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機械音痴な人間
23
桜咲かな
609
#学園
大正
5,365
俺たちはカラオケの予約を済ませると、店を出た。
「でもそん時までどうすんだよ。やっぱ他のカラオケ店行った方が良かったんじゃ?」
「チッチッチ、柊太は分かってないなぁ」
なんだコイツ。俺の十倍バカのくせに、これは腹が立つ。
「俺ほかの友達ともよくカラオケ行くんだけどさぁ〜?いつもこうなっちゃって、他のカラオケ店もこんなんだから学んだんだよねぇ〜」
蒼生はドヤ顔を浮かべながら、胸を張ってそう語った。
「へぇ〜てかお前よくカラオケ行くな」
「おうよ!」
蒼生は満面の笑みでガッツポーズを決めた。
「昨日も〜、佐伯とか原っちとか、おかしおとか」
「ふんふん、ん?」
「かなづっちー、ユッケ、ダンボ、のり弁とか」
「ちょちょちょ待って」
「んだよ」
蒼生はポカンとした表情で俺を見つめてきた。
「なんだそのあだ名は! 後半とかもう誰だかわかんねぇよ!」
「なんでそんなツッコミノリノリなん?」
コメント
1件
わあ、このあだ名の連発、めっちゃクセになりますね!「かなづっちー」「ユッケ」「ダンボ」「のり弁」…もう後半は誰だかまったく想像つかない(笑)。でも蒼生くんのドヤ顔が目に浮かぶし、柊太くんのツッコミも軽快で、二人の距離感がすごく自然に伝わってきました。カラオケの時間つぶしも気になるし、次も楽しみにしてますね!