「💗くん、落ち着いてください!」
俺にビンタしてきた💗ちゃんは涙で整った顔がぐしゃぐしゃになっていた。俺は呆然とするしかなかった。俺が、💜さんの恋人?そしたら、💜さんのお腹にいる子供って、、、
🧡「、、、俺の、、、子供、、、?」
💙「、、、そうだよ。💜くんは、🧡くんとの子供だからって、大事に今まで守ってきたんだよ。」
💗ちゃんは、❤と一緒に屋上で落ち着いてきているようだった。💙はそれを言っただけで何も言わなかった。そんな💙の肩を抱いて、💛ちゃんは俺に会釈だけをして帰っていった。
💜さんに病室前の廊下で俺は1人、佇んでいた。どうしてだ。どうして肝心なところが思い出せない。今まで大切にしてきた何か。それが思い出せそうなのに。まだ痛む頬を抑えながら、💜さんの病室に入ろうとした。
💜「〜♪」
彼の歌声が聞こえる。俺はそっと、ドアから除いてみた。
💜「こんこん、小山の子ウサギは〜なぁぜにお耳が長うござる〜♪」
透き通った子守唄。💜さんは、お腹を愛おしそうに撫でながら、今にも消えそうな声で歌っていた。悲しいような、我が子に何かを教えているかのような、そんな何とも言えない表情をしていた。俺の言葉では、どうしても、その表情を繋ぐことができなかった。
💜「それでぇ〜お目々が赤うござる〜♪」
🧡「、、、。」
💜「、、、あっ、ごめんね、古臭かったよね。」
🧡「いや、そうじゃなk」
💜「ふふっ、誤魔化すの下手だなぁ。」
🧡「俺、、、貴方と恋人だったんですね、、、。」
💜「、、、あははっ、流石にバレちゃった?」
おちゃめに笑っていても、俺には何も感じることはなかった。
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