我々国本拠地の入り口に二人、誰かを待っている人がいる。
オスマン
~♪
口笛を吹いているオスマン。
ひとらん
なんか、オスマンご機嫌だね?
オスマン
!そりゃそうめぅ!久しぶりのお出かけだし!その上ショッピングだし!なによりあの宝石(輝くん)をコーディネート出来るし!
ひとらん
まぁ、確かにね。(宝石?)
そう今日は輝と一緒にショッピングする日などである!しかし・・・
オスマン
輝くん遅いめぅ・・・
ひとらん
確かに。迷子にでもなってるのかな?
来るのがあまりにも遅い。かれこれ15分くらい遅れている。
ひとらん
そろそろ、部屋まで行った方が・・・
そんなことを言い心配していると
影山輝
すいません!遅れました!着ていく服が決まらなくて・・。
オスマン
あっもう!おそいm!?!
ひとらん
っ!??!
オスマンは口をふくらませ怒っているように見せようとしたのか、口をふくらませていたが、輝を見ると驚きで口があいてしっまった。それもそのはず。
影山 輝
えへへ、どうですか?しんぺい神に選んでもらったんですが・・・
そういった輝が着ていた服は明らかに女の子の服だった。
オスマン
~~!何でめぅ!めっちゃ可愛い・・じゃなくて何で女の子の服何めぅ!
オスマンはそういいながら輝の肩を掴みゆらゆらと揺らす。
影山 輝
じ、実は・・
しんぺい神
え!着ていく服がない?
影山 輝
あっそうなんですよね・・。
昨日お借りしたお洋服は着ていくわけにないですし・・・(とゆうかもう洗濯してしまったし・・)
しんぺい神
うーん”(-“”-;)そっか~なら俺の子供の頃の服でもいい?それならかせるけど、
影山 輝
あっはい!ありがとうございます。
しんぺい神
んーと、ちょっと待っててね。
(何処にあったけなー。確かこのタンスの奥の中に輝くんが着れるくらいの服が・・)
タンスの奥の中をさがしていると
しんぺい神
あっこの辺なら輝くんが着られるんじゃ!・・・
影山 輝
?しんぺい神さん?
しんぺい神
ごめん・・これくらいしかないや・・・。
そういい恥ずかしそうにか、申し訳なさそうにか、顔を手で抑えて見せてきた服は女の子が着そうなデザインをした長袖と短い半ズボン、それとタイツがセットの服だった。
影山 輝
しんぺい神さんこれ・・
しんぺい神
ごめん。本当ごめん。それしか着られそうなのない。後その服に関しては何にも言わないで・・・・。
影山 輝
まっまぁ!着られて変な服でもないですし!大丈夫ですよ!僕これ着ていくんで!
しんぺい神
本当!ごめんねぇ~本当に~。゚(゚´ω`゚)゚。
影山 輝
てなわけです!
オスマン
そうなんめぅねー!(何で女の子の服を持っていたか後聞こ)
ひとらん
(何で女の子の服もってんだろ・・・)
オスマン
まぁ!気を取り直してlet’sgoshopping!!
・・・って行きたいんだけど、輝くん獣族の耳とか尻尾出せない?
影山 輝
!!?
・・・何でですか。
オスマン
だってその・・尻尾出せる穴がないと窮屈でしょ!
影山 輝
え!あっあぁまぁ・・・。
オスマン
だったら出して欲しいめぅ!それに俺・・・・・輝くんが獣族の尻尾とか出してるの・・めっちゃめちゃ可愛くて好きなんだめぅ!
影山 輝
ゑっ!!
(嘘、だって今まで・・・
商売人
こちらの商品はあの獣族で、
A国の統領
ほうあの、世界に5人もいるか分からないというあの!
商売人
はい、そうで御座います。
A国の統領
ふむ、ならこの『化け物』買ってもいいか?
商売人
はい。もちろんで御座います。ペットにしても戦闘兵器にしてもいいでございます。
A国の統領
なら、こいつを・・・
影山 輝
(始めて・・本当に獣族と調べるかどうかとかにしか出してっていわれなかったのに・・・。この人が初めてだ・・・・可愛いからだしてって言われたの・・・。)
(なら・・・・!)
影山 輝
いい・・ですよ、だしても・・・。
オスマン
本当めぅ!!やったぁぁ!
そう言った輝は猫のような尻尾と耳をだしてくれた。
少し恥ずかしげに、
オスマン
よぉーし!じゃあ早速行くめぅよぉ!
let’s goshopping!
影山 輝
お、おぉ!
ひとらん
(獣耳・・・さわってみたいな・・)
影山 輝
うっうわぁ!すっすごい!
そういいながら目をきらきらと輝かせる。
我々国の市街地、WRWRDだ!
この名前はグルッペンが
グルッペン
もはや名前簡単で覚えやすいほうがいいだろ!
とゆうことで決まった名前だ。
今では我々国の大事な場所となっている。
オスマン
そうめぅ、そうめぅ!ここはほんとうに素敵な場所めぅ!ショッピングだって出来るし、美味しいものだってかえる!本当にいい場所!!
ひとらん
輝くんも気になったものがあれば、何でも言っていいからね。
影山 輝
はい!
オスマン
じゃあ、早速あそこのお店・・
町の人々
やっぱりあの子獣族よ!
町の人々
本当!
町の人々
俺話しかけてこようかなー。
町の人々
ばっか止めろってどうせオスマン外交官と一緒にいるってことはあの『化け物』きっと『ペット』だよ。
影山 輝
っーーーー!
オスマン
・・・。
ひとらん
(こいつら全員・・・いっそのこところ・・・)
オスマン
ひとらんボソッ
ひとらん
・・・分かったごめん。。
オスマン
やっぱりあそこのお店止めるめぅ。そこじゃない、人を見た目で判断しない人のお店に行くめぅ!
町の人々
ッ!!
オスマン
ごめん。輝くん俺が我がまま言ったから・・・
影山 輝
全然!大丈夫ですよ!
オスマン
本当!ならその俺のおすすめのお店にlet’s go~!!
オスマン
ここがそのおすすめのお店!NTJYOてんめぅ!ここはお隣の国、日常国のお店なんだけど、とってもいいのがうってるんだめぅ!
ささ!入って入って!
そういいそそくさと扉を開けて入って行くオスマン。ひとらんさんと一緒に少し遅れて入ると、そこは少しレトロな気がしてとても落ちつく店内だった。中には洋服の他に、ちょっとした小物もあった。小物の中にはエビフライの箸置きがあった・・・エビフライ?
オスマン
店長お久しぶりめぅー!
???
ん?あぁ久しぶり。
オスマンさんが挨拶した店長さんは、片目を髪で隠していて黒色のパーカーの上にエプロンらしいのを付けていた。
オスマン
ご紹介するめぅ!この人は日常国からきた!
ダークぺいんとさんめぅ!
ダークぺいんと
本名いわんでいい、ダーペだけでいいから。
影山 輝
よ、よろしくお願いします?
ダークぺいんと
いや、別にそこまできっちりしなくても・・・
影山 輝
ひえっ!
オスマン
ギロッ
ダークぺいんと
ごめんて・・。
ひとらん
でも、ダーペ君1週間だけじゃなかったの?ここで働くの?
ダークぺいんと
あぁー実は・・
ダークぺいんと
(はぁ、疲れた。いくら1週間って言っても真面目に働くのって疲れるな・・・。)
俺はそう思いながら自分の部屋に帰るため廊下を歩いていた。その時
???
あ!ダーペ君!おかえり。
ダークぺいんと
あっただいまっす、クロノア統領。
クロノア
んー別に付けなくていいよ、統領。
ダークぺいんと
そっすか。
クロノア
それより帰って来ちゃったの?ダーぺ君、お客さんからの評価凄くよかったんだけど・・
ダークぺいんと
よかったて・・俺結構ふざけて働いてたんだけど・・・
クロノア
えっ!嘘だ。だって凄くいい評価貰ってるんだけど・・
ダークぺいんと
そんな分けないですよ。例えばどんなのがあるんすか?
クロノア
うんとね、例えば
『店員さんが服を選んでいても、押しつけしてこない!』
とか、
ダークぺいんと
それは、急にこの服どうですかって言うことじたいがめんどいから。
クロノア
『レトロで静かな感じで凄くいい!』
ダークぺいんと
逆に前のが派手だったんじゃないんすか?
俺が俺好みにしただけなんだけど・・。
クロノア
『小物があって可愛い!』
ダークぺいんと
服だけだったら、飽きるし。
クロノア
『自分に似合う服を選んでもらえる!』
ダークぺいんと
それは、その人に似合いそうな色と好きそうな趣旨を合わせた服を渡しているだけで・・
クロノア
うん。やっぱり君そのまま働いてよ。
ダークぺいんと
ハッはぁぁ!
ダークぺいんと
てなわけでまだ働いてる。
ひとらん
そうなんだ。
(気に入ってるんだろなぁ~この仕事。)
オスマン
なら折角だし輝くんの服、選んでめぅ!
影山 輝
え!
ダークぺいんと
・・・獣族か・・・。
影山 輝
!!っ
ダークぺいんと
・・・なら、ちょっと待ってろ。
10分後
ダークぺいんと
ほら、これ着てみろ。
影山 輝
あっはい
そういい渡された服は袖と丈が長いパーカー
白いティーシャツに、穴が空いた少し長めな半ズボンだった。
ダークぺいんと
それだったら似合うだろ。尻尾用に穴開けたし。試着室で着てこいよ。
影山 輝
はっはい。
僕は試着室に入る。
オスマン
楽しみめぅ~♪
影山 輝
きっきましたよ?
そういいでてきた輝は、とても似合っていた。まるでアイドルの用に
オスマン
ーーっ!やっぱりめっちゃめちゃ似合ってるめぅ!可愛いしかっこいい~!
ひとらん
凄くかっこいいよ輝くん。
影山 輝
ありがとうございます。(*´д`*)
ダークぺいんと
じゃ、後同じような系統の服を用意しとくから
オスマン
ありがとうめぅ~♪
それじゃそろそろ行くめぅよ!
ひとらんも早く早く!
ひとらん
ちょっと待ってよ!
そういい二人が行った後をついて行こうとしたが、
ダークぺいんと
あー輝だっけ?ちょいちょい、
影山 輝
何ですか?
ダークぺいんと
ほれ。
そういいダーペさんは僕に黒に黄色のせんが入った猫の耳の空洞がある帽子をかぶせてくれた。
影山 輝
これ!
ダークぺいんと
さっきパパッと作ったから雑だけどやるよ。耳隠せた方がいいだろ?
影山 輝
~っはい!
それじゃまた!
ダークぺいんと
バイバーイ
そう言い残し僕はかぶせてくれた帽子を押さえながらオスマンさんとひとらんさんの所へ走って行った。
はい!どうも皆さんかめくんです!
皆さん上げるのが二重の意味で遅くなってしまいすみませんでした!!
前の話から1週間以上空いちゃったし、もう10じすぎだし・・本当にすみませんでした!
さて今回はショッピング編でした。
と言ってもそこまでショッピングじゃ、なかったけど・・まぁ良いでしょう!(本当はよくないんだろうけど・・・)
さて今回はオマケがあります!
一つ目!
しんぺい神が女のこの服を持っていたのは、子供の頃から髪の毛を伸ばしていて、女のこ友達に女装されたときもらったふく。なお、このことをオスマンに言ったらからかわられたそう。
(実際のしんぺい神さんの実話とは関係ありません。)
二つ目!
ダークぺいんとが作った帽子はめちゃくちゃ頑張って作った。本当は雑につくってない。
またNTJYO店は路地裏のほうにひっそり立ってるが、主に女性客が後を絶たない。
三つ目!
輝に上げた上着の袖と丈が長いのは、尻尾が見えづらくするため。
四つ目!
序盤から中盤あたりの町の人々から言われた後輝に謝ってその後何事もないように明るく振る舞っていたが、その後NTJYO店に向かっている間や、我々国の本拠地についてもしばらく謝り続けてた。
以上でオマケを終わります!
最後まで見てくれたかたありがとうございます!!(*・ω・人・ω・*)
次回もよろしくお願いします!
コメント
1件
かなり長ーーいストーリーになってしまった。(;゚д゚)