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#ファンタジー
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三浦の海は透き通るような青さを取り戻していた。
信じられないくらいの静けさで、潮風が頬を撫でる。傷ついた防波堤の上を、僕は美咲と歩く。海水の跡が残る道路。その向こうに、元商店街の屋根だけが一部残っている。
三浦の避難所からシステム接続の依頼が来た。姫は即答していた。翌週に僕と2人で訪問します、と答えた。
僕たちが、準備していると防衛隊の式馬さんがやってきた。
「隼人、三浦に行くんだって」
「はい、システムをつなげたいって応援依頼です。来週月曜に行こうかなと美咲と話してます」
「そうか……用心しろよ。良からぬ噂を聞いたからな」
「え、なんですか?」
式馬さんは元警官だ。信頼できる情報ネットワークを持っている。
「こう言うのも恥ずかしい話なんだが、元警官が拳銃を隠し持っているらしい」
救援軍が組織された時、自衛隊・警察は一旦解体された。そして銃火器は全て取り上げられているはずだ。これを「令和の刀狩り」なんて呼ばれていた。
「知り合いからの一報なんだがな、三浦の方で拳銃を使った強盗とか脅迫が起きているらしいんだ。そしたらさ、君たちが三浦の避難所支援に行くって言うからさ」
「ありがとうございます。ちょっとやばいすね。どんな剣術だって銃火器には勝てないですからね」
「どうしようか、美咲」
僕は横の姫に相談した。
「そうね」
美咲は腕組みしている。
「おい、銃相手に戦う方法を教えようか?」
通りかかった体格の良い男がいる。一堂達也さんだ。もと海上自衛隊だ。
「え、そんな方法あるんですか?」
「おれも、初耳だぞ」
式馬さんも興味津々だ。
「ああ、自衛隊のレンジャーの訓練項目であったんだよ。と言っても相手が10メートル以内の場合だけどな」
「それ、興味あります。教えてください」
こうして僕たちは避難所の校庭に出た。
一堂さんが説明する。
「いいか、ライフルにしても拳銃にしても、通常が安全装置を外し、弾をローディングし、それから狙って引き金を引く。この動作は1から2秒かかるものだ」
一堂さんは段ボールで作った拳銃の形を構えて話す。
「安全装置を外して撃つ気まんまんでも1秒はかかる。ところで、人間は1秒でどれくらいの長さを走れるか知ってるか?」
「百メートルを九秒ちょいだから、10メートルくらいですか?」
美咲が計算する。
「その通り。じゃあ、10メートル先に銃を持ってる奴がいて、そいつに向かって人間がダッシュしたら?」
「そうか、撃つ前に到達してしまう」
式馬さん。
「そうなんだ、だから相手の射撃線を外しながら猛ダッシュして攻撃すれば銃を持っているやつに勝てるんだよ」
一堂さんが説明する。
「なるほど、金窪流の正中を外す、と同じですね」
一堂さんが頷く。
そうなるな。ポイントは相手の状態を見極める訓練をすることだ。もし、相手が弾をローディングした状態だったら間に合わないだろう。
「ちょっとやって見るかい?」
一堂さんが段ボールの銃を持つ。悪人役だ。
式馬さんが10メートル離れたところに立つ。スポーツチャンバラの刀を構える。
「手を上げろ」
一堂さん。
式馬さんが猛然とダッシュした。チャンバラ刀を振りかぶる。
式馬さん、ダンボール銃のハンマーを親指で上げるふりをした。そのまま少しステップバックして銃口を突きつける。式馬さんの刀が届く前に銃をまっすぐ突きつけられていた。
「死亡だな。走る方向と刀の使い方がよくない」
一堂さんの講評だ。
「今度は僕がいいですか?」
「いいよ、金窪くん」
同じように一堂さんがいう。
「手を上げろ」
僕は猛ダッシュ。
金窪の教えに従って射撃線を外して走る。
一堂さんがバックステップする。だが、僕を捉えられない。銃口を振る間に僕はチャンバラ刀を喉元に突きつけた。
「うん、いいね、だけど突きじゃないほうがいいかもね。ほら、万が一外れたら撃たれるよ」
「なるほど、そうですね。ちょっと打ち込み方を考えた方がいいですね」
そこから一堂さんの特訓がはじまった。
銃を持っている相手の構え、視線などから判断し、どう走ればよいか、どこを最初に攻撃すれば良いのか、僕たちは2時間ほど汗を流した。
「うん、これならいいかな」
一堂先生からO Kが出た。
「ここが三浦の避難所です」
案内してくれたのは、日焼けした青年だった。
ボランティアリーダーの健吾。20代前半、腕も顔も泥にまみれているが、目だけはまっすぐに澄んでいた。
「システムの話は聞いてます。鎌倉の避難所がすごく回ってるって」
「まぁ、あれは偶然うまくいっただけですよ」
僕は照れ隠しに笑いながら、持ってきたノートP Cを開いた。
ここの避難所ではテントの下に古いルーターが並べてある。そこに出入りするケーブルの束。湿気で錆びたコンセントボックス。それでも、僕の手の中では、どんなガラクタも再び命を得るのだ。
電源を繋ぎ、パラメータをいじり、AIのAPIを走らせ、「鎌倉ネット」からサブノードを開く。
三浦ノード、起動。
数秒後、ログイン画面が現れた。
「つながった!」
健吾が叫び、周囲にいた子どもたちが拍手した。
僕は美咲を見る。
彼女はやわらかく微笑んで、その場にいた全員に頭を下げていた。みんなは逆にひどく恐縮している。
まさしく、姫だな。
「これで在庫も共有できる。物流も見えるわ」
「すごいな、美咲さん……」
誰かが言う。
彼女は照れもせず言う。
「いいえ、全部この人が」
僕の方を見る。
おい、そうやって、責任と光を、等分に背負わせてくる。さすが北条政子の姫。
夕暮れ。設置作業が終わり、発電機の音も静まった。テントの下で、紙コップにジュースを注ぎ、乾杯する。
「三浦もつながったね」
「これで逗葉浜に鎌倉ともデータ連携できる。食料も医療も偏らない」
美咲の声は、風に溶けていくように穏やかだった。
その時だった。外で、車のドアが閉まる音。
重い革靴の足音。
テントの幕が、無遠慮に開かれた。
「ご苦労様。では、ここからは我々が監督しますので」
紺色の制服。
警察——いや、元・警察。
もう国家の秩序なんて崩壊しているはずだ。
名札もなく、腕章も古い。それでも、その口調にはまだ、権力の残り香があった。
「ここは我々のようなプロが管理すべきです。あなた方は素人。危険ですので、撤収してください」
僕は眉をひそめる。
背後で、美咲が無言で立ち上がる。彼女のエスプレッソ色の目の奥の温度が急速に下がってゆく。
「あなたたちは……この避難所のこと、何も知らないでしょう?」
「何も知らなくても、我々の職務です」
「職務? あなたたちが警察を名乗る資格が、まだあると?」
その一言で、空気が変わった。
男たちの表情に、侮蔑と苛立ちが混じる。リーダーの健吾が一歩前に出る。
「ここはみんなで立て直してきた場所だ。権限とか、もう関係ないですよね!」
パシンッ——。
乾いた音が響く。健吾の頬に赤い手形。拳ではなく、平手。つまり見せしめだ。
元・警官という男が立ち塞がる。
「いいかね、ここは日本だ。私たち、警察権力が皆さんの安全を守ってきたんですよ。まさか、それをお忘れなんですか?」
「あんたたち、何をしたんだ。やってきては、食糧を持ち出してるだけなじゃいか」
リーダーの健吾が頬を押さえながら反論する。
「お前、本官を侮辱するのか?」
そいつは急に逆上する。警棒を振り上げる。
「やめなさい。恥を知りなさい」
美咲がそいつを睨む。
「お嬢さん、公務執行妨害であなたも痛い目を見ますよ。私たちは秩序を守っているんですよ。そのためには税金がいるんです。と言っても、あなたみたいな子供に、意味、わかります?」
今日の彼女は薄い色のストレッチ・スリムジーンズにゆったりとした上着の組み合わせだ。
彼女はどんな服を着ていてもバランスの取れた魅力的な体の線を隠し切れない。
細いウェストの上の魅力的なふたつの膨らみ。ジーンズは信じられないような優雅な曲線を描いている。すっきり伸びた細い足とスニーカーの間にくるぶしが可愛く覗く。
そいつは美咲の全身を濁った目で見つめ回している。
まるで舌なめずりが聞こえてくるようだった。
「ちょっと説明がいるのかもしれないですね、こちらの取調室でお話ししましょうか?」
そいつはニタニタしながら美咲の腰に手を回そうとする。
こいつ、狂ってやがる。
美咲が抗議を叫ぼうとする。僕は、彼女を制して僕は立ち上がった。
呼吸を整える。呪文を唱える。
『人を殺めることをお許しあれ』
残虐な人格が出てきた。僕は、暗殺術、金窪流伝承者。風景の速度が遅くなる。
目の前の6人。警棒を腰に下げた男たち。
体格は良い。ガニ股だ。柔道をかなりやってきたんだろうな。
「あなた、何か言いたそうですね?」
そいつは僕の方を見た。
「いや、特に。ただ……あんたら、警棒の使い方、よく知らないと思ってね」
僕は腰から、特殊警棒を引き抜いた。一振り。カチン、と音を立てて伸びる。
「坊や、怪我するよ」
そいつは余裕だ。
「おい、お前たち、こういう法と礼儀を知らない馬鹿な小僧どもにちょっと、世の中のルールを教えてあげなさい」
「小僧、くたばれ!」
おい、言葉遣いが成ってないぞ。警官だろ?
最初の一人が突っ込んできた。
警棒を横薙ぎに振る。
僕は一気に不覚踏み込み、肘を捻るようにして相手の腕を封じた。
喉元に警棒で打撃。
喉を押さえたまま崩れ落ちる。
2人目は背後から抱きつこうとしてきた。そのまま首にチョークスリーパーをかけようとする。
おい、舐めるにも程があるぞ。
僕はそいつの腕の中に手を差し込む。ひねる。腰を沈め、重心をずらす。そのまま背負い投げのように転がす。
地面に落ちたところに、容赦無く警棒を叩き込む。声も出さずにそいつは白目を剥く。
うーん、僕、だんだん酷い人間になってきたと思う。
3人目が叫んだ。
「この野郎!」
その声が終わるより早く、僕の警棒が彼の眉間に突き刺さる。
刺突。
剣道の経験者だろう。喉への攻撃を予想していたかもしれない。でも、金窪流はもう少し残酷だ。喉じゃない。僕の警棒の軌道は奴の正中を外す、そして、そいつも、無言で倒れた。
終わった。3人が地面に転がる。声もなし。
残りは後ずさり、目を逸らす。だが、静けさは一瞬。
でも、僕は分かっていた。本当の敵はまだだ。
「出てこい」
テントの膜をくぐり、体格のいい中年男が現れた。
警察服の胸には
「武道指導官」
の名札。
「一新流居合、南條派、師範代の篠原だ」
やれやれ、今度は居合術か。
「お前が噂の金窪流ってやつか?」
「噂って、知らんがな」
僕はうんざりした声を出す。
「避難所で暴れてる小僧がいると聞いた。面白い」
そう言って、篠原は真剣を持ち出したを構える。
その足取りは確かに居合の達人。
踏み込み、間合い、呼吸。全部が本物だった。
美咲が叫ぶ。
「やめて!」
下がってろ、危ない。僕は美咲を後ろに押し退ける。
「参る」
低い声。
篠原の剣が鞘から一閃、風が割れる。
危ねぇ、こいつ、首を取るつもりかよ。
僕は半歩、横に滑る。
ニノ太刀。
頬をかすめる風圧。髪が舞った。
速い。だが、見える。
千年を生き延びた剣術。最近の居合の太刀筋なんて見通しだ。
「金窪流・逆流の義」
いくら居合と言っても、一度抜いたら、最初のアドバンテージは失われる。
篠原は上段に構える。その剣が再び振り下ろされる。
遅すぎるぞ。ただでさえ、金窪流はスピードを鍛錬している。その上、数えきれないほどの太刀筋を分析、対応できるような型を鍛えてきたのだ。
奴の刀がまだ頭上にある瞬間に、僕はワンビートで奴の横に立っていた。そのまま水平に警棒を走らせ、肋骨をたたき折る。
「がっ……!」
膝が折れた。
返す刃のように、もう一撃、脳天に叩き込む。
篠原はその場に崩れ落ちた。
血が土に滲む。
僕は落ちた日本刀を拾い、地面に突き立てた。
「もう、終わりにしろ」
周りの男たちが顔を見合わせる。
「そうはいかねぇな」
倒れた篠原達をかき分けて恰幅の良い男が近づいてきた。
手には拳銃。警察官が持ち歩いていたスナップノーズのリボルバーだ。
「大したモンだな。師範まで手玉に取るとはね。だけどね、どんな剣術の達人もこれには敵わないんだなぁ」
その男は勝ち誇った笑みを浮かべる。
「誰だぁ?お前」
三浦署長の権田だ。
「元、だろう、おっさん」
僕は挑発した。
権田と名乗る男はピクっと眉を上げる。
「クソ小僧め、この署長自ら精神の指導をしてくれるわ」
そいつが狙いを定めようとした瞬間、僕は射撃線を外し署長へ猛ダッシュした。
一堂さんが教えてくれた銃に勝つ特訓の成果だ。
権田は慌てて銃を握りなおす。親指で拳銃のハンマーを後ろに倒し、狙いを定めようとした。
だがもう遅い。
僕は彼の目の前に到達していた。
そのまま下段に構えた警棒を上方に打ち上げる。拳銃を持つ両手を叩く。
引き金を引く間も無くリボルバーは空中を飛んだ。
僕は勝ち上げた警棒を今度は袈裟懸けに振り下ろす。
権田の鎖骨から割り箸を割るような音がした。次の瞬間、肩を押さえて権田は床をのたうち回っていた。
僕は、一歩踏み込む。脳天にとどめだ。
「待って」
その瞬間、美咲が割って入った。
「隼人、もう十分よ」
僕の中の凶暴な狼は姫の一言で行き場を失った、僕はハッと目覚めた。
そうだ、拳銃を確保しないとまずい。
打ち飛ばしたリボルバーは部屋の壁に当たって落ちている。僕は銃を拾い上げた。なんだかすごく疲労感がある。
そこで気がついた。なんと、姫の一言は僕の戦闘モードを解除してしまっている!
誰も動かない。
沈黙の中で、美咲が一歩前に出た。冷く響く声で、はっきりと告げる。
「あなたたちは、もう“秩序”ではない。この街の人たちにとっては、ただの暴力になっています。でも、心からそうでないってことを私は知っています。だから、あなたたちはその制服を捨ててない!」
彼女がさらに一歩前にでる。
「家族、大切な人、あなたたちの誇り。ここはそれを回復する場です。二度とこの避難所に暴力で関わらないこと。それはあなたの本心ではない。そして、協力してください。それを、今ここで誓ってください」
重い沈黙。
やがて、一人が膝をついた。
続いて、もう一人。
次々に、頭を下げていく。
何度見てもすげぇ、カリスマ姫だ。
元所長の権田も肩を押さえながら立ち上がった。
「お嬢さん、大したもんだ。俺も目が覚めた気がする。あんたみたいな人がもう少し早く現れてくればよかったよ……。いいか、これからあんたたちは出会うだろう、『将軍』には用心しろよ」
彼らが去った後、僕たちは最後の設定を完了させた。避難所のリーダーたちに扱いを引き継いだ。
ふと、僕は視線を感じた。
彼女が僕を見ていた。その瞳には、怒りでも悲しみでもなく、何かもっと深い光が宿っていた。
「あなたが戦ってくれて、よかった」
「いや……戦うしかなかった。それだけだよ」
「それでも。私は……」
言葉が続かなかった。
風が吹き抜け、海の匂いがふたりの間を割っていった。
夜。テントの外で、波音を聞きながら、僕は一人で特殊警棒を拭いていた。
金属の刀身に当たる部分が黒く汚れている。おそらく、乾いた血なのか。
美咲が静かに隣に座る。彼女の温かい体温を感じる。
「金窪流って、昔の忍者と関係あるんでしょ?」
「ま、そういう噂もある。が、むしろ、暗殺術だね」
「暗殺術?」
「人を殺すためだけに鍛え上げられた手法だよ」
「……」
「時代と共に、武道はスポーツに代わってきただろ。そんな中で、未だに命を取ることにこだわるおぞましい流派なんだよ。だから門外不出、知られない絶滅危惧種なんだよ」
「そんな、でも、あたしたちは、そのおかげでみんなが、助かったのよ」
「ああ、不幸なことにこんな時代になっちまったからなあ」
「うん、でも、その暗殺術も、未来を作ることに役立つのよ」
「そうだといいんだけどね」
「そうよ」
「そういえば、親父も言ってたよ。僕の弱点は実践経験のなさだ。それは弱さでもあるし、ある意味、手加減ができないってことでもあるんだろうね」
僕は、今日の篠原との戦いを思い出していた。
やつがどうなったかは知らない。だが、あの感触、もう、武芸かとして以前の生活には戻れないだろう。下手すりゃ死んだかもしれない。そう、こんな小僧が大人の人生を変えたのだ。
「あなたは、リーダーに避難所、そして子供たちを守ってきた。彼らのために力を尽くしたのよ。何も、悔いる必要はない」
美咲が、すごいことを言い出す。でも、その言葉、僕の体に吸い込まれてゆく。
「そうだな。なら救われるかもしれないね」
これ、僕の本当の仮面の下から出てきた言葉だったよ。
「もし、あなたが間違った道を歩むなら、今日みたいに、あたしがあなたを止める」
僕は驚いて美咲を見返す。
「安心しなさい。私たちはこの輪を広げてゆくのよ」
彼女、あれ、姫モードだ。
美咲が顔を緩めた。
「北条の血と、忍びの血。鎌倉の残響と、量子のコード」
少し、微笑みながら言う彼女の横顔を見た。
僕は少しだけ、腹の奥の、肝っていうのかな、ずっとしくしく痛んでいた、そこが落ち着いてゆくような気がした。
海の向こうに、月が昇る。三浦の夜が、静かに息をしていた。
これでまた、ひとつの避難所が救われた。だが同時に、僕の中の“戦い”が確実に広がっていくことになるだろう。
この流れは、もう止められない。テリトリーが拡大する。それは復興の拡大でもあり、同時にラスボスを招く火種の拡大でもある。
僕は空を見上げながら、あえて考えるのを止めた。
「さて、次は、どこの避難所だ?」
<エンジェル=ルーズベルトのシステムレポート:三浦地区がシステムに加入完了。現在の接続避難所数は三箇所。量子コインの使用者数は五千人 >