注意
・微レイオタ
・毒盛られる表現あり
・過去捏造
それでもいい方は↓
⏳目線
コンコン
扉が叩かれる音がする
「どうぞ」
扉が開いて入ってきたのは私の部下だった
「オーター様、最近仕事続きで疲れたでしょう。ほんの少しの気持ちですが、受け取ってください」
そう言われ渡されたのは手より大きい袋だった
「…有難く受け取ろう」
「ありがとうございます。失礼します」
少し口角が上がったのは気のせいだろうか 部下が出たのを見計らって中を見てみる
「ケーキ…?」
幼い頃、ワースと一緒に食べた記憶が蘇る
「休憩がてら食べるか」
そう思いケーキを食べる準備をしようとした時
コンコン
「どうぞ」
「失礼します。オーターさん、書類が…」
入ってきたのはレインだった。言葉が止まるその視線にあったのは貰った袋だった
「書類は私の机に置いててくれ。レインも食べるか?」
「…頂きます」
断られると思っていたが予想外の言葉に驚く 何故か少し胸騒ぎがありながら準備を進めた
「いただきます」
「待て、私から頂こう」
「…なぜですか」
何故か、私にもよくわからない。だが
「…いただきます」
よくわからない胸騒ぎがするんだ。レインから食べちゃいけないと
「………ぁっ?」
ゴトッ
「オーターさん!?」
倒れかける私を即座に支えるレイン。何があった。体が痛い。喉が────
「うっ」
ボトボト
「ちょ、大丈夫ですか!?」
血を吐いた。
返事してくださいと聞こえるが声が出せない この感覚を、知っている
「毒…か」
そういうレインに小さく頷く
「…すみませんオーターさん。少し揺れます」
「っえ」
レインが私を姫抱きしながら走る。
「少し我慢しててください…!」
「ふっ、は、ひゅ、」
呼吸が上手にできない。意識が遠のいてく
「オー───ん!──すこし───!!」
嗚呼、声が聞こえない。体がとにかくダルい。毒が体に回り始めたか
他人事のように考えながら私は目を閉じた
続きあります!!!遅くなるかもですが待っててください!!!
コメント
3件
最高最高 いつまでも待ちます!!