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「あちゃ~、ここどこだ?」
私の趣味は旅行だ。それも有名な場所に行くのではなく、気ままに車を飛ばして、車中泊などを楽しんでいる。ただ、今日はちょっと失敗してしまった。スマホの充電が切れた上に、カーナビも故障してしまったようで調子が悪い。おかげですっかり道に迷ってしまったようだ。
気がつけば、山間の村のような場所に来ていた。家がちらほら建っているが、人気はない。誰かいたら道を訪ねようと思ったのだが……。しばらく村を車でゆっくりと通っていると、野原で子ども達が遊んでいた。せっかく人と出会ったけれど、子どもでは道を聞いても分らないだろう。……ん?
「あれ、何?」
思わず声が出た。子ども達は女の子で、どうやら人形で遊んでいるようなのだが、ごく普通のサイズの人形の中に、あきらかに巨大なサイズの人形がまじっているのだ。子ども達より大きく、大人くらいのサイズがある。というより……
「あれ、人間なんじゃないの?」
ぱっと見たとき、その「大きな人形」は、他の小さな人形と同じように、白いワンピースに麦藁帽をかぶっていて、子ども達の間にじっと座っていたので、確かに人形に見えたのだが、改めてよくみるとまるで人間のように見えた。よく出来た人形? それとも人間なの? どうも気になる。私はしばらく、車の中から様子をうかがってみることにした。
車の窓を少し開けると、子ども達の話し声も聞こえてきた。人形を使ってママゴトをしているようだった。
「ほら、お母さんよ。ご飯を持ってきたわよ」
「は~い、お母さん!」
一人の女の子が人形の手を取って、ご飯を食べさせるふりをしている。「大きな人形」も、同じように扱っている。遠目では人間のように見えるのだが、やはり人形なのだろうか……。
やがて、女の子の一人が、
「さあ、今から洗濯よ」
といって、人形の服を脱がせ始めた。何人かの女の子が手伝って、あの「大きな人形」の帽子と服を脱がせた。「大きな人形」はブラをつけておらず、ショーツだけの姿になった。その姿はやはり人間にしか見えなかった。
「さあ、お父さんは、「子ども達」をお風呂に入れてあげて」
「子ども達」というのは人形のことらしい。お父さん役の子どもは、
「分った」
というと、ついに「大きな人形」の下着もはぎとってしまった……。「大きな人形」は真っ裸で野原に座っている。
よくみると、女の子たちは水の入ったじょうろを用意していた。お父さん役の女の子が、そのじょうろで「大きな人形」に水をかけ始めた。お父さん役は何人かいるようで、その子たちが手分けして「大きな人形」の体を洗いはじめた。
女の子の一人が、「大きな人形」の背後にまわり、後ろから「大きな人形」のおっ・いを揉み始めた。お風呂で体を洗っているつもりらしい。もう一人の女の子は、正面からじょうろで水をかけながら、「大きな人形」の乳首をつまんでいじりはじめた。「大きな人形」は、そんな女の子達の行為をただじっと受け入れている。
やがて、一人の女の子が、「大きな人形」の股間に手を伸ばした。そして、なんとその割れ目に指を入れ始めたのだ!
「ここもきれいにしないとね」
そういうと、他の女の子が「大きな人形」の脚を大きく広げさせ、股間に水をかけ始めた。そして複数人で入念に「大きな人形」の股間を洗い始めた。
「あら、これ何かしら?」
一人の女の子が、「大きな人形」の股間で何かを発見したようだった。
「ぷっくりしてるね」
「豆みたい」
「何だろう?」
女の子は、その「ぷっくりした何か」を触り始めた。そして、指でつまんだり、引っ張ったりしている。ここからは遠くてよく見えないが、場所から言って、たぶんそれはクリ・リスだろう。
「あ、なんかピクピクしてる」
「ほんとだ」
どうやら、「大きな人形」は感じているようだった。しかし、「大きな人形」は、じっと女の子達のする行為を受け入れている。
やがて、一人の女の子の指の動きが激しくなってきた。そしてついに……
「あ!なんか出た!」
「なにこれ?」
どうやら「大きな人形」はイッたようだった。
「もう、汚しちゃだめよ!」
そういうと女の子は、もっと激しく「大きな人形」の股間をいじりはじめた。女の子の口調は厳しいが、顔はにやにや笑っている。そして、「大きな人形」――人形のふりをした女性――は、もはや耐え切れず、体がびくっびくっと痙攣している。
「んっ、あっ……」
そしてついに、「大きな人形」はあえぎ声を出てしまった。女の子たちはそれを見て笑っている。
「あ、今『あっ』って言ったよ」
「人形はしゃべっちゃだめなんだよ」
「でも、どうせならもっと大きな声を出しちゃいなよ」
そういうと、女の子たちは「大きな人形」の股間をさらに激しくいじり始めた。そしてついに……。
「……ああっ!」
ついに、「大きな人形」があえぎ声を上げ、激しく体を痙攣させ始めた。
「あっ……ああっ!……」
あえぎ声はその後も続いた。そしてついに、
「ああ!」
という声とともに、とうとう「大きな人形」は後ろに倒れこんでしまった。どうやらイッたようだ。その姿を見て、女の子たちはさらに笑っている。
しかし、それでもなお女の子の指の動きは止まらずに動いているので、ようやくあえぎ声がやんだかと思った次の瞬間には、再び「大きな人形」があえぎ声をあげ始めた。もはやオママゴトそっちのけで、「大きな人形」をなぶることに夢中になっているようだ。
私は車の中からその様子をぼうぜんと眺めていた。いったい、これはなんなのだろう? なぜあの女の人は、人形の格好をして女の子たちになぶられているのだろう? と、そのとき、
「あれ、気になりますか?」
と、声をかけられた。「大きな人形」に気を取られて、車のすぐ隣に人が来ていることに気づかなかったのだ。
「あ、いえ……」
みると、声をかけてきたのは小学生ぐらいの男の子たちだった。そのうちの一人、私に話しかけてきた子は、スマホを片手にもって、それに話しかけるようにしゃべっている。どうやらボイスチェンジャーのようなアプリを使っているようで、その声は、特に変なところはないはずなのに、妙に不快だった。
「あれはね、子ども達が遊ぶ人形の数が足りなかったから、お姉さんに手伝ってもらったんですよ」
「はあ……」
「それでね、今度はこの男の子達が遊ぶおもちゃが足りないのでね……」
なんだか嫌な予感がする。
「お姉さんも、おもちゃになってくれませんか?」
この子は何を言っているのだろう、そんなのやるわけない……と思っているのに、私の口は勝手に動き、
「はい、わかりました……」
と答えていた!(続く)