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pipipi…
聞き慣れないアラームで目が覚めた
「んぁ…もう朝か…起きなきゃ…( ⌯ ̫⌯) ᐝ」
『ワン!ワン!』
ん?ワン?
うちにいるのはネコ…だよな…?
俺寝ぼけてる??
思い瞼を何とか開ける
知らない天井——
……いや、違う
これ、知ってる!
蓮の部屋…だよな?
とりあえずベッドから起き上がる
ん…目線がいつもと違うような気がする
とりあえず顔でも洗うかと洗面所へ向かった
「……は?」
一瞬、理解が追いつかない
鏡に映っていたのは——
目黒蓮だった
急いで枕元にあったスマホを手に蓮に電話した
「もしもし!蓮?うわ!俺の声だ…じゃなくて、体!俺、連になっちゃったんだけど…蓮は?マジか!俺たち入れ替わってるってことだよね…?」
電話し終わると
足元でモコちゃんがクゥーンと鳴いた
……あ、モコちゃん
一瞬で気が抜ける
「よしよし〜♡ご飯あげないとな〜」
こんな状況なのに、普通に癒されてる自分がいる
思ったより、俺は冷静だった
まぁ、アニメでよくある展開だしな
なぜかその辺の耐性はある
その反面、蓮といえばすごい慌てようで、俺にあれこれ聞いてきた
「インスタに上げるツナシャチの写真撮り忘れないで!蓮のセンスに任せるから!送ってくれたら俺文字入れるからさ」
とりあえず朝やらなきゃならないことは一通り説明して、電話を切った
ベッドに倒れ込むと、ふわっと匂いがした。
「……蓮の匂いだ」
思わず深く息を吸う
近くにいるみたいで——
少しだけ、心臓が跳ねた
…俺たちどうなっちゃうんだろと少しだけ不安が押し寄せてきたが、そんなことより今日の仕事の方が心配だった
俺は目黒蓮
俺は目黒蓮
そう言い聞かせる
……大丈夫
蓮のことはずっと見てきた
きっと、俺ならやれる
そう自分に言い聞かせて、
スタジオへ向かった
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