とあるにんげんのはなし

注意事項は第一話を見てください

明菜　…ｯ…ん？

明菜母　明菜？起きた？

明菜　…おは、よぉｯ…

明菜母　今、凛ちゃん来てくれてるよ。

明菜　ｶﾞﾊﾞｯ(ベットから起き上がる)

明菜　本当!?凛！

凛　ﾂｯｯ!?

凛　あ、あきなｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

明菜　凛!?どうしたの？なんで泣いてるの!?

凛　だ、だって、あきなｯｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

凛　顔に、傷が…ｯ…ﾋｯｸ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

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あきなのひたいには、ほうたいがまかれていました。

さいわい、めはけがしなかったようですが、きっとあとがのこってしまうでしょう。

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明菜　あぁ、これ？

明菜　途中にあった石で切っちゃったぽいの。

凛　…私のせいで…ｯご、ごめんｯ…

明菜　この傷は、私が凛の注意を聞かなかったからできた物。

明菜　だから、私が悪いよ(ﾆｺｯ)

凛　で、でも、跡、残っちゃう…

明菜　良いの！

明菜　この傷を見るたびに、凛が私を助けてくれたこと、思い出せるから！

凛　…ｯう～～…ﾋｯｸ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

明菜　凛、こっち来て！

凛　？…うん。

ﾄｺﾄｺ

明菜　ｷﾞｭｯ(凛を抱きしめる)

明菜　来てくれて、助けてくれて、ありがとう！

凛　ごめｯ…ﾋｯｸ…ごめんｯ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

凛　怪我、させちゃったｯ…

明菜　凛のせいじゃないって。

明菜　だから、もう泣かないで？

明菜　それに、凛が大人の人呼んでくれたから、私は助かったんだよ？

明菜　人と話すのすっごい苦手なのに、頑張ってくれたんでしょ？ありがとう！

凛　で、もっ、私がもっとちゃんと止めてたらっ、あきな、は、怪我しなかったっ…

明菜　ううん。それは凛の注意を聞かなかった私の責任！

明菜　凛のせいじゃないよ！