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雪だるまひとひと💙
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渡辺の周りの「異変」はさらにエスカレートしていた。
ブー…ブー…
💙「はい…」
💙「あの、どちら様…」
ブツッ…
深夜に突然鳴り響き、出ると切れる無言電話。
💙「…あれ、無い?」
ベランダに干していたはずの下着が、一枚だけ消えている。
そして極め付けは、仕事帰りの夜道、背後から近づいてくる明らかな足音だった。
💙「ひっ…!」
振り返っても誰もいない。
街灯の影が不自然に伸びているだけだ。
心臓が破裂しそうなほど脈打つ。
渡辺はなりふり構わず走り出した。
💙(めめ…めめ…!
逃げ込んだ先は、いつものカフェ___
ではなく、その店を少し前に出たはずの目黒の自宅だった。
先日、「何かあったら来てください」と住所を書いたメモを渡されていたのだ。
インターホンを激しく連打すると、すぐにドアが開いた。
🖤「翔太さん!?どうしたんですか、そんなに息を切らして」
💙「めめ、めめ…っ、誰かが、後ろから…!」
渡辺は目黒の胸に飛び込み、そのシャツの裾をボロボロと涙をこぼしながら掴んだ。
目黒は驚いたように目を見張ったあと、すぐに愛おしそうに、そして力強く渡辺の身体を抱きすくめた。
🖤「大丈夫…大丈夫ですよ。もう安心だから」
🖤「家の中、入りましょう」
部屋の中に迎え入れられ、温かいココアを出される。
目黒の部屋は驚くほど綺麗で、どこか無機質だった。
🖤「今日はもう遅いし、ここに泊まって行ってください」
💙「うん…ありがと」
目黒の優しい言葉に甘え、渡辺は彼が貸してくれた大きめのTシャツに着替え、ベッドに横になった。
数日間の寝不足と極限の恐怖から解放され、渡辺は深い眠りに落ちていく。
___________はずだった。
深夜。
妙な寝苦しさと、カシャ、という微かな電子音で、渡辺はうっすらと目を覚ました。
視界がぼやける中、枕元に人影が見える。
目黒だった。
彼はスマートフォンを手にし、眠っている渡辺の顔を、至近距離から無言で撮影していた。
💙「…め、め…?」
掠れた声で名前を呼ぶと、目黒の手がピタリと止まる。
しまった、という顔をするかと思いきや、目黒はゆっくりとスマホをポケットにしまうと、暗闇の中でゾッとするほど綺麗な笑みを浮かべた。
🖤「あ、起こしちゃいました?ごめんね、翔太さんの寝顔、可愛すぎて我慢できなくて」
💙「え…?何、して…」
違和感を覚えた渡辺が身を起こそうとした時、目黒の手が渡辺の首筋に優しく、けれど拒絶を許さない力強さで添えられた。
🖤「翔太さん。もうあの部屋には帰らなくていいよ。…だって、怖いんでしょう?」
💙「それは、そうだけど…でも、仕事もあるし…」
🖤「仕事も辞めちゃえばいい。俺が全部養ってあげるから」
目黒の声はどこまでも優しく、甘い。
しかし、その瞳の奥には底なしの狂気が宿っていた。
🖤「…ねぇ、知ってた?」
🖤「翔太さんの部屋のベランダ、鍵が緩んでたんだよ。あそこから入るの、すっごく簡単だった」
💙「え…?」
🖤「無言電話も、俺が公衆電話からかけてた。翔太さんが『怖い』って俺のところに泣きついてくる顔、本当にゾクゾクしたなぁ…」
頭が真っ白になる。
自分が怯えていたストーカーの正体が、目の前で微笑む「唯一の救い」だったなんて。
💙「うそ…なんで、そんなこと…っ!」
逃げ出そうとベッドから足を下ろした瞬間、目黒に激しく押し倒された。
背中がマットレスに沈み、目黒の体躯が覆い被さる。
🖤「なんでって、こうでもしないと翔太さんは俺のものになってくれないでしょ?」
目黒は渡辺の両手首を片手でガチリと固定すると、空いた手で渡辺の頬を愛おしそうに撫でた。
🖤「外の世界は怖いことだらけだよ。でも、この部屋にいれば、俺が一生守ってあげる」
🖤「…ねぇ、俺のこと、頼りにしてくれるよね?」
恐怖でガタガタと震える渡辺の唇に、目黒は深いキスを落とした。
その甘美な絶望の中で、渡辺は理解してしまった。
自分を壊した男の腕の中だけが、今の自分にとって、世界で一番安全な場所なのだということを。
💙「めめ…俺、」
渡辺は、怯えながらも最善の答えを口にした。
コメント
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ふぁッえぐいってめっちゃ好きなんですけどぉ!?!?続き待ってますよ???