影山くんに変な事言うから……こうなるんだよ
今、私は幸せなのに
今回は絶対に失敗したら駄目
あの時みたいに。
ね……木兎くんは悪くないもん
全部全部、邪魔した赤葦が悪い
あれ?赤葦のせいで、全てが狂ったの?
……まあいいや、あの時のおかげで
私は影山くんに出会えたから
ガチャンッ
日向「嘘だろ……」
ドンドンッ
日向「末園さん!!こんな事したら、取り返しのつかなくなる!!やめようよ!! 」
どうしよう、刺激しすぎた?
めんどくさくなった
カヲ「……チクんないでよ?絶対」
日向「!!そんなのっ……」
俺がそう言いかけた時、
なにか外から、別の人の声が聞こえた
??「おい、なにやってんだ?」
カヲ「!!別に何もやってないよ」
カヲ「どうしたの?こんな所にきて」
??「いや、別に 遅いから呼びに来ただけ」
カヲ「そっか!行こ行こ!!」
誰かと話してる……!
今、気づいてもらうには……
日向「出してーーーー!」
カヲ「!!!」
??「……日向?」
走ってくる音が聞こえる
カヲ「!なにやってるの?倉庫に用でもあるの?」
??「声が聞こえた」
カヲ「えー、違うよきっと♡やめとこ♡みんな待ってるんでしょ?」
??「……」
ガチャンッ
カヲ「!!やめて、あけないで!!」
倉庫の中に光が差し込んだ
日向「……え?」
でも、俺が見たのは予想外の人だった
日向「……影山? 」
影山「……日向……」
カヲ「……え!嘘、人がいたなんて…知らなかった!♡ごめんね、日向♡」
嘘だろ
影山「……そうか 次から気をつけろよ」
日向「!?わざとだ……」
あ、録音、続いてる
わざとだろ そう 言いかけた時に、俺はそう気づいた
日向「……末園さん、実は俺と影山、末園さんを一緒に騙してたんだ」
影山「?!」
カヲ「え!!?嘘!!」
日向「影山は実は、末園さんがいじめられてない事も、俺を悪者にしたいのも知ってる」
影山「は、?なんだよそ……」
カヲ「!!!!私を騙したの!!?影山くん!!」
影山「は!?だからちが……」
カヲ「違くない!!そうやってみんな私を1人にするんだ……!!最悪!!!」
影山「!!!否定しないってことは、お前は日向にいじめられてないんだな!!!みんなを騙して楽しかったか!!?」
カヲ「ああああ!!もうやだ!なんで影山くんまで私を捨てるの!!やだ!!捨てないで!!」
影山「あー!!話が通じねぇ!捨てねえから正直に言え!」
日向(……捨てないんだ、面白くないな)
カヲ「!いじめられてないよ!!正直に言ったよ!!だから捨てないでっ!!お願い!!」
影山「……お前……!」
カヲ「だってぇーーーー(泣)」
日向「なあ」
日向「俺もう戻っていいか?」
影山「は!?待て、お前には聞きたいことが……!」
日向「もう遅いんじゃないの?」
影山「っ」
日向「あ、ちなみに影山と組んで末園さんを騙したってやつ、あれ嘘だから。」
そう言って、俺は影山を突き飛ばして体育館に戻った
やった、やった、やったあ
やっと証拠を手に入れた!!!
お披露目はいつにしよう
いつにしよう!!!
!!!あー!!楽しみ!!
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影山「お前、ほんとによくいったよな」
カヲ『お願い、烏野のみんなには言わないで』
カヲ「……だって、試合前にみんなにこんなこと話したら、負けちゃうよ?♡いいの?」
影山「……」
カヲ「話すとしたら……県優勝して、全国に行って、試合が終わった時だけ♡ 日向に釘刺しといて、話すなって♡」
影山「……わかった……」
コメント
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よし日向ぶっつぶせ‼︎続き楽しみ待ってます!