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コメント
5件
おぉ!めっちゃ好きです!! これからも頑張ってください!!!
Coe side -
「ストーカー??」
突拍子もない言葉に、思わず聞き返す。
正直、聞き間違いか空耳であってほしかったが、
目の前の青年、如月ゆうくんは
無慈悲にも、こくりと頷いて見せた。
「うん…。 ごめんね、こんなこと相談して…」
本当は駄目だってわかってたんだけど、
と言って申し訳なさそうに俯く彼。
「えっ、何言ってるの? いいに決まってるでしょ!
僕たち、友達なんだからさ!」
笑いながらそう言う。
友達。
自分で言っておいて、胸がキュッと傷んだ。
そう、僕は何を隠そう、
ゆうくんのことがずっと前から好きだった。
何をしていても可愛い彼が大好きだった。
…でも、僕らは友達。
彼にとっては、たったそれだけの関係なんだろう。
いつか、ゆうくんにも彼女ができて、
僕のことなんかも忘れて、幸せに暮らして。
あぁ、いやだな。
考えるだけでも、虫唾が走る。
僕の好きはこんなものじゃ、おさまらないんだ。
友達なんかじゃだめなんだ。
ごめん、ごめんね。 ゆうくん。
こんなことにまで、手を出して。
ゆうくんが、「ストーカー」って言ったときに驚いたのは、
君がストーカーされていることを知ったからじゃないんだ。
僕が、僕というストーカーの存在が、
君に感づかれたと知ったからなんだ。