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???「すー……すー……すー……すー……」???「ぐぅ……ぐぅ……ぐぅ……ぐぅ……」
???「……何これ」
???「すごくすやすや寝てますね」
???「寝る子は育つって奴〜」
ここは、生徒会室。「雨花」、「橙」、「桃時」は「兎白」、「瑠璃人」の寝てる姿をみていた。
桃時「こいつら何で寝てるの?」
橙「何でも昨日遅くまでどれくらい深い穴を掘れるのか勝負してたみたいですよ?」
雨花「え?ホントに何してるの?」
橙「「穴掘りはロマンがある!」だそうです」
桃時「それに付き合わされたのね……兎白は」
雨花「まぁお宝が出てくるかもしれないし……」
橙「それで穴を掘ってみつけたものがあるそうですよ。ほらここに」
橙はブルーシートを外すと、兎白と瑠璃人が掘ってきたものをみせた。
雨花「えぇとぉ……何何……」
桃時「誰かのパンツに……」
橙「ど、動物の骨……」
雨花「人骨だったりして……?」
橙「恐いこと言わないで下さい!」
桃時「あとは……何で信号機?」
橙「そんなものまで埋まってるんですか!?」
雨花「それから机に……袋に厳重に入った毛布もあるよ。おぉ!ふかふか!」
桃時「全くこんなに扱いにくい奴どうすんのよ……」
雨花「とりあえず倉庫に入れておこう」
橙「そうですね。あそこなら大抵のものは入りますし」
雨花、橙、桃時は兎白と瑠璃人が掘ったものを倉庫にしまい込んだ。
桃時「さてとこいつら起こさないと」
瑠璃人「……う……ん……兎白さん……オレバケツ拾いましたよ……」
兎白「じゃあ……それで……防御力が……アップしたな。俺はパプリコットを拾った……これでHPアップ……だ」
雨花「魔王襲来、魔王襲来」
兎白・瑠璃人「ひぃぎゃあああ!!!!」
瑠璃人「ひぃ!目の前に魔王が!!」
桃時「何でこっちみながら言うのよ」
橙「目覚められたなら良かったです」
雨花「あはっ!魔王の力は絶大だね!」
桃時「ほら!仕事仕事」
兎白と瑠璃人は眠い目を擦りながら、雨花と橙、桃時はそれをふふふっと笑いながら、仕事をしたのだった。
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