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はいどうも莉月です!!
今回はなんかバトエンみたいなということで、兄弟パロ書きました(?)
それでは、話すことも特にないんでどうぞ(^ω^)_凵
兄弟パロです
一応青黒しか出てきません
年齢操作有(🎲6人兄弟)
青:16
黒:19
Rなし
タヒネタ
地雷の方🔙
パクリ❌
アンチ❌
長男である悠佑は、4人の弟たちの面倒を見ることに忙殺されていた。父は早くに亡くなり、母は仕事で朝から晩まで家を空ける。家の中で唯一の「大人」として、彼は日々弟たちを世話していた。
そんな悠佑のすぐ下の弟、次男のIfは、いつも彼を見ていた。
「あにき、今日こそ一緒にゲームしようや?」
『ごめんな、今は無理やねん。りうらの宿題教えに行かなあかんねん』
悠佑は幼い弟たちの世話に追われ、Ifと向き合う時間はほとんどなかった。
「んじゃあにき、明日こそは――」
『ああ、また今度な』
そう言われ続けて、どれだけ経っただろう。
Ifは気づいていた。4人の弟たちが泣けば、兄はすぐに駆けつける。でも、自分がどれだけ呼びかけても、兄は振り向いてくれない。
ある日、Ifは悠佑に「ずっと俺のことを見てほしい」と言った。
『まろ、それは無理や。お前はもう大きいいし、兄ちゃんなんやから我慢しろ』
その瞬間、Ifの中で何かがぷつりと切れた。
翌朝、家の中に響いたのは、長男の悲鳴だった。
弟のうちの1人が布団の中で冷たくなっていたのだ。
警察が来て、家族は取り調べを受けた。しかし、犯人は見つからなかった。
それでも悠佑にはわかっていた。Ifの瞳に浮かんだ歪な笑みが、全てを物語っていた。
「これで、俺のことを見てくれる?」
その日から、悠佑はIfの言葉に応じざるを得なくなった。
「ねえあにき、次は誰がええ?」
悠佑は初めて、Ifを正面から見つめた。
そして、自分がずっと間違っていたことを悟った。
Ifが欲しかったのは、こんな形で得られる愛ではなかったはずだ。
だが、もう手遅れだった。
やがて、家の中に残ったのは、悠佑とIfの2人だけになった。
Ifは笑った。
「これで、ずっと一緒だね♡」
Ifは不敵な笑みを浮かべ、 悠佑は静かに頷いた。
彼の手には包丁が握られていた。
(……ああ、ずっとな)
やがて、夜の闇に沈む家の中で、最後の悲鳴が響いた。
それは、兄が発したものか、弟が発したものか。
誰にも、わからなかった。
最後に包丁を持って、()の思いをどちらが言っているかで、言葉の意味が変わるようになるように考えたけど、やっぱり難しいな…
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