🖤「何からしたらいいか」
💚「ぎゅってして?」
撮影でもここまでの至近距離はなかったから少し緊張しながら抱きしめる。
身体を寄せて腕に収まる阿部ちゃんは細かった、いや細くなっていたのかも知れない。
こういうのは大体エスカレートするものだし、事態が重くなる前に気付けて良かったのは不幸中の幸いだ。
腕の中で阿部ちゃんは俺のパジャマのボタンを外し、ズボンにも手をかけた。
されるがまま脱ぎ、体重をかけられて仰向けになり、阿部ちゃんが足の方へ移動する。
抱き合っただけで反応するはずもない俺のものを下着の上から指でなぞり、撫でて、やがて下着も脱がされる。
🖤「……ッ!」
熱くて柔らかい阿部ちゃんの口の中で、俺のものに舌が這う。
頭では冷静に『男の人がするのでも気持ちいいんだな』なんて考える自分もいたけど、身体は快楽に正直で、あっという間に大きくなった。
興味本位でちょっと腰を動かしてみると、阿部ちゃんは口を窄めて口内全体で俺を包んだ。
オーラルセックスって思った以上にセックスだなと初めて思う。
これ以上ないくらいにそそり勃った俺のものから阿部ちゃんは口を離し、『俺のバッグどこ?』と尋ねてきた。
リビングに、と伝えると取りに行って、何か容器と小袋を持って帰ってきた。
🖤「それ何?」
💚「ゴムとローション。使ってくれない時があるから、持ち歩いてる」
🖤「そんなのDVじゃん」
💚「そう思うよね。わかってるんだけどな」
言いながら阿部ちゃんは服を脱ぎ、ローションを使って自分で解し始める。
話には聞いた事があるけど前立腺を触ると気持ちいいらしい。阿部ちゃんは自分のいい所を知っているかのように腰を跳ね上げながら激しく指で自分を攻め立てる。
ピンと張った胸の真ん中や、先端から透明な液体を垂らす阿部ちゃんのものが、いかにこの身体が悦んでいるかを物語っている。
💚「はぁ、はぁ……めめ、きて」
寝転んだ阿部ちゃんは太ももの付け根を指で左右に開き、入口を見せつける。
🖤「いくよ?阿部ちゃん」
💚「ん、女の子にするみたいにして。大丈夫だから」
小さな入口に充てがうと、きゅっと吸い付いてくる。
恐る恐る中に進んでいく。あんなに乱れながら解していたのに中は思いのほか狭く、締め付けるように絡みついてくる。
それでも、俺のものが挿入されていくのに合わせて開かれていく阿部ちゃんの中は、口に負けないくらい熱っぽかった。
🖤「…全部入った」
💚「んっ…そのまま…動いて……」
俺があまりに早く1回イッてしまって阿部ちゃんがびっくりしていた。
でももちろん、全然物足りないから抜かずにもう1回。
細い身体に飲み込まれる俺のものと、阿部ちゃんの甘い声、律動で肌のぶつかる乾いた音、ローションのねちっこい水音、何より柔らかくて熱くてうねり絡みつく中。
これで『よくない?』
俺の結論は1つだった。
コメント
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なんかさ、ミチル阿部、めちゃいいよね。めちゃ、いいよ……
イイに決まってるでしょうが!!💢