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〇〇)えー…
私は返されたテストを見ため息をついた。
テストには53点と書かれている。
優奈)あー…、これはやらかしたね…
〇〇)補習だってさ…
優奈)どんまい。〇〇が勉強してなかったのが悪い。
〇〇)最悪だよ…、今日家帰って録画してたテレビ見ようと思ってたのに、
優奈)(そんなこと言って嬉しいんだろうな…)
放課後
阿部)ごめん、〇〇さん。補習やろっか。
〇〇)はーい、
阿部先生が私の間違えた問題を丁寧に解説してくれる。
〇〇)あ、なるほど!わかりました。
阿部)うん、これでひと通り終わったかな、
〇〇)あー、疲れた、
私は勢い良く阿部先生に抱きついた。
阿部)わぁ、びっくりした
〇〇)ちょっとだけこのままでいさせてください…、
阿部先生は仕方ないな、という顔をしながら私の背中に手を回して頭を撫でてくれた。
〇〇)やっぱり先生の匂いは安心します、
阿部)そう?
〇〇)ふふっ、あったかい、
2人が離れる。
阿部)ね、この前のお返しさせて?
そう言って先生が短めのキスをしてきた。
〇〇)っ…//ずるいです、
その時廊下から足音がして慌てて2人は離れた。
がらっ
入ってきたのは目黒君だった。
〇〇)あ…、目黒君、
目黒)大丈夫?何かされてない?
〇〇)え?大丈夫だけど?
目黒)よかった…前田さん(優奈)に補習に行ったって聞いてたから心配になって見にきた
〇〇)え?
阿部)…なぁ,目黒。そうやって俺のことを〇〇に何かする変態みたいな言い方するの良くないんじゃない?
目黒)…事実なんで
阿部)〇〇はさ、俺に触られるの嫌?
私は慌てて首を横に振る。
目黒)でも…俺は〇〇のことが好きなので!阿部先生に触られて欲しくないんです!、
好き、と言われて思わず顔を赤くする。
目黒)先生は先生なんだから恋愛対象じゃないですよね?好きでもないのに勝手に俺の恋を邪魔しないでください…!
阿部)俺はっ…!
〇〇)先生だめっ!
私が慌てて先生を止めた。
〇〇)それより先は言わないでください…!
阿部)…ごめん、
その時ちょうどいいタイミングでアナウンスが流れた。
アナウンス)阿部先生、阿部先生。至急職員室までお越しください。
阿部)あ、呼ばれたし行くね?じゃあ気をつけて。
先生は気まずい空気を逃れるかのようにそう言ってそそくさと教室を後にした。
〇〇)あー、じゃあ私も用事あるから。帰るね?
私が荷物をまとめて帰ろうとすると目黒君が腕を掴んで引き留めた。
目黒)待って。〇〇さんと先生って付き合ってるの?
〇〇)…
目黒)教えて?
〇〇)付き合ってないよ?
目黒)本当に?俺の目を見て言って。
目黒君に引っ張られて向かい合わせにされる。
目黒)付き合ってるの?
〇〇)つきあってないっ
私はそのまま目黒君の腕を振り解いて教室を飛び出した。
わかってる。絶対この恋はバレてはいけない。
家に帰って先生からLINEが来ていたけど返信することができなかった。
おわりっ。次回何にしようかな…明日出せると思います。
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