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『病名は個性』
集合日_______________
「 おい、しにがみ! 」
「 しにがみさん?起きてください 」
「 しにがみくーん? 」
「 …あ、れ?朝ですか、? 」
「 朝ですかって…今、昼だぞ? 」
僕は昨日の調べ物のせいで寝過ごしていたようだ
「 やっちゃった…、 」
「 体調悪い?大丈夫? 」
「 はい、大丈夫です…すみません、 」
「 大丈夫ならいいか、じゃあ、作戦立てたいから情報交換ってことで 」
「 ドライだなぁ、(笑 」
「 誰からいきますか? 」
「 じゃあ、しにがみで 」
「 僕ですか?えっとじゃあ、調べたことなんですけど 」
そう言って僕は2日前からのことを思い出す
作戦会議当日________________
「 あー、ちょっと面倒くさいな…、 」
( 別に調べることは大丈夫なんだけど…
僕は自分の目から出た、星を眺める
( …記憶無くさないようにしなきゃ
迷惑かけたら駄目だもん
まぁ、泣かないでしょ
「 …よし、怪しい場所とか、仲の良い会社とか調べよ 」
( 地図地図…あ、これか。普通の立地かな?鉱山に近いわけでもない。特に、不思議な点は…
「 ない。逆に怪しいな 」
( お、ホームページあんじゃん、クリッククリック…
僕はその会社の社長の言葉を読む
「 私は、社長のーーーーと申します。この会社のモットーは『皆様に安全で安心な商品を』です。
ぜひ、一度会社の商品をお手に取ってみて、試してみてください。 」
( 裏がありそうな感じではないような…?、ホームページじゃなくて、記事とかないかな…ってき
た。あったりぃ…
僕はその記事をクリックする
( …跡取り娘は不倫相手の子、安全安心言ってるのに、実は日本製ではなく外国製、やば、すぎだ
ろ。もっと調べよ。クロノアさんの潜入に役立てるように…
tが倒れた時_____________
「 もぉ、なんでこの人は倒れてんだよ…、何これ…花、? 」
僕はそれに触れようとする
「 俺が吐いた花触らないでくださいね。なんでか言っても忘れちゃうのかなぁ、えっとじゃあ、と
りあえず、触らないっ!で、お願いします 」
「 …何これ、記憶、?いや僕は覚えてないよ。知らない、…でも、トラゾーさんの声だし、やめ
よ。、起きるまで何しようかな…、 」
ガタンッ
「 、?!トラゾーさん?! 」
僕は走り出した
tがkの元へ向かった時________
「 あの人、!薬飲んでない?!、あぁ、やらかした。またあの人は自分のこと適当なんだから…、
僕らのことだけじゃなくて、自分の心配もしてよ…って、あ、れ?また?心配?、なんの、記憶
だよ。知らない、知らない。なんで、なんで、泣いちゃうの? 」
________________
「 あん時寝ちゃったんだ、 」
「 しにがみ?どうした? 」
声に出ていたみたいだ
「 なんでも、ないです。 」
「 そうか、?じゃあ、まぁいいけど 」
( 悩みを打ち明けるのは、今じゃない気がする…
「 そういえばしにがみさん、 」
「 はい? 」
「 あの女の子に双子の姉がいるってわかんなかったんですね 」
「 は? 」
「 しにがみくんにしては珍しいよね。俺もその子に会ったよ?あの社長が危ないって、教えてくれ
たし。優しい子だね 」
「 へー、依頼人双子なんだ、でもそんなの初耳だな。しにがみでもヘマすんだな 」
「 待ってください、そんな情報ないですよ? 」
「 は? 」
「 え?どういうこと 」
「 俺とかクロノアさん、会いましたよ? 」
「 そんなの、何処のデータにもないですよ。会社の内部データにだって、跡取り娘は1人だけ。双
子なんていう、情報なんて何処にも、僕が知ってるデータ上全てにおいて、ないです。 」
僕は最初は自信あり気に喋っていたが、最後は少し、自信を無くしてしまった
「 …まぁ、とりあえず、その子はいいじゃん。作戦立てたいし、他の奴らも情報ちょうだい?早め
に色々決めないと報酬とかさ、なくなっちゃうかもじゃん? 」
「 そう、だね。双子の件は置いておこ。依頼人のことだけ考えよ? 」
「 ごめんなさい。しにがみさん、俺がかき乱しちらいました…、 」
「 いえ、…大丈夫です。 」
この二日間でその会社の情報は全て調べた、双子なんて、知らない。
「 …お、俺喉乾いたからお茶飲むわ…、 」
トラゾーさんがこの気まずい状況を打破しようとしていた
僕もその流れに乗る
「 ぁ、あと、もう一つ、仲の良い会社?みたいなの調べたんですが…最近の取引で有名なのが、こ
の資料の一番上見て欲しいんですけど…、 」
「 どれ? 」
「 ーー会社だね、きいたこと聞いたことある? 」
ガシャンッ
トラゾーさんが手に持っていたコップを落とす
「 今、なんて言った? 」
「 え?ーー会社?トラゾー知ってるの? 」
「 顔色悪いぞ?どうした? 」
「 いや、なん、でもない。 」
「 ほんとですか?、じゃあ、僕は終わりです。 」
「 じゃあ、次は俺が調べたこと…で、 」
僕も気まずくしないようにしたのに、何か逆効果だったようだ
…僕ももっと腕を磨かなきゃ…
コメント
5件
大変… 奇病ってさ知られてないからこその…なんだろ? 対応?になると思うんだよね