※本作品とご本人様達は一切関係ありません。
※検索避けのため伏せ字を使用しています。ご理解、よろしくお願いします。
※本作品は曲パロとなっていますが、作者の個人解釈を含んでいます。
電車に揺られること30分。
時刻は正午を過ぎており、
暑さは猛威を振るっていた。
rbr 「お腹すいたし、ここらへんで降りるか。」
sho 「そうやね。」
俺等が降りた場所は、
田舎とも都会ともいえないような場所。
森は囲むようにしてあるが、
コンビニもスーパーも結構な数ある。
sho 「あちー…、
さっき雨降ってたのが嘘みたいやね。」
rbr 「今年の夏はえらい暑くなるらしいで。」
sho 「へー…」
たしかに、これから✗にに行く俺達にとっちゃ、
これからの話なんて意味ないか。
そう思うと、話すことが以外になく
沈黙が続いた。
それでも気まずくならないのは
幼馴染だからか、
もう何もいらないからなのか。
わからない答えを
頭の中で探してみる。
店員 「いらっしゃいませー。」
このあたりでは見ない制服に、
平日の昼間にコンビニにいる俺達を
ジロジロ見ながら挨拶する店員。
そんなのは気にせず、
商品を選び始める俺達。
shoはおにぎりとアイス。
俺は普通に弁当を買った。
店員 「合計で1567円です。」
あ、財布の中身確認してなかったなと思ったが、
まぁ別にいいかと思い、
財布からお金を出す。
店員 「丁度お預かりします。
温めますか?」
rbr 「大丈夫です。」
店員 「ありがとうございました。」
自動ドアが開くと
湿度の高い熱気が体にまとわりつく。
無駄に広い駐車場の端に腰をかけ
食べ始める。
rbr,sho 「いただきまーす。」
たかがコンビニのご飯だったが
久しぶりに味がした気がした。
rbr 「…お前ってほんまに食べないよな。
本当に運動部?」
sho 「小中高で運動やってるってば。
逆にお前はなんでそんなに食ってんの。
✗ぬ気ある?」
rbr 「…たしかに。」
sho 「納得すんな笑
…そーいえばさ、」
rbr 「?」
sho 「なんでお前家におったの。
今日学校だよな?
泣いてて忘れてたけど、
家におらんと思ってピンポン押したんだったわ。」
rbr 「あー…」
sho 「なに?訳あり?」
rbr 「普通に、✗のうとしてた。」
sho 「…は?」
俺の母さんはシングルマザーやった。
朝から夜まで働いて、
俺の面倒見て。
自分に使う時間なんか
多分なかったんだと思う。
そんな母さんが数年前、
男を連れてきたんや。
その時、
「新しい『お父さん』という響きの気持ち悪さ」と
「母さんが自分に使う時間があったんだという安堵」
が混ざって、
冷静に見極めきれなかった。
新しい『お父さん』のやばさを。
母さんが再婚して数ヶ月。
新生活に慣れ始めた時、
男の本性が現れ始めた。
母さんに「無能」、
「誰のお陰で生活が楽になったと思ってる」
などと言い出した。
母さんはそんな男の言葉に
「ごめんなさい。」としか返さず、
口答えなどしていなかった。
この時、俺がいえばよかったんや。
「母さんにそんな事言うな」と。
でも、男は怒ったら何をするのかわからない
タイプだったから、
母さんに危害がいくんじゃないかと不安で
言えなかった。
そのくせ、俺にだけには妙に優しかった。
「rbrは優秀だな」
「あんな母さんで可哀想だ。」
と。
2人で暮らさないかとすら
言うこともあった。
そんな男に言い返すことも、
反撃することもできずに数年が経った。
母さんはストレスから鬱になり、
それをいいことに
男は浮気しまくった。
母さんの看病をしながら
勉強は難しかったが、
男が家にいない時間が増え、
また2人暮らしに戻った気分で嬉しかった。
嬉しかったのに…。
母さんの症状はどんどん悪化していき、
つい先日、✗んだ。
俺が学校に行ってる間に
首を吊って。
一昨日、調子がいいからといって
油断していた。
遺書には「こんな母さんでごめんね。」とだけ。
警察には言ってない。
男に口止めされているのと、
もし言ってしまったら
母さんは連れて行かれてしまうから。
たとえ体温はなくとも、
まだそばにいたかった。
また2人で平和に暮らしたかった。
俺がもっと早く男を追い出していれば、
母さんは✗なずにすんだのに。
あれだけ近くにいても、
守れなかった。
自分に危害がくるのが怖くて、
何も言えなかった。
そう思うと、俺って勉強しかできへん
『ダメ人間』なんやなって気付いた。
だから、✗のうとしてた。
sho 「…お前の家、そんなことになってたんや。 」
rbr 「うん。」
sho 「母さんがいる家で✗ななくて、
よかったん?」
rbr 「だから言うたやろ。
これはshoに対する『贖罪』や。
そんで、✗ぬことが母さんに対する『贖罪』や。」
sho 「そっか。
…俺の家もなー、大概やしなー。
結局、誰にも愛されなかったな。」
rbr 「それは俺もや。」
sho 「お前には母さんいるやん。」
rbr 「本当に愛してたら、
あの男と俺だけを残して先逝かんやろ。 」
sho 「…まぁ、そうやなぁ…。」
rbr 「似た者同士やな、俺ら。 」
sho 「嫌な共通点やな、笑」
そんな会話が終わった頃には
お互いに食べ終わっていた。
ゴミを片付けて、
二度目の出発。
shoの手を握った時、
家を出た時の震えはなくなっとった。
rbrの過去、公開!
どーでしたか。感想、お待ちしております🙂↕️💗
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コメント
1件
この…悲しい過去が一番好き🫶🏻🫶🏻 まさに後悔先に立たずでほんとに…rbrさんが可哀想になる…😭 続き待ってる!!