この作品はいかがでしたか?
310
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翔太「じゃあ、今日から”友達”な?」
康二「う、うん!」
その時、真っ暗な暗闇の中に光が差し込んだような感覚になった
数週間後
あれからすっかり翔太くんと仲良くなった
いろんな話題で盛り上がりよく一緒に過ごすようになった
だから油断してたんだ…
翔太「康二、わりぃ…呼び出しくらったから先、帰ってていいぞ」
康二「そうなんや、オレここで待っとくで!」
翔太「じゃあ、急いで戻って来るわ!」
翔太くんがいって、姿が見えなくなったときに誰かに強く引っ張られ、目隠しを付けられた
康二「っわ!?だ、誰?」
モブ「あれぇ?もう忘れちゃったの」
そこには聞き覚えのあるいじめっ子の声がした
目の前が真っ暗なため、そのまま着いていくことしか出来なかった
少し時間がたち急に放り投げられ、目隠しを強引に外された
目線の先には男一人と先ほどの声の女がスマホを片手に
こちらを不気味な笑みを浮かべてこちらを見ていた
康二「な、なにするん…」
モブ「いやぁー最近彼女が、全然ヤらせてくれないからさ久しぶりにお前で発散しようかなって(笑)」
康二「え…?」
最悪の光景が頭をよぎってくる
一年前
モブ「っほら、!イケよ!」
康二「や、やぁ…ん、ぁ”っ」
出したくもない、はしたない声が自分の喉から発せられる
康二「い”っ!?ゃ”ッん”…!」
モブ「っやっべ、イクわ」
康二「ぅ”ぐ…!っんぁぁッ…!」
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また、こんな苦しみを味あわなきゃいけないと思うと全身が震えてくる
康二「やっ、やめてッ…!」
オレの声なんて届くはずもなくシャツのボタンをどんどん外されていく
怖くなったオレは、泣き出してしまった
モブ「ねぇ、泣かれてもこっちが得するだけなんですけど(笑)」
もう、きっと無理なんだと思い抵抗することを諦めかけた時、
翔太「お前ら、何してんの?」
腹の底から出したような翔太くんの低い声が聴こえた
康二「しょ、翔太くん…!」
モブ「何そんなキレてんの?ただのじゃれ合いだって(笑)」
そう言いながらオレから手を離した
翔太「…へぇ、お前にとってこれじゃれ合いなんだ(笑)」
そう、言いながら翔太くんは男に近寄っていった
そして、思いっきり腕を振り上げ男の顔を殴った
モブ「いっって!!何すんだよ!?」
翔太「お前も何でそんなキレてんの?ただのじゃれ合いじゃあ〜ん笑」
モブ「こ、これのどこがじゃれ合いなんだよ!?」
翔太「いや、そのままその言葉そっくりお返しするわ(笑)」
翔太「お前らが康二にやってる事がじゃれ合いなら、俺がお前にやった事も同じでしょ?」
モブ「そ、それとこれとは話が違うだろ!校長に言って退学にしてやる!!」
翔太「うわ、なんか小学生の脅し文句みたい(笑)
言いたかったら言えば?存分に言っちゃってください笑」
翔太「…ただ、この状況からして退学にされるのはどっちだろうな?」
そして男の急所を足で蹴り気絶させた
翔太「おい、そこの女」
モブ「っ!あっ、ゃ、あのこ、これは…!」
翔太「スマホ」
モブ「えっ?」
翔太「スマホ貸せつってんだろ」
モブ「ッ!はっ、はい…」
翔太「はーいさんきゅー」
受け取ったスマホを地面に落とし、容赦なく踏みつけた
モブ「っちょッ!!何すんのよっ!!」
翔太「はぁ?スマホ一つ無くなっただけで何ギャーギャー騒いでんだよ」
翔太「スマホだけで許してやってんだからさっさとどっか行けよ」
モブ「ッ!」
女は悔しそうな顔をしながら走って行った
コメント
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うわ…しょーたかっけぇて