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コメント
5件
めっっちゃ楽しみです!
天寺来たーーーーー!!!! 次回楽しみすぎます!式神の直接的描写があって欲しい
式神組医療棟
あの襲撃を受け唯一の生き残りは、生きているか死んでいるかわからないぐらいの重傷だった。
心臓、肝臓などの急所は刺されなかったものの、出血多量で死ぬかもしれなかった。
島原「B-301号室ここにいる。」
僕らはドアを開け、生き残りがいる病室へと入った。
島原「失礼するね。」
まち「女の子だ…」
病室のベッドには1人の女の子が本を読んでいた。
傷はナイチンゲール使いのお医者さんのお陰で完治していた。
僕は彼女に近づき、名前と式神の名前を言った。
島原「君が安倍晴明使いの天寺美咲(アマデラ ミサキ)?」
僕がそう言うと彼女はこう言った。
天寺「そうですよ。私が天寺美咲です。」
とても丁寧な口調で声が綺麗だった。
天寺「ところで貴方達は誰ですか?」
島原「ごめんなさいこちらが名乗るべきだったね。
僕は島原歩、東京都渋谷区式神組に所属しているよ。僕の式神は天草四郎だよ。」
まち「私まちゃこ、歩と同じところに所属していて、式神は聖オリガ!」
天寺「島原さんとまちゃこさんですね、よろしくお願いします。」
島原「今回、美咲のところに来た理由は…」
天寺「わかっています、私が持っている情報を言えば良いんですよね?」
美咲はこう言うとさっきまでの優しい顔から険しい顔になった。
天寺「私はあの男を許しません、大切な仲間を殺されたのです。」
そこから僕はメモを取りながら、美咲の話を聞いた。
それは9月10日の事。
時刻は午後の7時。
その男はナイフを片手に、単身で侵入してきた。
特徴は目に掛かるくらい長い前髪、墨のように黒い髪色、そして赤い目、顔はイメケンの部類だった。
男は次々とナイフで肝臓や心臓を仲間に刺した。
反撃の時間さえも逃げる時間さえも与えず、次々と…
天寺は物陰に隠れ、攻撃出来る時を待っていた。
そして、その時が来たと思った天寺は式神の力を解放した。