テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『BLACK cat school』〜スクールライフは恋と波乱!?〜
ベレンの時間 甘やかして蕩けるほどに
『体育祭最後の種目!借り物競走!選手の皆さんは準備をお願いします。』
そして、私の前に立つ彼。
(私…私が選ぶのは――。)
『ベレン……。』
『俺の告白……受けてくれる?』
『!』
ベレンは借り物競争の紙を見せた。
『俺の好きな人は華さんだよ。一緒に来て欲しい。これからもずっと大好きだよ。悲しい時も辛い時も……ずっと、俺が幸せにする。』
(っ……。ずるい。公開プロポーズだなんて。)
『私も、私も……ベレンが大好き。ずっと……傍に居て。』
『もちろんだよ。じゃあ、行こう。』
私はベレンから差し出された手を取る。
ギュッ
『ふふっ。もう離さないよ。』
『離すつもりなんて…ない癖に。』
力強く手を握り……ゴールへ走った。
パンッ!パンッ!
『2人とも。ゴールインおめでとうございます!そして、お幸せに〜!!』
歓声と拍手で祝福される。
ベレンは嬉しそうに笑っていた。
数分後。
私は放課後、ベレンと3年B組の教室で過ごしていた。
『ん、ふ…っ。ん、は……ぁ。べ、ベレン、誰か来たら……』
『……くすっ。もう誰もいないよ。それよりこっちに集中して。』
『ん…っ。』
ベレンは椅子の上に座り、その上に私を座らせて逃がさないように抱き締められる。
『かわいい。』
耳元で囁かれ、ちゅっとキスされた。
『ふぁ……』
『ずっとこうしたかった……。でももう俺だけの華さんだもんね……?』
『っ……。私だって…。ベレンにしか……っ。』
『っ……///』
(可愛すぎるよ……。)
『……もうこれ以上可愛くなるの禁止。』
『えぇ……?』
『ふふ、俺の前以外で可愛くなっちゃダメだよ。それに、そんな蕩けた顔……他の人に見せた時には……。』
はむっ。
耳を甘噛みされる。
『お仕置きしなきゃね。』
『っ…!』
(/ω\*)プシュ—♥
『……ふふ。』
私は耳まで赤くして顔を手で覆う。
(ベレンのバカ……っ。)
『可愛い顔見せてよほら。』
『や、やだ。』
『ほらほら〜。』
ベレンは私の手を優しく引っ張る。
『も〜!///』
『ごめんね、少しからかいすぎた。帰ろっか。寮まで送るよ。』
『うん。ありがとう。』
私とベレンは寮へ向かった。
『ここでバイバイだね。』
『…寂しいな。』
『え?』
『いくら同じ寮内でも男子寮と女子寮は離れてるからさ。』
『ベレン…。あ、会いに行くよ。私から。』
『え?』
『夜寂しかったら2人きりで会おう?ほら、億条で星を見たり…』
『華さんってホントに大胆だよね。』
『え?』
『華さんから誘われたら断れないなぁ♪』
『え、あ、私そんなつもりで言ったんじゃ…』
ベレンは分かりやすくにやけている。
『ふふ、楽しみにしてるね。』
『っ……』
彼からの甘い甘やかしは慣れない。
でも私はそんな彼に惹かれた。
私にだけ甘いそんな貴方に。
𝑯𝑨𝑷𝑷𝒀 𝑬𝑵𝑫__