テラーノベル
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俺は中学の頃からヤンチャしてた。
学校がつまんなくてよく外でサボってた。
そんな事をしていたら勿論そういう系の奴らとしか繋がらない。
俺はもしかしたらその頃からまともな奴なんか一人も居ない世界に溺れていったのかもな。
一応進学はして高校には行った。
それでもやっぱり面白くは無かった。
つるむ奴らもそれほどメンツは変わらなかった。
そんな時、俺は出会ったんだ_
_高校に入って間もない頃
「 目黒、今日先輩来るらしいぞ。 」
mg「 先輩 ? 」
「 俺が中学からお世話になってる3年の先輩たち 」
mg「 へぇ .. 」
「 お前、愛想良くしとけよ? 」
「 その先輩たち、すぐ手出してくるからな 」
mg「 ふーん 、 」
正直興味無かった。
周りの奴らは神様かの様に先輩を大事にしてたけど、
俺はどうでもよかった。
別に尖ってなんかいたわけじゃない。
ただ周りの奴らと違っただけ。
場所は校舎の裏。
何時も俺らが集まってる場所。
俺らは何時もみたいに授業中抜け出して話してた。
すると急に5、6人の軍が来た。
皆似たような格好をしていて、
首に金属の格子状のネックレス、上は中に白Tを着て革ジャン。
下は少し穴の空いたピチピチのダメージジーンズ。
如何にもヤンチャを表しているかの様な格好だった。
「 先輩!! お疲れ様です! 」
「 おう、◯◯ 」
「 元気にしてるか 」
「 はい! めっちゃ元気っす!! 」
「 こいつらはお前のつるんでる奴らか? 」
「 ✕✕先輩!! お話には聞いてました 」
「 ✕✕先輩!! 俺△△っていいます!!! 」
なんて自己紹介なんかして先輩達と話してる俺のダチ。
ほんと舎弟みたいで情けねぇ。
ぺこぺこしちゃって。
「 ちょっとだけここでタバコ吸ってくわ 」
「 その後俺らーーー行くけどお前らついてくる? 」
「 はい!! 行きます!! 」
先輩達がしゃがみ込み其々煙草を出して火を付ける。
その時俺の隣に一人の先輩が来た。
?「 御前 、名前 何て言うの 。 」
?「 何も 喋って無かったけど 。」
その先輩はポケットから煙草の箱を出し、
煙草を1本取り出すとライターで火を付けた。
その煙草を指で挟み口に含んで煙を出す。
その行為に俺は見惚れてしまった。
先輩の煙草を吸う動作が..只々美しかった。
mg「 俺 … すか 、 」
?「 御前 しかいねぇじゃん 、笑 」
少し笑い再び煙草を吸う。
ずっと見ていられる位とても格好良くもあった。
mg「 俺 .. 目黒蓮 す 。 」
?「 目黒蓮 … かっけぇ名前じゃん 、 」
mg「 先輩は .. 何て 言うんすか 。 」
気付いたら口から零れ落ちてた言葉。
初めて此の先輩の傍に居たいと思った。
wt「 渡辺翔太 。 」
mg「 先輩も かっけぇじゃないすか 、 」
wt「 … 御前 、 」
wt「 先輩 持ち上げんの上手いな ? 笑 」
そう笑って俺を見てくれる。
その笑顔は可愛かった。
wt「 気に入った 、 」
wt「 御前 ずっと俺についてこいよ 。 」
wt「 一生 可愛がってあげる 。 」
俺はその言葉が嬉しくて、
まんまと渡辺先輩についていく覚悟を決めた。
mg「 マジ すか 、 」
mg「 やった 」
wt「 御前 可愛い奴だな ーー 」
なんて言って頭を撫でてくれた。
渡辺先輩は満面の笑みだった。
wt「 御前 さっきから何 、 」
wt「 ずっと俺の莨吸う所 見て 。 」
mg 「 ぁ .. ぃや 、っ 、 」
俺の熱烈な視線がバレたのか声を掛けられる。
wt「 何 、莨要んの ? 」
mg「 え 、いや .. っ 、 」
渡辺先輩に煙草を1本差し出される。
俺の周りに吸ってる奴らは居たけど、
俺は吸った経験が無かった。
怖かったし、特に吸うのが格好良いとも思って無かったから。
wt「 吸わねーのか 、 」
wt「 … タバコデビュー しろよ 、笑 」
渡辺先輩がそう囁いてくる。
なんとなく渡辺先輩が勧めてくれたら吸える気がした。
いや、吸おうと思った。
mg「 じゃ 、じゃあ 、 」
俺は煙草を1本受け取った。
そして渡辺先輩にライターで煙草の先端に火を付けて貰う。
俺は煙草を口に咥え今迄見てきた様に吸ってふぅーっと煙を吐く。
案の定美味しくなんか無いし、
寧ろ器官か何処かに入って思いっきり咳き込む。
mg「 ぉ”え” ッッ げほ 、げほっげほっっ”” 」
wt「 あはははは 笑笑笑笑 」
渡辺先輩が大声で笑う。
何時もの俺なら腹が立ってるかもしれない。
でも今の俺は何処か可笑しくて、
渡辺先輩の笑い声も何故か許せた。
wt「 最初は誰だって咳き込むもんな ー 笑 」
wt「 懐かし 、俺もめっちゃごほごほしてた 」
mg「 … 何が美味しいんすか 、此れ 」
つい口が滑ってしまった。
それでも笑い続ける渡辺先輩。
げらげらと笑う先輩も愛おしかった。
wt「 あはは 笑笑 」
wt「 その内 吸い続けたら美味くなるんだよ 」
そう言って俺に見せつけるかの様に煙草を吸う先輩。
何処か可愛らしい。
その後も俺は1本をなんとか吸い続けた。
とんでもなく不味かったし何回も咳き込んだけど、
渡辺先輩が隣に居るとなんだか苦では無かった。
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コメント
2件
待ってめっちゃ好き。めめなべらぶ。次も楽しみに待ってます💖()
えあの!!最高です!! 続き待ってます!!!!