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SnowMan長編・短編集

第15話 - 後悔💚🧡

207

2023年04月25日

#SnowMan

#恋愛

#ホラー

#ミステリー

#ジャニーズ

#死ネタ注意

あいうさ🐰🐾

綺麗な夜桜を前に、俺たちは言葉を失った

「綺麗…」

普段の彼からは想像出来ないような声で呟かれる

「……そうだね」

俺たちは、ただただ、

これを見上げることしか出来なかった

ふと、彼の方を見ると、彼は1筋の涙が頬を伝っていた

それを見て、なんだか俺も悲しくなる

「泣かないでよ……」

俺も、俺も、

「泣きそうになるじゃん……」

俺は彼を抱きしめた

泣き止んでくれと願いながら

「…俺ら、間違ってたんやな」

「なんで、あんなことしたんやろ……」

彼から溢れ出る言葉と後悔に、

俺はただ、

耐えることしか出来なかった

「会いたい……」

「めめに会いたい……」

もうきっと、一生会うことができない人

きっとではなく、”絶対”

俺らの、大好きな人

俺らは、あの日、普通に仕事をしていた

めめは違う仕事で少し遅れるとの連絡

俺らが談笑してる楽屋に入ってきた人がいた

最近辞めたマネージャーだった

俺らは懐かしくて、一気に顔に花が咲いた

でも、彼の顔には花はなかった

それに気いたみんなは｢どうしたの？｣と聞く

彼の口から出た言葉は衝撃的だった

「目黒さんに、虐められていたんです」

「辛くてマネージャーを辞めるしかなくて…」

「今回は、皆さんにちゃんとお礼を言いたかったんです」

「今まで、ありがとうございました」

「目黒さんには、気をつけてください」

そう言って、俺らの言葉も聞かず去っていった

俺らは、彼の言葉を完全に信じてしまった

だから、めめに話しかけられる度に無視をした

そして、めめが、俺にこう聞いてきた

「ねぇ、なんでみんな無視するの？」

「俺、なんかした、？」

「……」

俺は、咄嗟に答えられなかった

言葉に詰まってしまった

「ねぇ、教えてくれないと分かんないんだけど」

俺は、頭の中が一気に真っ白になった

そんな時、

「なぁ、何してるん？」

康二が冷たい声を出した

「俺ら、聞いたんよ」

「何を……？」

「前のマネージャーから、めめのこと」

「俺の事？」

めめは、何も分かってないみたいだった

そこに、俺は少し違和感を覚えた

でも、彼らは感じてないみたいだった

「とぼけても無駄やで」

「俺ら、あのマネージャー大好きやったんに」

「まさか、めめがあんなことするとは、」

「あんなことって……？」

「はぁ？」

「前のマネージャーいじめてたんのあんたやろ！」

「そのせいで辞めることになったやん！」

「え……」

「全部全部、あんたのせいや！！」

めめの目が大きく見開かれる

「あんたなんか、このグループにいらんわ！」

「そうだよ」

「人を虐めるようなやつはいらない」

みんなが、めめにどんどん言葉を浴びせる

「……分かったよ」

めめが出ていった

そこから数分後、めめが死んだと連絡が入った

どうやら、この建物の屋上から飛び降りたらしい

そして、そこに現れたのは、前のマネージャーだった

「あーあ、死んじゃいましたねー」

「ｯｯ！？」

「みなさん、あんなこと信じてたんですか？」

「SnowManも、終わりですねぇ」

まさか……

「騙したんやな……」

康二が低い声で言う

「騙したなんて、言い方が悪いですよ」

「ただ、利用させてもらっただけです」

「私が目黒さんに虐められていたというのは、れっきとした嘘ですよ」

「彼がそんなことするはずがないでしょう」

「私、彼が邪魔だったんですよ」

「……だったら、なんで俺らを使ったんだよ」

「あなたがたなら上手くやってくれると思いまして」

「くっそ……」

「では、またお会いしましょう」

「二度と会わんわ！」

なんで、俺らは簡単に信じちゃったんだろう

めめが、そんなことをするはずがなかったのに

俺らが、めめを殺したんだ

俺らは、最低だ……

過去のことを悔やんでも何も変わらない

そんなことはとうに分かりきっている

俺らは、抱き合いながら過去のことを悔やむしかなかった

叶わない願いを胸に

この夜桜に彼が宿っていると信じて＿＿

『オッケーです！』

「あぁ！めめぇ！！」

カットがかかった瞬間、抱き合っていた俺らを引き剥がしたのはめめ

そして、俺を自分の腕の中に閉じ込める

康二は叫ぶ

「えっと……めめ？」

「一発で終わってよかったね」

にっこりと笑う

ただし、目は笑わない

その狂気を感じる笑みを康二に向ける

また阿部ちゃんとこんなことしたら許さねぇぞっ☆

みたいな念を感じるのは俺の気のせいだろうか

「めめ、さすがにそんぐらいにしとけ」

ふっかが止めたおかげで康二は意識を失わずにすんだ

もう恐怖で顔が青い

さすがに可哀想

まぁ助けないけど

大人しくめめの腕の中に収まることにした

そんな俺を康二が軽く睨む

するとめめはめちゃくちゃ睨む

康二は慌てて目をそらす

こんなことの繰り返しだった

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マネージャー最低やな、、マジで有り得んわ、めめぇ、、( ᵒ̴̶̷̥́ ^ ᵒ̴̶̷̣̥̀ )

なんだ、なんて言えばいいんだろう(語彙力不足) いやあの、ほんま天才ですかね??? 軽くマリアナ海溝越すぐらい号泣できるよ(？)

リクエストしたいでth……(((←なべになりきってる昆布です

あいうさ🐰🐾

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