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明海家__


おぉぉ…来てしまった…頑張れ自分


『…お父様、はっきり言わせてもらいます。稲荷翔との婚約を破棄します!』


「…何故だ!儂を騙すような男を選ぶのか…!」


『単刀直入に言わせてもらいましょう。私、中也の方が好きです。というか、許嫁など好きじゃないです。嫌いです。

声も顔も見たくありません。存在を否定してやりたいです。』


「おい…紗雪。言い過ぎじゃ…」


『…失礼しました。そちらの言い分をどうぞ。』


キャラブレ?気にせんといて!


「紗雪ちゃんは…本当にそいつが良いのかい?何処がいいの、そんな奴…。」


『……はぁ”?』


「「!!」」


『何処がいい…?そいつ?舌切るわよ。黙りなさい。中也はあんたと違ってちゃんと私を愛してくれる。

人間としてみてくれる。あんたの楽観的思考にはうんざり。何なら今この場で、お前を殺したっていいんだよ?』


まぁ、殆ど嘘だけど…


「おい..紗雪…。」


ヤッベ…中也引いてるよ

遣りすぎたわ…




___________その後、なんやかんやありまして________________________



祝!婚約破棄!


イエーイ!やっとだ~!!!!


「…先輩、何か良い事ありました?」


『あ、分かる?実はね~、婚約破棄できたのさ!』


「え!?やっとですか!?それで!誰とくっつくんですか!?」


『ん?誰と…くっつく?…….いや~ね。それがさぁ…..』


__


「えぇ!?中原幹部の目の前で公開告白!?凄い度胸ですね。」


『まぁ…あの時はカッとなってたから…ね。きっと、幹部も気にも留めてないからさ。』


「そんな事ないですよ。っていうか、知らないんですか?」


『ん?何が?』


「中原幹部が先輩のことをs((バンッ」


「紗雪!一寸来るのじゃ!」


『え!?はい、今行きます!』


「……早く付き合っちゃえばいいのになぁ~。両片思い良いよね…。」


後輩ちゃんもキャラブレ?

むしろ本性じゃね?




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