テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

「あちゃ~、ここどこだ?」

私の趣味は旅行だ。それも有名な場所に行くのではなく、気ままに車を飛ばして、車中泊などを楽しんでいる。ただ、今日はちょっと失敗してしまった。スマホの充電が切れた上に、カーナビも故障してしまったようで調子が悪い。おかげですっかり道に迷ってしまったようだ。

気がつけば、山間の村のような場所に来ていた。家がちらほら建っているが、人気はない。誰かいたら道を訪ねようと思ったのだが……。しばらく村を車でゆっくりと通っていると、野原で子ども達が遊んでいた。せっかく人と出会ったけれど、子どもでは道を聞いても分らないだろう。……ん?

「あれ、何?」

思わず声が出た。子ども達は女の子で、どうやら人形で遊んでいるようなのだが、ごく普通のサイズの人形の中に、あきらかに巨大なサイズの人形がまじっているのだ。子ども達より大きく、大人くらいのサイズがある。というより……

「あれ、人間なんじゃないの?」

ぱっと見たとき、その「大きな人形」は、他の小さな人形と同じように、白いワンピースに麦藁帽をかぶっていて、子ども達の間にじっと座っていたので、確かに人形に見えたのだが、改めてよくみるとまるで人間のように見えた。よく出来た人形? それとも人間なの? どうも気になる。私はしばらく、車の中から様子をうかがってみることにした。

車の窓を少し開けると、子ども達の話し声も聞こえてきた。人形を使ってママゴトをしているようだった。

「ほら、お母さんよ。ご飯を持ってきたわよ」

「は~い、お母さん!」

一人の女の子が人形の手を取って、ご飯を食べさせるふりをしている。「大きな人形」も、同じように扱っている。遠目では人間のように見えるのだが、やはり人形なのだろうか……。

やがて、女の子の一人が、

「さあ、今から洗濯よ」

といって、人形の服を脱がせ始めた。何人かの女の子が手伝って、あの「大きな人形」の帽子と服を脱がせた。「大きな人形」はブラをつけておらず、ショーツだけの姿になった。その姿はやはり人間にしか見えなかった。

「さあ、お父さんは、「子ども達」をお風呂に入れてあげて」

「子ども達」というのは人形のことらしい。お父さん役の子どもは、

「分った」

というと、ついに「大きな人形」の下着もはぎとってしまった……。「大きな人形」は真っ裸で野原に座っている。

よくみると、女の子たちは水の入ったじょうろを用意していた。お父さん役の女の子が、そのじょうろで「大きな人形」に水をかけ始めた。お父さん役は何人かいるようで、その子たちが手分けして「大きな人形」の体を洗いはじめた。

女の子の一人が、「大きな人形」の背後にまわり、後ろから「大きな人形」のおっ・いを揉み始めた。お風呂で体を洗っているつもりらしい。もう一人の女の子は、正面からじょうろで水をかけながら、「大きな人形」の乳首をつまんでいじりはじめた。「大きな人形」は、そんな女の子達の行為をただじっと受け入れている。

やがて、一人の女の子が、「大きな人形」の股間に手を伸ばした。そして、なんとその割れ目に指を入れ始めたのだ!

「ここもきれいにしないとね」

そういうと、他の女の子が「大きな人形」の脚を大きく広げさせ、股間に水をかけ始めた。そして複数人で入念に「大きな人形」の股間を洗い始めた。

「あら、これ何かしら?」

一人の女の子が、「大きな人形」の股間で何かを発見したようだった。

「ぷっくりしてるね」

「豆みたい」

「何だろう?」

女の子は、その「ぷっくりした何か」を触り始めた。そして、指でつまんだり、引っ張ったりしている。ここからは遠くてよく見えないが、場所から言って、たぶんそれはクリ・リスだろう。

「あ、なんかピクピクしてる」

「ほんとだ」

どうやら、「大きな人形」は感じているようだった。しかし、「大きな人形」は、じっと女の子達のする行為を受け入れている。

やがて、一人の女の子の指の動きが激しくなってきた。そしてついに……

「あ!なんか出た!」

「なにこれ?」

どうやら「大きな人形」はイッたようだった。

「もう、汚しちゃだめよ!」

そういうと女の子は、もっと激しく「大きな人形」の股間をいじりはじめた。女の子の口調は厳しいが、顔はにやにや笑っている。そして、「大きな人形」――人形のふりをした女性――は、もはや耐え切れず、体がびくっびくっと痙攣している。

「んっ、あっ……」

そしてついに、「大きな人形」はあえぎ声を出てしまった。女の子たちはそれを見て笑っている。

「あ、今『あっ』って言ったよ」

「人形はしゃべっちゃだめなんだよ」

「でも、どうせならもっと大きな声を出しちゃいなよ」

そういうと、女の子たちは「大きな人形」の股間をさらに激しくいじり始めた。そしてついに……。

「……ああっ!」

ついに、「大きな人形」があえぎ声を上げ、激しく体を痙攣させ始めた。

「あっ……ああっ!……」

あえぎ声はその後も続いた。そしてついに、

「ああ!」

という声とともに、とうとう「大きな人形」は後ろに倒れこんでしまった。どうやらイッたようだ。その姿を見て、女の子たちはさらに笑っている。

しかし、それでもなお女の子の指の動きは止まらずに動いているので、ようやくあえぎ声がやんだかと思った次の瞬間には、再び「大きな人形」があえぎ声をあげ始めた。もはやオママゴトそっちのけで、「大きな人形」をなぶることに夢中になっているようだ。

私は車の中からその様子をぼうぜんと眺めていた。いったい、これはなんなのだろう? なぜあの女の人は、人形の格好をして女の子たちになぶられているのだろう? と、そのとき、

「あれ、気になりますか?」

と、声をかけられた。「大きな人形」に気を取られて、車のすぐ隣に人が来ていることに気づかなかったのだ。

「あ、いえ……」

みると、声をかけてきたのは小学生ぐらいの男の子たちだった。そのうちの一人、私に話しかけてきた子は、スマホを片手にもって、それに話しかけるようにしゃべっている。どうやらボイスチェンジャーのようなアプリを使っているようで、その声は、特に変なところはないはずなのに、妙に不快だった。

「あれはね、子ども達が遊ぶ人形の数が足りなかったから、お姉さんに手伝ってもらったんですよ」

「はあ……」

「それでね、今度はこの男の子達が遊ぶおもちゃが足りないのでね……」

なんだか嫌な予感がする。

「お姉さんも、おもちゃになってくれませんか?」

この子は何を言っているのだろう、そんなのやるわけない……と思っているのに、私の口は勝手に動き、

「はい、わかりました……」

と答えていた!(続く)

この作品はいかがでしたか?

31

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚