テラーノベル
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「……ぁ、……ふ、あ、……っ」
万事屋の古びたソファが、俺たちの体重を支えて軋んだ音を立てる。
新八たちがいつ帰ってくるかわからないというスリルも手伝ってか、あいつの体は、いつも以上に敏感に俺の指先へ反応していた。
最初は、いつも のように高いプライドが邪魔をしていた。
隊服のシャツを肌蹴けさせ、白くて引き締まった胸元に指を這わせると、
「てめ、っ……ここで、やる気、かよ……!」
と、鋭い目で俺を睨みつけてきた。耳まで真っ赤なくせに、声だけは強気な「鬼の副長」のままだ。
だが、俺がその敏感な胸の突起を強めに指先で摘み上げると、あいつは
「ひっ……!?」
と短い悲鳴を上げて背中を大きく反らせた。
「おいおい、多串くん。そんな睨みつけたって怖くねーよ? 体はこんなに、俺の手、待ってんじゃねーの?」
「うる、せェ……っ。誰が、てめェの、手なんか……あ、っ! んんっ……!」
わざと意地悪く、あいつの足の付け根の柔らかい肌を内側から撫で上げてやる。
すると、土方の切れ長の目から、じわじわと涙が滲み出してきた。強気な光が、熱い愛撫のせいで、少しずつトロトロとした快楽の色に侵食されていく。
「……よろ、ずや……てめ、っ、じら、すな……っ」
「ん? なに? 聞こえねーな。プライド高い多串くん、なんて言ったの?」
「っ、……おね、がい、だから……早く、しろって……言ってんだろ……っ!」
ついに強がりを捨てて、あいつが自ら俺の着物の肩口をギュッと掴んできた。
いつもならここで
「ぶち殺すぞ」と悪態が混ざるはずなのに、今はもうその余裕すらなさそうだ。俺に触れられている場所から、トク、トク、と、激しい鼓動が伝わってくる。
「……可愛いね、トシ。やっぱりお前は、そうやって素直におねだりしてる方が100倍いいわ」
俺はあいつの片足を大きく割り、自身を最奥まで一気に突き入れた。
「――っあ!? ぁ、ふ、……ぅ、んんんっ……!」
あまりの熱量と質量に、土方は声を詰まらせて、俺の肩にガチガチと歯を立てて噛みついてきた。
痛い。痛いけど、これが心地いい。
あいつが俺を全身で受け止めている証拠だ。
「はァ、っ、あ、……ぎん、とき……、ん、んあ……っ!」
腰を動かし始めると、あいつの「ツン」は、跡形もなく消え去ってしまった。
プライドの塊だった男が、俺の激しいピストンに揺さぶられながら、ただひたすらに快楽の声を上げている。
いつもなら目を逸らすくせに、今は、涙で濡れた瞳で、まっすぐに俺の顔を見つめてくるのだ。
「……ぎん、とき……すき……、俺を、もっと、……っ」
「っ……! お前、それ反則……!」
まさか自分から「好き」なんて言葉が飛び出すとは思わなかった。
トッシーの人格の時に漏れ出ていた「嫌わないで」という本音が、元の土方に戻ったことで、より深い愛情となって俺に注がれている。
あいつは汗ばんだ両腕を俺の首にしっかりと回し、逃がさないように、もっと奥へ求めてくるように、その細い腰を必死にしならせた。
「嫌、だ……、離れるな、……っ、あ、……あぁっ!」
「離さねーよ……! 一生離してやんねーから、覚悟しろ!」
あいつのデレが、俺のなかのリミッターを完全に吹き飛ばした。
何度も何度も、あいつの敏感なところを抉るように激しく突き上げると、土方は俺の胸に顔を埋め、
「ん、ぁ……っ、ぎん、とき、……っ、ん、はァ!」
と、壊れた楽器のように俺の名前を呼び続けた。
あいつの高いプライドが、俺の熱の中で完全にクシャクシャに溶けていく。
ただの「坂田銀時の男」になった土方は、果てる直前、これまで見たこともないような、とろけた、だけど最高に愛おしい笑顔を俺に向けたのだった。
コメント
1件
うわあ……第5話、すごかったです……🥀💦 土方さんのプライドが少しずつ溶けて、最後にあの笑顔を見せるまでの流れ、めちゃくちゃ丁寧でドキドキしました。強がってる時の耳まで真っ赤な描写とか、素直におねだりするシーンとか、ギャップがたまらない……! 銀時が「一生離さねー」って言うところ、重くて熱くて、でもちゃんと愛があって、すごく刺さりました。 重いけど温かい、色々するオタクさんの書く関係性、本当に好きです。続きも静かに待ってます🌙