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ドタドタドタ….
コンコン!
「亜紀!起きた!?」
「うーん…まだ…眠い…」
「もう….一体いつになったら起きるの!これで3回目よ!学校に遅刻するわよ!」
「遅刻でいいから寝かせて…」
「ダメ!はい!布団没収!!」
なんだかとても懐かしいような感じだ。
冷たい床の上で寝ていたような気がしたのだが。
「寒い…」
「朝食を食べたら暖かくなるわよ。」
「はいはーい。」
口が勝手に動いているような…
それに手も..足も..まさか体全体?
突然場面が変わった。
学校帰りだろうか。
ガチャ…
「ただいま…」
「どうしたの?元気ないじゃない?」
「別に…」
ベッドに倒れ込むように飛び込んだ。
ベッドに向けて唸り声のように喋っている。
「#~※・=“^♪○$¥」
一体なんだ…意識が朦朧としながらも…
この日常の生活を見せられてる…
しかしこの親近感はなんだ…?
また場面が変わった。夜になったようだ。
コンコン…
「亜紀ー進路の話なんだけ…」
「寝てるわ…もう。なにも被らないで。」
「美穂。ただいま。」
「あ、おかえり。」
「最近どうだ?亜紀は?」
「なんだか段々元気が無くなってきてるのよね…学校で何かあったのかしら…」
「1度学校に連絡してみるよ。」
「えぇ…お願い。」
プルルルルル…
また場面が変わった。
「余計な…余計な事しないでくれよ!!」
「亜紀!ちょっと待って亜紀!」
バタン!
自分が怒って家から飛び出して行った。
夢か…?
見たことがある…光景..
また場面が変わった。今度は….
女性が倒れている。
これは血だろうか…
「アハ…..アハハ…ハ…
アハハハハハハハハ!!!」
「うっ….!!」
「嫌らしい夢だな…罪を償えってか…. 」
「人も俺も…分からず終いだな….」